私はカモメ
私、「おたま」がまだ「コタマ」だったころ、
そう、まだ子どもだったころの、うちらの世代の多くが
初めて覚えたロシア語は
「ヤーチャイカ」ではなかったかと思う。
ロシア語では「Я — Чайка」と書くそうです。
英字だと「Ya chaika」でいいのかな?
「ヤーチャイカ ヤーチャイカ 私はかもめ」
1963年6月16日 女性として初の宇宙飛行士テレシコワさんが宇宙から送って来た言葉だ。
何とロマンティックで詩的で希望にあふれた呼びかけだろう
と、子どもながらに(たぶん、きっと)思ったのだろう。
今でも、忘れずに覚えている。
その後、あれは単なるコールサイン。
「コチラカモメ。こちらカモメ」
カモメというのはテレシコワさんの乗っていた宇宙船の名称。
と知る。けれど
そげな身も蓋もなかこつ、言わんでっちゃよかろうもん。
もはや「かもめ」は
明るく広く未来へと飛び立つ
自由と希望に満ちた
力強く美しい女性の象徴として
アタシの脳内に刷り込まれているんだ。
と、いふことでアタクシの好きな曲は
「わたしはカモメ」/歌・マーサ三宅
ストレッチ教室の1月のリクエスト曲として持っていきました。
先生(男性・アラフィフ)が痛く感激なさって
「私は、もう少しでこの曲を知らないままに死ぬところだった。おたまさんと知り合わなければこの曲に出会う事もなかったんだ!」と半泣き(ほんまですって!)
間奏のヴァイオリンの音色に泣き崩れておられるそうです。
(ココログはJASRACと利用許諾契約をしていない。とのことですので、歌詞を削除しました)
この曲がJASARACの管理曲かどうか知らないんだけどね。
アメブロ・Seesaa・楽天・ライブドア・・他、契約締結されているブログサービスもたくさんあります。
ココログ!頑張ってね。
自由に羽ばたいていた私(かもめ)が、あるとき、つばさを休めたいと思う
人生なんてそんなもの。
孤独を愛した私がやさしい人と海の夜明けを目指して進みたいと思う
そ~~んなお年頃の奥様!
浮力では補えない重量でも大丈夫よ。飛べますわきっと。
一緒に飛んでくれる愛しいひとに心当たりがなくても大丈夫。
奥様の胸をズキュンと撃ち抜く素敵な歌です。
聴いて下さい。
といふことで、ワタクシのおすすめの一曲でした。
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コメント
おたまさん、今晩は。
私も初めて聴きました。「わたしはカモメ」
マーサ三宅さんの声が素敵です。シャンソンなのですか?歌謡曲?
テレビでいい歌だと思えばテレビ局に聞いたものです、今みたいにネットがない頃です。アンテナを張っていればまたこうやって新しいお歌に出会えました。ありがとうございます。
近所の公園の大池にユリカモメがたくさん飛んできていて圧巻です。
近々清荒神さんにお参りに行こうかと思っていましたが、春まで待とうかと考えなおしました。帰りは歩いて宝塚まで降りるんですよUGGのブーツ履いてるのに。
投稿: るる | 2022年1月29日 (土) 18時19分
アラフィフの先生と同じく私も知らずに死ぬところでした、とても素敵な曲をありがとう!
マーサ三宅さん何て懐かしい方でしょう、こういう大人の歌がめっきり減りましたね、今は何を言ってるのかさっぱり理解できないし音程も???な物が多く聞いてて体がムズムズ…違う?乾燥肌の所為?かも。
投稿: パコ | 2022年1月29日 (土) 22時38分
私も初めて聴きました。
心にしみる歌詞と歌声。
おたまさん、教えてくれてありがとう!
マーサ三宅さんて大橋巨泉さんの元奥さんですよね。
ついでにシャンソンの金子由香里の「再会」「星降る径」も聴いています。
こんな大人の歌があること、すっかり忘れていました💦
投稿: anemone | 2022年1月30日 (日) 09時51分
★るるさんへ
UGGのブーツがわからないのでぐぐりましたよ( ´∀` )バックスキンの短靴^^ヨメもよく似たの持っています。まがい品だと思うけど。かわいそ・・買ってあげ・・・ないけどね。
荒神さんは先週が縁日でたまたま出会った友人が「明日いくねん」と言っていました。ここらの主婦(おばあさん)はマメにいきますね。
折角いらっしゃるなら、27・28のご縁日にどうぞ。雰囲気があっていいですよ。3月15日ごろには涅槃図を見せていただけます。
コロナの状況下ですがおまつりはされるとおもいます(しらんけど)
マーサ三宅さんはジャズシンガーです。声が素敵ですね。大橋巨泉さんの前の奥様でした。巨泉さんはその後浅野寿々子ちゃんと結婚されます。寿々子ちゃん(のちに順子と改名)は「りぼん」の表紙だったのよ。内藤洋子ちゃんに替わるまで。
わっかるかな~。
★パコちゃんへ
「私はカモメ」聴いていただいて有難うございます。マーサ三宅さんって、私が子どものころ、すでに「大人」でした。
昔は(今もそうだけど)正統派のジャズに進んだ人は商業ベースに乗りにくかったのでしょうか。実力のある方でしたね。
先日新聞の投書欄で、85歳の男性が今の若い人の歌は言葉数は多いけれど若者の悲しみが伝わってこないと言っておられました。
確かに今の歌って「饒舌」ですね。
言葉だけがカラカラ回っている。言葉が多いほど虚ろ・・ってアタシが年寄りだから聞き取れない?うん。それもある。
「ハル コウロウノ ハナノエン」だけで
イメージできちゃうのにね。
投稿: おたま | 2022年1月30日 (日) 09時56分
★anemomeさんへ
良い曲でしょ^^
anemoneさんのコメントと私のコメ返が同時だったようで・・・
そうです。巨泉さんの前妻さんですね。
ずいぶん前ですが娘さんの大橋美加(漢字?)さんのFM番組をよく聴いていました。ジャズを歌っておられるようです。
金子由香里さんは癖が強い( ̄∇ ̄;)ので食わず嫌いだったのですが、お薦めの曲聞いてみますね。だっておとなだもん!!あたし。聴かずに死んではもったいないですものね^^。
投稿: おたま | 2022年1月30日 (日) 19時55分