« 2017年2月 | トップページ | 2017年4月 »

2017年3月

2017年3月30日 (木)

三月三日ひな祭り



知人の家のリビングに立派な一対のお雛様が飾ってあった。

これ。私のお雛様なのよ。がん保険で買ったの

彼女は五年前に乳がんの手術をした。
自分の為に買ったお雛様はどんなに彼女を慰め励ましてくれただろう。

本日、旧暦三月(やよい)三日は雛の節句。上巳である。

Img_0052

明治から大正・昭和の初めにかけて財を成した人のお屋敷が隣町にある。
もうひとり、同時代の別の方の洋館をこちらに移築し、併せて「郷土館」になっている。
ドラマの撮影などによく使われるらしい。

今月の吟行嘱目はこちらで雛飾りを見せていただくことであった。

Img_0077Img_0078


駅から郷土館までの道をゆっくり歩く。幹線道路から一本入っただけで嘘のような静けさだ。
小さな橋を渡る。猫柳とお地蔵さん。決まり過ぎて俳句ができない。

 「洗い張り湯のしできます」桃の花  おたま

京染めと書かれたのれんが出してあった。

Img_0082

女の子の幸せを祈って行う桃の節句。元は水辺の禊が曲水の宴になりその後、人形(ひとがた)に自分の穢れを移し水に流す「祓い」になったそうだ。

Img_0056

この子があの子であの子がこの子。

Img_0069


大正の玻璃の歪みし雛祭 おたま

人の形を真似てつくった玩具
私の人形・・・欲しいかも・・

/


サイドバーのバックナンバーをクリックすると全記事がご覧になれます。
2009/9~2013/8 の記事はコチラです⇒http://nurebumi.cocolog-nifty.


| | | コメント (4)

2017年3月28日 (火)

夢がいっぱいヨカちゃんの未来



相変わらず、おかわゆらしすぎるヨカちゃん。

Dsc07902_2

ほっといてくれますか。
女の子です!

・・・・・・・・・・・・・

将来は
ミスキャンパスに優勝(からの)女子アナ(からの)大リーガーの夫と渡米。
あ。プロポーズはシンデレラ城の前でしていただくはず。

もしくは
CAとして乗務(からの)機内でハリウッドスターから渡されたコースターの裏を見ますればwould you marry me ?と書かれていた(からの)一年の大半はモナコ暮し。

あれ?どちらにしても海外にいくのね。寂しくなるわ・・

でもねヨカちゃん。
美貌を武器に勝負を賭けるという選択には貴女の父の母としてはあきらめ賛成できません。
↑これが女の子の勝ちパターンって思ってはいけませんよ。
王子様任せの幸せなんて貴女も望まないでしょ?

ご自分で切り開くのよ。
世界中を駆け巡って金メダルの3個か4個とっていらっしゃい!
人類最強の女・・それもいいわね。

ねえ。ヨカちゃん。
タカラジェンヌはどう?

家からも近いし・・・

貴女のママね。「家から近いだけでははいれません!」なんて言うのよ。
「立体的なお顔立ちの中に一人、のっぺりしたのが入るのは不憫だ」なんて言うのよ。
ひどいわね。其の内お鼻も高くなるし、髪の毛だってふさふさになるわよね~~っだ。

Img_0030
貴女ね。
私の顔見りゃプルプル震えて泣くけど

それってどういうこと?

Img_0020

ママだと嬉しそうね
言っときますけど貴女の将来に期待しているのはママより
ア・タ・シ。

バブバブ 大きなお世話だ~ (by ヨカ)


サイドバーのバックナンバーをクリックすると全記事がご覧になれます。
2009/9~2013/8 の記事はコチラです⇒http://nurebumi.cocolog-nifty.


| | | コメント (2)

2017年3月27日 (月)

太鼓にまつわるなにやかや



まだ、太鼓を引きずっているんですけどね。

別に太鼓が好きなわけではないんです。
(「ブリキの太鼓」っていい映画がありましたね。関係ないけど。)
つーか。おへその辺りがくすぐったい(早い話。藁蹴る)和太鼓コンサート。

なんで「ふんどし」やねんって思ふ。
博多ではふんどしの事を「へこ」っていうのですよ。
「青竹割ってへこばかく」かくとは締めるということです。
青竹のふんどしってごわついてるやろな。
博多の男はそれが出来るってことです。イェイ
別に無理しなくてもエエのよ。へこが晒し木綿でも貴方の値打ちは下がりません。

今回、太鼓のコンサートに誘ってもらって色んなことを知りました。
あれって、映画「無法松の一生」がヒントになってるんですって!
「あれ」というのは

  後ろ向きに(背中を見せて)太鼓をたたくスタイル。

何で、客に尻むけるねん!と思っていましたわ。
そういふ事らしいです。

阪妻です。男純情です。小倉生まれで玄海育ちです。
美しき未亡人。荒くれ男が嫌いでは御座いませんわ・・
遠慮なさらないで・・・
(おたまちゃん。妄想が暴走ちう)

実はエミリーはアタクシの誕生日プレゼントにチケットを取ってくれていたようなのです。
コンサートが数か月先という事を考えずにね。
間が抜けるとはこういう事だわね。アタシとっくに強制的に鰻丼をご馳走させた後です。
だからチケット代はお支払いしました(以上。内部事情)

で。なぜ「太鼓」だったのかといいますと
話せば長いのでザックリ申しますと

Dsc03722

一年前、東京で太鼓にやられましたの

う~ん。何と言えばよいのでしょう。不思議体験
(やっぱりまたの機会。時間のある時にします)
ごめんなさいねもったいぶってるようで・・ちょっと説明しにくい。
そんな話をエミリーにしたので・・太鼓の機会をという事だったのだとおもいます。

太鼓にやられてむっさ元気になって東京から帰ってきました。
あれから一年です。早いわねえ・・。

一年前の東京行きの時の俳句。

 

のぞみ号鞄の中に青林檎

病室の窓に手を振る樟若葉

青葉雨ベイブリッジに灯の殖えし

 

 


サイドバーのバックナンバーをクリックすると全記事がご覧になれます。
2009/9~2013/8 の記事はコチラです⇒http://nurebumi.cocolog-nifty.


 

| | | コメント (0)

2017年3月24日 (金)

和太鼓が始まらない



関西では「おでん」の事を「カントダキ(関東炊き)」っていいます。
どうしてでしょうね。
その事は今日の話の本筋ではないのでちょっと横に置きます

そう言えばジェスチャーで柳家金語楼さんが「ちょっと横に置いといて・・」ってやってましたね。
それも本筋ではないので横に置きます

Img_0051
大阪で有名なカントダキの店と言えば何といっても「たこ梅」
創業170年の日本で一番古い「おでん屋」です。

あまりに古い話なので記憶がおぼろなのですが
梅田の阪急東通り商店街の出口付近。うめだ花月の近くに「たこ梅」ビルってありませんでしたか?
今、パソコンで調べても「無い」んですよね。
ご存じの方は教えてね。

Dsc05293_2

まだ、
結婚前のひっちゃん&おたまが、このたこ梅ビルの上の階にあった中華料理屋さんに入ったときのことです。
だから今日の話はたこ梅でもおでんでもありません

食事時ではなかったのか、中は空いていました。
背の高い細身のウエイターさんが水を運んできて注文をききました。
料理が来る前にもう一度お水をもってきてくれました。
何となく視線を感じてそちらを見ると。ウェイターさんはおたまをじっと見ていました。「じっと」です。
料理がきて楽しく食べ始めました。
ウェイターさんがまたお水を持って来てくれました。
そして。
ひっちゃんの前に水を置くときちょっと体を寄せるようにしてこういったのです。
「ゆっくりしていってくださいね」って。
ふつう。そんなこと言います?

そして、おたまへは、お水のグラスを乱暴に置きました。

けったいな人やなあ・・

ウェイターさんは厨房の前に立ち、やっぱりおたまを見ていました。明らかに睨みつけています。
「あの人ずっと睨んではる・・」とひっちゃんに言いました。
ひっちゃんがそちらを見ると彼は満面の笑みを浮かべました。

レジで精算をする時、責任者のような人が出て来て「すみません。も~~」といいました。

Dsc03904

独身時代のひっちゃんは東映任侠映画が好きでかつて梅新にあった梅田東映のオールナイトに通い詰めていました(あほやがな)
映画館の暗がりで知らんおっちゃんからよく手を握られたと「嬉しそうに」話をしてくれたことがあります。
そっち系の方に気に入られるタイプだったのかもしれません。

ホモセクシュアルが今ほど市民権を得ていない時代のはなしです。
「そういうタイプと結婚しようとしているあたしってどんな嗜好なんだろ」とチラッと思ったことはあります。

以上だらだらと書きましたが、これは今日お話ししたかったことの本筋からはずれています

130308_039

本筋というのは「和太鼓」です。
エミリーに誘われて「和太鼓」のコンサートに行ってきました。
長くなったので内容は端折りますが(はしょるんかい!)

ただ、「ホモのひとが好きそうやね」と独り言だったのに地獄耳のエミリーは聞き逃さず。
「お客さんがみんなそう思えてくるやん」といいました。

すみません。ごめんなさい。
おたまもエミリーも性的マイノリティーに対してなんら偏見を持つものではないことをここに記しておきます。

あ。和太鼓の演奏。それは素晴らしかったです。
和太鼓を聞きながら観ながら遠い昔の事を思い出してしまいました。


サイドバーのバックナンバーをクリックすると全記事がご覧になれます。
2009/9~2013/8 の記事はコチラです⇒http://nurebumi.cocolog-nifty.


| | | コメント (9)

2017年3月23日 (木)

闌(た)ける



私は誰?
Img_0045

こんなお花ご覧になったことありますか?
オランダの天才園芸家。ヨリック・バルケネンデが1998年に発表した、まぼろしの品種ですのよ。

な~~んて。真っ赤なウソだっぴょん
ヨリックなんたら・・なんて人いませんから!

Img_0050
俳句に「茎立」(くくたち)という季語があります。

「薹(とう)が立つ」といえば、わが身を鑑みてすぐにお分かりになりますわよね。奥様。
大根・白菜・キャベツ・蕪・・早くお料理しないと台所の隅で茎がピューっと立ってきます。
それですわ(キッパリ!)
水分が減ってきてパッサパサ。味も落ちます。
奥様の事ではありません。お野菜のはなしです。

Img_0047(今日のお花)

スナップ/おしゃべり

ラナンキュラス/名誉

スターチス/上品

ロベヤシ

先々週のお花も少し残っています。

一枚目の写真は
ラナンキュラスでした!
これも「茎立」っていうのかしら・・・・

薹が立っているのは「あるじ」だけでいいのにね。

    「茎立や女所帯の垣深く」 おたま

これは去年の今頃の句。自分では気に入っている。
朽ちていく感じがね。自虐?

闌けるとは たけなわ。長じて優れたものになる。今が見ごろ!
ラナンキュラスみたいに、「あなたどなた?」って全く別物になるのも悪くないわね。


サイドバーのバックナンバーをクリックすると全記事がご覧になれます。
2009/9~2013/8 の記事はコチラです⇒http://nurebumi.cocolog-nifty.


| | | コメント (1)

2017年3月22日 (水)

心に残る。引っかかる。



何かと外出が多く少々お疲れ気味の未亡人です
ごきげんよう。

雨なので駅までバスに乗りました。
テープの案内以外に運転手さんが口元にエグザイルみたいなマイクつけて案内してくださいます。
すっごい早口です。
それが妙に残ります。
あ。「心に残る」じゃなく「引っかかる」ってことです。

バスを降りてもずっと考えていました。
「何がどうなっている早口なのか解明したい」
バス停から駅の改札口まで雨にぬれなくても良いように、なんちゅうか屋根の通路があるんです。
でも斜めにショートカットしたほうが近いので傘を差しました。

それにしても、あの見事な早口
最初の一文字最後の一文字をはぶいているのか?

「ごきま。ごちゅくだ」(動きます。ご注意下さい)
「もなく、〇〇で。すれものなよ、ごちゅくださ」(まもなく○○ですお忘れ物無いようご注意ください)
いや。そうでもないわ。
「ありがした」「あっした」(ありがとうございました)
だものね。
ああ。法則を掴みたい!なんなんだあの早口は・・
明らかに手抜きなのに完璧に伝わるってなんなんだ・・

気が付いたら傘をさしたまま改札口を通過していました。
もう少しでそのまま電車にのるところやったわ。
ははは。はははははは・・・

おたま。おわた。

あ。「おわた」って終わったってことね。

その日はベベちゃんのお供である方の書の展覧会にいきました。
彼女によると「教養ある賢い人」だそうです。
で。AFOな友だちは連れていかれへんからおたまちゃんを誘ったとのこと。
ありがしたっ!  あたしでよかと?

Img_0127Img_0124

↑「お友達」ってワタクシの事なんですよ
お昼ごはんをギャラリーの近くの「今井」でご馳走して下さるとの事。
お店の方と懇意にされているようです。
席を予約して下さっていました。

いやあ。久々に素敵な男性にお目に掛かりましたわ。
ご馳走していただいたから言うのじゃないですよ

84歳。上品でユーモアがあってダンディ。
話題が豊富で楽しい。
(つい、取材したくなって・・)
「書の醍醐味とは?」なんておたずねしましたら。
「苦しみばかりですよ。道の途中です」
といわれました。

も~~~。エミリー(一年前からお習字を習い始めた)に聞かせてやりたいわ!
あの人ね、先日会ったとき「このハネを手にしましたね。って褒められてん!」と調子こいてましたわ。貴女の辞書には「謙虚」の二文字は無いのか!
書道80年近いお方が道に終わり無しとおっしゃってるのだ。
控えおろう!エミリー。

さり気ない中にも色々沁みるお話を聞かせてもらいました。
「心に引っかかる」じゃなくて「残る」お出会いでした。
紳士とお別れののち
A

ベベちゃんが
「おたまちゃん。遠いところまで足を運ばせてゴメンネ」と言って
懐かしの「アラビア」でコーヒーをご馳走してくれました。
ううん。こちらこそ書道展で眼福。
素敵な話を聞かせてもらって、ご馳走になって・・
そうそうおみやげまで持たせていただいたのでした。

雨の一日でした。
アタシ。たぶん今日の事ずっと覚えていると思います。
バスの運転手さんとセットで・・・。


サイドバーのバックナンバーをクリックすると全記事がご覧になれます。
2009/9~2013/8 の記事はコチラです⇒http://nurebumi.cocolog-nifty.


| | | コメント (1)

2017年3月15日 (水)

感動の春ねえ・・



俳句ができないのでダラダラとブログ書いています。は~っ。

    大木の下に老人日脚伸ぶ おたま

梅林の中に場違いと思うような大木が一本ありました。
つーか。この木しかなかった公園に梅林をつくったのです。

名前も知らない木。木の下のベンチに一人の人物。
素敵な「絵」になっている。

この老人はもしかしたら私自身かもしれない。
遅々としてはいるがそれでも確実に伸びる日脚。
ある日ふと「日が長くなった」と感じる・・。
日脚伸ぶは冬の季語。

私ね、最近自分で自分の事を「老人」って思う事に何の抵抗もないんです。
でも、人に言われるとムッとするのよね。
なんでやろ・・・

M

年を取ったらなんにでも感動しますね。

藪の中にぽっちりと咲く寒椿・・。

小さな子が手をつないで歩いているのを見ては滂沱ですわ。

目と目があったのでニッコリ笑ったら
           ・・・・・・・・猛ダッシュされた。

あたしの微笑み。そんなに怖い?

まあ。よろしいやん。
勝手に感動してるんやから・・・

レジのお姉さんがお釣りを渡す時そっと片方の手を添えてくれる。
あたしが小銭をこぼすとおもってはるねんね
ううん。ぜんぜん「ムッ」となんかしないよ。
その心遣いに感動!

更に

化粧品売り場でアンチエイジングの美容クリームをすすめられる。
たとえまじまじと顔を観察されたあとに勧められたとしても。
気を悪くなんかしていないよ
私の事を思って勧めてはるんやもん。
誰が見ず知らずのおばちゃんのこと考えてくれますか?
有難い話です

  は~~~あっ 

俳句ってね。「感動を詠みなさい」っていわれるのよ。

どこに感動などありましょう。
右を向いても左を見ても真っ暗闇だわ。
傷つきやすい小鳥のような♡ハートずたぼろ。
(やっぱり傷ついてるんや・・アンチエイジング)

ささ。今からギンコーに行ってきます。
頭にパンスト被って・・・

  ・・・ って誰が旧式の強盗やねん!

吟行ですがな。吟行。
感動の春を探しにね。
いってきまあす。


サイドバーのバックナンバーをクリックすると全記事がご覧になれます。
2009/9~2013/8 の記事はコチラです⇒http://nurebumi.cocolog-nifty.


| | | コメント (6)

2017年3月14日 (火)

貴方の勘違いです。



今日のお花
Img_0016

/あなたに夢中

スイトピー/優しい思い出
雪柳/静かな思い

Img_0018_2

もう遠い昔話のような気がしますが・・

グッ坊がインフルエンザに罹りました。
「おたまさんちで ばい菌と戦う」べく
マスクをしてダルマのように上着を着せられ単身で乗り込んできました。
タミフル持参です。

ヨカちゃんに感染しては困ります。
インフルエンザ脳炎にでもなれば大変な事です。
生後5か月というのは感染するかどうか微妙な月齢だそうです。

月齢が天文学的な数の母(姑)おたまなんてインフルエンザにうつろうがどうしようが、そんなことお構いなしなのね。あの夫婦にとって・・



5日ほどナイチンゲールをしました。
熱はすぐに下がったので,ずっと、ご機嫌にしていました。
森友学園のニュースが出るたびに大爆笑。ばか受けです。
自分と同じ幼稚園児の唱和がよほど面白かったようです。
もともとよく笑う子なのですが・・。タミフルのせい?

3月3日はちょうどグッ坊の闘病中で、本当ならヨカちゃんの初節句なのですが、そんなわけでパーチーができませんでした。

ヨカちゃんのお雛様はありません。
要らないそうです。置くところないし・・って両親が言います。
あらま。そうなの・・。

我が家に、古いお雛様があるのですが面倒なので出していません。
写真の「九谷焼のお雛様」はいつも出しているものです。
陶器のお雛様は一年中出しといてもエエんやで。とこれを買った骨董屋のおっちゃんが言うてはりました。

そんなわけで3月3日はヨカちゃん自らがお雛様になって記念撮影をしたそうです。
Img_0040_3

(*^ー゚)bグッジョブ!!
ほんまに髪の毛、はえてくるんやろか・・ヨカちゃん



グッ坊を預かるのは全然かまわないんです。
話せばわかる子なので「お母さんのところに帰りたい」というのをがまんしています。
付き合ってると面白いし、何でも吸収する時期なので、
いろんなことを吹き込んで教えてあげるとすぐに覚えます。
塚本幼稚園かっ!

嫌なのは彼の父親です。
おたま家に帰ってきますねん。
なんで?なして?意味ないじゃん

お蔭でこの人のご飯も作っておかねばなりません。
朝は駅まで送ります。
洗濯機には勝手にワイシャツやら下着やらが放り込まれています。
「洗っとけ!」てか?  じゃかましいわい。

「会社のお仕事、繁忙期でしょ?インフルがうつったら大変。大事な体なんだから・・」とか何とか云って三日目から自分ちに帰宅するようにそそのかしました。

「悪いですねえ・・」

って。全然悪くないですから!

そんなこんなでバタバタした3月の幕開けでしてんよ。


サイドバーのバックナンバーをクリックすると全記事がご覧になれます。
2009/9~2013/8 の記事はコチラです⇒http://nurebumi.cocolog-nifty.


| | | コメント (4)

2017年3月12日 (日)

俳句・啓蟄を過ぎて・・



今月の兼題は「啓蟄」(けいちつ)でした。
すごもりしていた虫たちが地上に出てくる。
大地は春めき万物は閉ざされた世界から解放される。
その明るい喜び。・・・しかし
雪解けの地は緩んでいるし、空気はまだ冷たい。
ああ微妙!

一年をおよそ15日ごとに分けます。
365÷15≒24(大体です)
この15日ごとに替わる季を二十四節気といいます。

「啓蟄」は二十四節気の内の3番目(ちなみに2番目は「雨水」。4番目が「春分」です)
だから一年の内の24分の3(8分の1)が過ぎたという事です。
(注)スタートは旧暦・正月です.

↑15日ごとに替えると言いましたがこの15日を更に三分割。5日ごとに分けた候を七十二候といいます。
啓蟄は毎年3月5日か6日にあたります。七十二候では
3月5日・6日からの5日間を「蟄(すごもり)虫戸を啓(ひら)く」
その次の5日間が「桃始めて咲く」
そして春分までの5日間が「菜の虫蝶となる」です。

ネットで調べればわかることをエラそうに書いてみました


あなた様に判っていただきたいのは
ワタクシ。おたまは五日ごとに季節に追いかけられているということです。
お好きにどうぞ?何と冷たいお言葉・・・

ということで「蟄虫戸を啓く」の句を一気飲み作りで~ぃ
今回は自解(自戒・一人ツッコミともいう)ありです。

啓蟄や硝子囲ひのテイルーム

啓蟄の雨玉石を濡らしけり
(那智黒石やねんけど・・)

啓蟄や足指でするグウチョキパア

啓蟄の乗り継ぎ昇るエスカレーター
(エレベーターの方が字数がいいけど)

啓蟄や向かひ売家の旗立てり
(ほんまですねん)

啓蟄の音はずれたるオルゴール
(自鳴琴じゃカッコつけすぎか)

啓蟄や停学三日目の朝寝
(次男。季重なり)

啓蟄や上手に巻ける玉子焼

啓蟄の土に音なく如雨露の水
(平凡ね。グッ坊のとまり(尿)にしようか

啓蟄や手さげを揺らす着信音
(類想ありそう)

啓蟄に初めての匙みどり児へ
(でた!孫俳句。最初「いとし子」にしてた。やりすぎ?)

啓蟄の指しわになるまで長湯

啓蟄の脛に擦り込むオロナイン

(最後の二句。またまた210円の温泉にまいりますと、合わせてほぼ200歳に近い二人のご婦人たちに「ソレ。何塗ってるのん?」と質問され、「ボデイローションです」と言ったのに、ああ。オロナインね。と納得されたときに出来た句)

は~~~あっ

多捨多作 多作多捨 。捨てちゃえ捨てちゃえどうせ拾った恋なんか・・(きょうびはC・ローズとはクリスマスローズのことらしい。アタシ、コロンビア・ローズかと思ったわ)
って歌っては親に叱られたものだ。

さて・・どれを持って行きましょうか。


サイドバーのバックナンバーをクリックすると全記事がご覧になれます。
2009/9~2013/8 の記事はコチラです⇒http://nurebumi.cocolog-nifty.


| | | コメント (4)

2017年3月11日 (土)

3・11 帰還



 あらためて
震災により亡くなられた方々のご冥福をお祈りします。
そして、被災に遭われた皆様へ心からお見舞い申し上げます。

Nanntei

去年の夏フクシマへ行ってきました。
東京電力福島第一発電所から400mの地点では線量計の針が大きく振れ測定できませんでした。


(聞き書き)
・・・・・・・・・(略)・・・・・・

自主避難者の事何もわかっていない。この人達こそ避難すべきかとどまるべきかの選択を丸投げにされた。
はい。もう帰っていいですよ。といわれても実際のところ生活できないですよ。

・・・・・・・・・(略)・・・・・

美田をつぶして放射能汚染物質の置き場になってる。
見てよ、このシート!
目立たないようにグリーンにしてある。こどもだまし。
お年寄りだけだよ帰るの。墓守にね。
子どものいる若い夫婦なんて絶対帰らない。それは本能だね。 

・・・・・・・・・(略)・・・・・・・ 

放射線量の問題。低線量と言われてもどのような影響が出るか誰もわからない。
商店も戻っていない。医療機関や福祉施設がない。職場がない。
一番は再度の事故発生と廃炉決定していない第2原発の再稼働への不安。

来年の春までに帰れと言われて帰る人がどれだけいるか。
楢葉町は6パーセントを切ってるぞ。

・・・・・・・(略)・・・・

中間貯蔵施設の受け入れを決めた大熊・双葉両町。
引き受けなしゃあない。
それは原発を受け入れた町としての苦渋の決断。
原発を建てたとは・・こういう事なのです。


放射性物質が山と積まれた町に誰が帰ってくる?


あくまでも「中間」。30年のうちに「持ち出す」と国はいっているけどどこに持ち出すんだろうね。
そんなのウソだって県民は思ってるよ。

・・・・・(略)・・・・ 
 

 (2016/夏 おたまのフクシマレポートより)

Photo_3バナーはどちらもNANTEIさんの作品です


サイドバーのバックナンバーをクリックすると全記事がご覧になれます。
2009/9~2013/8 の記事はコチラです⇒http://nurebumi.cocolog-nifty.


| | | コメント (7)

2017年3月 2日 (木)

よかちゃんはどこだ?



Img_0002



コチラの目が慣れてきて

日を追うごとに
おかわゆらしくなる よかちゃん。

相変わらず髪の毛は無いし
お鼻も上を向いているけど・・

あんたが一番 可愛いBaby。

成長曲線の一番上を猛進中のよかちゃん
固太りのヨカ赤ちゃん。

いつも男の子に間違えられるのね。ぷんぷん。

将来はヅカガールだわね。
そ。タカラジェンヌではなくヅカガールね

ああ。のぞみ果て無く
夢はふくらむ・・・

なぜにあたしを凝視⇒ ⇒泣く?
いつもいつも・・
しかもプルプルふるえながら・・

おかげで貴女のお写真・・全部こんな感じ・・。

Dsc07873Dsc07894


Dsc08035まるで虐待してるみたい。

貴女。俳句の素材になりにくいわ
だっていつもいつも・・
泣いてるんだもの。

   「母の胸に泣き止みし子よ梅眞白」 おたま

ほらね。いまいちでしょ?


サイドバーのバックナンバーをクリックすると全記事がご覧になれます。
2009/9~2013/8 の記事はコチラです⇒http://nurebumi.cocolog-nifty.


| | | コメント (4)

« 2017年2月 | トップページ | 2017年4月 »