関西では「おでん」の事を「カントダキ(関東炊き)」っていいます。
どうしてでしょうね。
その事は今日の話の本筋ではないのでちょっと横に置きます。
そう言えばジェスチャーで柳家金語楼さんが「ちょっと横に置いといて・・」ってやってましたね。
それも本筋ではないので横に置きます。
大阪で有名なカントダキの店と言えば何といっても「たこ梅」
創業170年の日本で一番古い「おでん屋」です。
あまりに古い話なので記憶がおぼろなのですが
梅田の阪急東通り商店街の出口付近。うめだ花月の近くに「たこ梅」ビルってありませんでしたか?
今、パソコンで調べても「無い」んですよね。
ご存じの方は教えてね。
まだ、
結婚前のひっちゃん&おたまが、このたこ梅ビルの上の階にあった中華料理屋さんに入ったときのことです。
だから今日の話はたこ梅でもおでんでもありません。
食事時ではなかったのか、中は空いていました。
背の高い細身のウエイターさんが水を運んできて注文をききました。
料理が来る前にもう一度お水をもってきてくれました。
何となく視線を感じてそちらを見ると。ウェイターさんはおたまをじっと見ていました。「じっと」です。
料理がきて楽しく食べ始めました。
ウェイターさんがまたお水を持って来てくれました。
そして。
ひっちゃんの前に水を置くときちょっと体を寄せるようにしてこういったのです。
「ゆっくりしていってくださいね」って。
ふつう。そんなこと言います?
そして、おたまへは、お水のグラスを乱暴に置きました。
けったいな人やなあ・・
ウェイターさんは厨房の前に立ち、やっぱりおたまを見ていました。明らかに睨みつけています。
「あの人ずっと睨んではる・・」とひっちゃんに言いました。
ひっちゃんがそちらを見ると彼は満面の笑みを浮かべました。
レジで精算をする時、責任者のような人が出て来て「すみません。も~~」といいました。
独身時代のひっちゃんは東映任侠映画が好きでかつて梅新にあった梅田東映のオールナイトに通い詰めていました(あほやがな)
映画館の暗がりで知らんおっちゃんからよく手を握られたと「嬉しそうに」話をしてくれたことがあります。
そっち系の方に気に入られるタイプだったのかもしれません。
ホモセクシュアルが今ほど市民権を得ていない時代のはなしです。
「そういうタイプと結婚しようとしているあたしってどんな嗜好なんだろ」とチラッと思ったことはあります。
以上だらだらと書きましたが、これは今日お話ししたかったことの本筋からはずれています。
本筋というのは「和太鼓」です。
エミリーに誘われて「和太鼓」のコンサートに行ってきました。
長くなったので内容は端折りますが(はしょるんかい!)
ただ、「ホモのひとが好きそうやね」と独り言だったのに地獄耳のエミリーは聞き逃さず。
「お客さんがみんなそう思えてくるやん」といいました。
すみません。ごめんなさい。
おたまもエミリーも性的マイノリティーに対してなんら偏見を持つものではないことをここに記しておきます。
あ。和太鼓の演奏。それは素晴らしかったです。
和太鼓を聞きながら観ながら遠い昔の事を思い出してしまいました。
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