イタリアンリヴィエラ⑬世界遺産の漁村
翌朝、食堂へ行くとみんなが心配して声を掛けてくれる。
「大丈夫?」
「うん。大丈夫・・」
その声が中央卸市場でセリの仲買を40年間やってた、おやっさんの声だ。
誰かがホットウォーターにレモンを絞ってハチミツを混ぜたものを作ってくれた。
頑張って食べておかなきゃね。
だってこの日はチンクェテッレに行くのです。
楽しみにしていた列車と船で・・
幸い熱はありません。声がきちゃないだけ・・
一人部屋に替えてもらう事にしました。
相棒に伝染(うつ)してはいけないし、お布団の中で温まると咳が止まらないんです。安眠も妨害しちゃうしね。
チンクェテッレ
トリノ⇒ジェノバからスタートした旅もリヴィエラ海岸を南下し「膝の皿」の辺りにまでやって来ました。
CINQUE(五つの)TERRE(土地)はその名の通り五つのひなびた漁村の総称です。
10世紀ごろ誕生したこの地は1874年には汽車が通っていますが、それ以前は海路しかなくゆえに時間も風景も取り残された村となっていたのでした。
一気に有名になったのはこの20年。世界遺産にも登録され海水浴シーズンには大勢の人でにぎわいます。ビックリするような有名人に出会えるかも(またまた好きやなあ・・)
ハリウッドスターが座っていても絵になる風景ばかりです。
人はチンクェテッレを「時が止まった五つの村」と呼びます。
我々はこのうち
VERNAZZA(ヴェルナッツァ)・MANAROLA(マナローラ)・
RIOMAGGIORE(リオマッジョーレ)
の三つの村を訪ねました。
ほんまにひなびてるサンタマルゲリータリグレ駅から乗車
曇りのち小雨15℃
大阪市営地下鉄の
「ちかんアカン」とどちらが恥ずかしい?「スリに注意!」
自転車も持ち込めます。
写真左端はHちゃん。
去年16歳だったのが今年は17歳になっていた(当然)
台風が接近しているらしく。当初予定していたヴェルナッツァとマナローラ間の船が運休。列車移動となりました。
海上からのチンクェテッレの景色を楽しみにしていたので残念。
ちなみに昨日行ったポルトフィーノへは本日はフェリーが入れないらしい。(ポルトフィーノへは列車でも行けます)
今日でなくてよがった。よがった。
駅舎下の売店。オリジナルのガイドブック【日本語版)が置いてありました
え~ん。元気なんだか。しんどいんだかわからんよ。
帰ってから見るとこの日の写真は少ないのでやっぱりしんどかったんだ~
とは言え、可愛い雑貨屋さんでエプロンご購入。
ママンと記念のツーショット
この道の先が海。
そしてあっと驚く絶景が・・
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