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2014年11月

2014年11月30日 (日)

シンイチがやって来た



いやあ・・何ですわ。
畳とコンロは新しいのに限りますねいやほんま。

ということで我が家の(明日なき)未来を担うシンイチ君 が
やってきました。

    ご紹介しませう

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トッププレートはクリアグリーンでごじゃいます。
シルバーミラーかスノーホワイトが希望だったんだけど
「ガス展展示品現品限り」だから仕方ないっす。
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シンイチ&おたま

ツーショットで記念の写真を撮りました。

  

Dsc04084だ・・誰よ!あーた。

妹のこたま

引っ込んでいなさいよ

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こちらが先代。
名前は「コンロ」
まんまや

Dsc03951鉄瓶の似合う
真面目なやつだった。

ありがとうね。
長い間・・・。

今日でお別れ
はは~っ!
しゃいなら!!!

おたまは舅さん(ひっちゃんのお父さん)にすごく可愛がってもらいました。
一人っ子の嫁は比較対象が無いものだから、少々出来が悪くても「そんなものだ」と思われていたフシがある。
ラッキー

夫の実家でお風呂から上がると
夏はかき氷を作ってくれ、冬は林檎を剥いてくれていたっけ。
そんな優しい、おじいちゃんの名前が

       《シンイチ》

で、我が家の偉大なる長兄・平凡氏に
「このコンロ・・シンイチはまずいかなあ・・」と訊きました。

  「ええんちゃう?字が違うから・・・」

わけの解りにくい快い回答を頂戴した。

「前の前の車かて《シンイチロー》やったやん。走らなくなったら《シン公》とか《ボロシン》とか言ってたじゃないですか・・」

それもそうだ。

かくしてここにシンイチを我が家に迎え、おたま’sキッチンスタジアムの装いが新たになったのでございます
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お気に入りのツーショット

待ち受け画面に如何でしょう・・・

んなあほな。

/

(特別出演)
おたま’sキッチンで暴走するうこしゃん(実名登場)2態
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こんなところで「出して」やったぜい


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2014年11月29日 (土)

俳句仲間と返り花



二つの句会に参加しているのですが一つはキャッキャッと楽しみながら仲間内で遊ぶところ。指導者は東京在住です。
そのためやりたい放題。自主勉強でがんばっています。

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もう一つの句会のほう・・・
昨日は宝塚のホテルへ行きました。。
4名の新しい俳句仲間をお迎えしての歓迎昼食会です

先生のご都合でおたま達の句会がその方たちのいらした句会を吸収する形になったものですから、新入りさんといっても俳句は大ベテランの方々ばかりです。

其の中の90歳独居レディが集合時間に見えられません。
家は出ておられるようです。

このあと、いつもの会場で句会をするという予定もありやむを得ず会食が始まりました。

皆さん、気もそぞろ・・・
事故でもあったのかしら・・・
何しろご高齢ですので・・・

場所を移して句会場に行くと、入り口の椅子にちょこんと座っておられました。
句会(例会)は覚えていたけど・・・ということでした。
この時のメンバーの対応がとても優しくて心温まるものでした。

みんな行く道だものねえ。
というか、もうすでに、日にちや時間を間違えたり忘れたりはしょっちゅうの皆さんですから。

他人事とは思えない ( ´艸`)プププ

この方は教師をしておられた娘さんを亡くしておられます。
もう30年も前の事です。

縁とは不思議なもので娘さんの教職時代の同僚で親友とも呼べる人とこの句会で偶然に再会されました。
今では実の娘さんのように仲良くされています。
この日も「前日に電話を入れておけばよかった・・」と悔やまれていました。

「俳句は日記」
続けていれば身辺諷詠を意識せずとも自ずとその人の歴史を刻むことになります。

家族の冠婚葬祭。自身の病気。幸せばかりではない「家庭の事情」も句仲間の知るところとなります。

しかし。それはそれまでのこと。
立ち入らないし詮索しない。
事情を共有することで相互の思いやりも生まれます。

句会の人達ってハード面は何も知らないんだけどソフト面は深く知り合っている。
そんな気がします。

月に一度、そこに行けばその人たちに逢える。
この句会はそのような場になっています。

 「返り花会ひたいと言ひくるる人」 (A子さんの句)

この日の兼題は「返り花」
「帰り花」とも書きます。
春に咲くはずの桜やサツキの花なのに
思いがけない今の季節、出会うことがあるでしょう?

それらは春の誇らしげな咲きようではなく、小さく淡く咲いています。
これを「帰り花・返り花」といいます。
どんな花にも・・たとえば雪柳や野山のイヌフグリなどにも「返り花」を見つけることが出来ます。

とても趣のある季語だと思います。
若い日に培った友情とはまた違った句仲間とのお付き合いのように。

この日のおたまの「兼題も」だしておきませうかね。
蛇足?いいからいいから。

 「廃業の今朝の更地に帰り花」 おたま

地元のガソリンスタンドが遂に店じまいです。寂しいな。


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2014年11月25日 (火)

きみの瞳に恋してる



9月から通い始めたジャズボーカルレッスンでございますが。
とりあえずワンクール(3か月)で
やめてやる!
と、思っていたものの、11月最終日にお休みしたため、断る機会を失いまして
ずるずると在籍しておるのです。

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(今日のお花)
ガーベラ/神秘

人の入れ替わりが若干あり、
女10人。男2人。に増えました。
おたまの目指すプロ歌手への道とはどんどんかけ離れて行き
もはや。歌いたがりが勝手気ままに歌う。
という様相を呈してまいりました。

で。50がらみのおっちゃんと。70がらみのじいちゃんが新規加入されたのですが、
こいつらが張り切って「アレ歌いたい」「コレ歌いたい」と申されます。

君の瞳に恋してる Can't Take My Eyes Off You

50がらみ男子にとっては、きっと80年代ディスコブームの懐かしの曲なのでしょうが
前から在籍しているおばちゃんらにとっても
1967年フォーシーズンズのフランキー・ヴァリのソロとしての「懐かしのポップス」であり
そこらへん、意見の一致をみまして取り上げることになりました。

おたま個人としては
別に、全然好きじゃないねん。
でも12月のレッスン料払ってしまったし、頑張ります。

Dsc04003_2ちょっと
自慢してもよかですか?

このセンター
おたまの作品ですねん。

昔、乳飲み子抱えて、仕事してめちゃくちゃ忙しかったころなのに

ちまちまとやっていたのですね

君の瞳に恋してる 

YouTubeで調べたらシーナ・イーストンがカバーしていました。
おたま、その頃、シーナ・イーストンに似てるって言われてました。
ヘヤースタイルだけね。( ´艸`)プププ

あんなベリーショートにしてたのね。
若かった・・・

いま、あんな頭してたら・・ 寒い

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首相が前面に訴えるアベノミクス。
金融緩和で円安が誘導され株価があがった。
(国民に景気回復の実感はなくとも)
その「信」を問うのだそうだ。

景気回復。其の一点に争点を持って行く狡さ。

国民のお墨付きをもらったうえで
かれが年明けとともに押し進めようとしていること。

原発再稼働
集団的自衛権の関連法案
普天間飛行場の移設問題
・・・

最終的には九条をいじる。

私たちは、今回の選挙が彼のやりたいことを通すための選挙であるということ。
政権戦略であるということ。
をしっかり見極めなければならない。
安倍晋三という人が、国会で審議することも意見の集約を図ることもなく
また、粘り強く国民に訴えるという姿勢を全く見せず

憲法の解釈を変えてしまった。

という事実は決して許せない。


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言いたいことも言ったし
晋ゾの話はこの辺でやめときます。

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2014年11月22日 (土)

いやん。700億円も使われるの?



おたまね、あんまりカッカカッカせんと
穏やかに余生を過ごすことにしましてん。

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 「木の実降るいつも機嫌のいい子かな」 おたま

この人を見習おうと思います。

身元を隠そうと写真に小細工したわけではありません。
元からピンボケですねん。ははは。

   ははは。 ははは。 ははは~~~

(自嘲)

昨日ね、サンテレビで「鉄の王キム・スロ」見てましてん。
スロが宝剣を抜き取り「この剣に誓う!」って宣言します。
(知らん人のために申しますと、ここ、新しい国家の成立のシーンですねん)

ちゅうたところで、ピッピッ~とニュース速報ですわ。

「衆院解散12・14総選挙」

やってくれるわ、晋ゾ。

思わずテレビしばいたろうかと思ったけど、テレビに罪はありません。引き続き視聴いたしました。
ドラマでっせ。「ハナシ」ですがな。史実とは違います。
でも、王となったスロは言います
「皆さんの幸せのために皆さんの国をつくりましょう
なんか、涙が出ますわ。

可笑しすぎて・・・晋ゾ。

ごめん。ごめん。消費税上げるっていうてたけど
ちょっと先に延ばそうとおもうねん。
約束破ってごめんな。三党合意してたのになあ。
それで・・・いいかな!

というのが無理くりの今回の「解散」の大義らしい。

いやいや。晋ちゃんそれはちやうやろ。

「消費税上げるっていうてたけどやっぱりそれは暮らしの立場から言えばキツイ。増税の反発はちゃんと耳に届いてます。だからきっぱりやめます。約束破ってごめんな。」
と増税そのものの可否を問うなら話はわかるのよ。馬鹿なおたまでも。
そうじゃないでしょ?

そらあ・・暮らしに直結することやモン。
いますぐ。じゃなくて先に伸びるって言われたら何となく嬉しいのが庶民や。

お人よしの国民が「いいかな!?」っていわれたら
「いいとも!って言うとおもってはるねんね。

でもよく考えてみてんけど。
先送りは一年半後の増税を確約したということです
その時の経済事情がどうであれ・・・。
何故ならば、いまある「事情によっては(増税を)やりません」という条項が完璧に外されるからです。
これって、上手いやり口だわね。

与党は
国民が狐につままれた状態で「いいとも!」って手をあげる。
議席を堅持し下手したらあるいは増やし政権安定をはかる。
勝機は十分。
だって国民が嫌がる増税を先延ばしにしてあげたんだもの・・。

首相の解散権は憲法で保障されてるんだもの
650億円でも700億円でも使っちゃえ。

ってかんがえてるんやわ。

憲法遂行するなら最高裁判決も守ってもらわなあかんねんけど・・
そうしたら、この選挙そのものが「無効」だわね。

なんかもう。
穏やかに生きると決意した尻から腹が立ってきた。

こんなブログ書いてるからや!

・・・・・・

安倍晋三。ヤル人やとおもいます

政権を取ってわずか二年でやりたいことチャカチャカとやってはる。
消費税8%への引き上げに続き

特定秘密保護法の制定
集団的自衛権行使への法整備

国民に問うことなく憲法解釈を変えてしまった。

民意を問うならそこでしょ!

原発回帰ももちろん路線上にある(電力会社。電気余ってるって言うてはりまっせ!)

そして彼が最も意欲を燃やしていること・・・。
憲法改正改悪
もう、考えだしたら・・アンビリーバボ~~やわ。

腹が減って来た。腹が立ってきた。
安倍政権・・品がない。

狐につままれたまま「いいとも!」って手をあげるかどうか
よ~く考えてみよう。
政治の現実をはなから諦めるのは社会人として品がない。


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2014年11月13日 (木)

さいなら。



晋ゾにとっての国民は
一部の投資家と大企業のようだから
アベノミクスの実感が全くもってピンとこないうちら庶民は
(そこが晋ゾの計算違いやってんけど)
そらぁ・・消費税増税ってことになると

オ・コ・ル 

に決まってる。

で、解散総選挙!ってか。

ものごっつKY巧者やね。

今。消費税あげたらズボズボやもんね。
先送りで様子見?それやったら凍結案通して欲しいわ。
維新。好きやないけどここだけは賛成。

棚上げ審議どないしますのん?
あれみんなパーですか?
中途半端なことですね。
ウチラの税金で賢い人が時間かけて話し合ってはったんと違いますの?

あんただけ泣かすわけやない。痛み分けや!
と言って、出してきた定数削減案。
あれどないなりますのん。

信じて「かいさ~~ん」って言うた。
野田さんがおっちょこちょいやったん?

政権奪取したらやりたい放題やな。

 

選挙もタダと違いますねんよ。ウチラの血税が使われるの。
チョット。聞いてはる?

舐めきられてるな。国民。
党利党略しか考えてないとこに政治任せられへんわ。

といって、他にしっかりしたとこがあるわけやなし・・

明日は、墓参りにいってきます。
昼からガス屋さんが来る。

なんかもう・・無茶苦茶腹が立っているので
しばらくブログやすみます。  さいなら。

 

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2014年11月12日 (水)

柿日和(かきひより)



結局、四国行は中止になりました。
理由はS子さんの体調。

春になったら行こうね

・・・・・・・・・・・・

ということで、

今月の吟行は ぬあんと
メンバーの一人であるYさんの「家庭菜園」です。
もちろん、ご町内。

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勝手知ったる「人様の畑」
土地を貸してくれている農家のNさんも古くからの知り合いです。
Nさんのお孫さんが3人遊びに来ていました。
あれ?学校、きょうはお休みなのかな?

 

   「秋光や固く固くと泥団子」 おたま

子どもがこんな遊びをしているのって、嬉しい・・
この子たちのママがこれくらいの年齢のころからの知り合いですからね。私もこの町にすっかり住みついてしまったものです。

 

  「柿持って帰れとあるじ竿出し来」 

 

この句は12年前に作ったものです。
「主(あるじ)」はNさんのお姑さん。この子たちのひいおばあちゃんに当たります。
長い竿を上手く使って柿をとってくれるのです。
竿をひょいとひねると面白いように枝が捥げました。

腰の曲がったやさしいおばあちゃんは天国に。
柿の木のあったところはガレージになってしまいました。

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四国の知人の柿農家によると、今年の柿の出来具合は「それほどでもない」そうですが、
我が町周辺や近隣の山々は「柿」がたわわになっていて
「今年は生り年」だあ。と言っています。

 

  「村の朝戸ごと豊かに柿実り」 おたま

 

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大根・赤かぶ・白かぶ・白菜・キャベツ・人参・ねぎ・小芋・水菜・壬生菜・レタス・・・え~っとそれから・・・

 

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たくさん収穫させてもらって、そのあと少し散歩しました。
蛇苺を採って食べたり、木通(アケビ)の実をみつけたり、イヌタデやミゾソバの可愛い花を写真に撮ったりしました。

四国に行かなくても、いい吟行になりました。

 

   「力石持ち上ぐるまね柿の秋」 おたま

 

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2014年11月11日 (火)

我らがアメリカン・ヴィンテージ



日本にAMERICAが入ってきて70年。
(ここでいう「AMERICA」とは庶民におけるカルチャーとしてのAMERICAという意味です)

昭和30年代に小学生だったおたまにとって
AMERICAは豊かさの象徴でした。

何でも知っているパパって、お家の中でもスーツにネクタイ。
世界一のうちのママはお家の中でもワンピースにヒールの靴だったけ。

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丹波と亀岡を結ぶデカンショ街道。
田んぼの真ん中に、こんなライダーズカフェが出来ていました。

先月の吟行のことです。
彼岸花を見に行ったのに、「花は花は遅かった・・」

経営者が替わられたのかな、以前とは違う雰囲気のお店。

バイク乗りでもなんでもないウチラ句仲間ですが
ここに立ち寄りお昼をいただきました。

店内にはアメリカンポップスが流れています。
涙がちょちょぎれるわ・・懐かしすぎて・・

今懐かしのポップスを練習してますでしょ。
(いいねん。いいねん。ムーディなジャズボーカルのレッスンは諦めました。波に流されています)

その人にとっての「懐かしの歌」って5年刻みのような気がする。
5歳くらいで懐かしい曲にずれがある。
あたしは、おませなお子だったから
句仲間の兄さん姉さんたちの青春時代とピッタリ合います。

で。ひゃあとかきゃ~とか言いながらお食事をしました。

 

 「星条旗掲げしカフェや刈田中」 おたま

 

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これ、フォードの赤いトラクター?
どうよ!スーツにソフト帽が運転していらっしゃいます。。

 

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豊かなアメリカに追いつけ追い越せ・・

 

そんな夢見てがむしゃらに走ったのだわね日本人。

 

ジャパニーズガール・おたまだって今ではベッドで寝起きして、テーブルでお食事してる。
生活習慣もこの70年ですっかり

 

洋風

洋風って言葉もどことなく古風だわね。

何でもかんでも「昔を懐かしむ」のは年寄の悪い癖だけど・・

昔のAMERICAって・・・やっぱり憧れの国だった気がします。

 

Dsc03759_2店内はこんな感じ。

 

全国からのライダーが立ち寄るようです。
壁に楽しげな記念写真がいっぱい。

 

バイク乗りじゃないけど、また来てみたいね・・

 

テキサスバーガーで入れ歯がはずれたらシャレにならんで・・

 

お兄ちゃん達、軽くはしゃぎながら店を後にしました。


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2014年11月10日 (月)

ガスコンロを買います



遂に決心しました。

   おたま・・・ガスコンロ、買います。

あれから、まだ買ってませんでしてん。

土曜日の事でした。
午前中、図書館での無料講座に誘われていました。
それが終わって。
お連れの女性二名が今から「ガス展」に行くと言われます。
すぐそばの大型ショッピングモールで大阪ガスの展示会をやっているそうです。

あの人ら、ガス器具買うつもりはありません。
日新キャノーラ油がお目当てです。

入場のプレゼントにガス屋が油をくれるのです
大胆な企画です。

そのとき、ちょっとだけ「うちもコンロ替えなあかんねん」みたいな話をしました。
でも。用事があったのでおたまはガス展には寄らずに帰りました。

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(我が町の紅葉。まだこんなものです)

数時間後、電話が掛って来ました

「うえ○ しんいち。 ウエ○シンイチ」

も~う。おたまの知り合いって、みんな、何なんですか?
主語がありません。男性の名前を連呼。

「おたまちゃん。うえ○しんいちやで。三階。明日もやってる。買うたげて

と言って、電話が切られました。

明日もショッピングモールの3階でガス展をやっている。うえ○しんいちという販売員さんからガスコンロを買え!

という指令です。

なんでやねん。
姉さん方がキャノーラ油を貰ったからですか~~~

翌日。
行きましたがな。

展示会場には客の数より多くの販売員さんが大阪ガスのはっぴを着てウロウロしておられました。
「葉書持ってないんですけど・・・」
「ええ。ええ・・・かまいませんよ」
          キャノーラ油をゲット。

なんかガラガラと抽選もさせてもらって
          ティッシユをゲット。

 「小春日や白き玉出て六等賞」 おたま

(小春日というのは感覚として、もう少し先、冬の直前を言うのですが。まエエやありませんか)

・・・・・

うえ○しんいちさんいらっしゃいますか?

ちょうどしんちゃんは接客中だったのですが、すぐにやってきてくれました。
聞いていた通りの30代のお兄ちゃん。
短く刈り込んだ(ほぼ)坊主頭に清らなまなこがキラキラ光っています。

 よっしゃ!おばちゃん!
    あんたから買うてあげるで!

ベーシックで機能的で、お買い得品を希望!

展示現品でもいいですか・・
ええがな。ええがな・・・・

手際よく探してくれて二つのコンロを提示される
これにしますわ。

早やっ!

880万大阪府民。ALLあきんどやからねえ・・
とりあえず「こっから勉強してもらえるの?」とは聞きます。

ま。おたまは兵庫県民だし、半期に一度のガス展展示品の相場はわかるので
えげつないことは申しません。
「ええ。ええ。お友達がね、うえ○さんから買え買えってうるさいのよ・・」
なんてことを申しますと

「ぼく。がんばりまっす!」と鼻の頭に汗を浮かべ
ちょっとしたおまけチケットをつけてもらいました。

「さすガッスとおたま、使い古されたギャグで応答。
あ。さすが大阪ガスかけてますよ。ついてきてや。

関東の人って、値段交渉をしないってほんと?
いっぺん、てんのじさんの骨董市でカルチャーショックを受けはったら卒倒しますよ。

Dsc02169

夜。件の夫人に電話

しんいちからコンロ買いました

いやあ~~ほんまあ~~
ありがとう~~~
あの、お兄ちゃん一台も売れてなくてねえ・・
ノルマがあるでしょうに・・かわいそうでねえ
1000円くらいやったらもう一台買うてあげてもいいけど、うちも2台もコンロ要らんしなあ・・(いやいや。1000円と違うし・・)
息子も営業でがんばってるから姿がオーバーラップしてねえ・・
いやあ・・そう・・買ってくれたん。
ありがとうねえ。

なんで、関西人って世話焼きなんやろ
(ってこの方東京生まれの東京育ちでしたわ)

ということで、今週末、見積もりに来られます。
寸法測ったりするんですって。

名前は「しんいち」にしようと思います。


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2014年11月 7日 (金)

男の顔に吹く風は・・・



人を愛して 人はこころ開き 
傷ついて すきま風 知るだろう
             (by 杉良太郎)

すきま風が身に沁みる、こ寒い季節でございますわね。
あなた様の心の「すきま風」にこんにちは

S
杉さまってビミョ~

男前なんです。
男前だわね。

でも、あたしの中では

O大川栄策さんと
ダ・ブ・ル 

そこが、ギリギリなの・・
ラインぎりぎり・・・

ギリギリ

  あ・う・と

 

 J_2ギリギリの王道を行く

と言えば・・

ジュリー

我ら世代のスーパースター
今の「嵐」とか「T-MAX」の比じゃなかったですからねえ。

ジュリーの「一歩間違えば・・」感が杉さまと重なる。
(あえて、誰とは申しません。あたしも命は惜しい)

昔、若い女の子に男性を紹介しました。
「名高達郎にそっくりだから一度会ってみない?って言われたのに。その人あの人に似ていた」ってこっぴどく叱られたっけ・・

NM

おたまね。男は「顔」って思っています。
ブサイクな男はイラナイ。

でもね・・・
それって、見様によれば・・・って話じゃないかなあ・・
TY

だから
慎吾ちゃんだって

ひょっとしたら
堤真一さんみたいに鈴木京香さんに愛されたかも知れない・・・

いいさ それでも 生きてさえいれば
いつか幸せに めぐり合える

その朝 おまえは 野菊のように
道のほとりに 咲いたらいい

べべちゃん(ってご存知かしら?)おたまの古い友人なんだけど
初めてひっちゃん(おたま夫)を紹介した時、のたまひける。

「あたしなあ・・。昔から姫(当時そう呼ばれていた)のこと尊敬していたけど、やっぱり姫は凄いわ・・」

     《顔で男性を選ばなかったもん》

どゆこと・どゆこと・・・ どゆこと~~~~

風の冷たい季節でございますこと。

ぴゅ~~~


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2014年11月 6日 (木)

意地悪じゃないもん



こんな情報、要らんと思いますけど

    《おたま、お家で着物きてますねん》

帯は貝ノ口に結んで、上に引っ張りを着ます。
引っ張りって全国的な言い方ではないのかしら・・。

ただし、お出掛けをしない日に限ってです。
門口をキョロキョロして通行人のいないのを見計らって「ゴミ出し」に行きます。
箒で門(かど)を掃くのは、国民が「まっさん」を見ている8時に、ちゃっちゃと済ませます。

だって、どないしはったんやろ・・
あそこの人・・・って思われないかな・・
祭でも正月でもないのに着物きてはる・・・って≪自意識過剰

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(今日のお花)

りんどう
  貞節・
  淋しげな愛情

 グラジオラス
  たゆまぬ努力・
  密会

吾亦紅
  変化

そんな日に限ってピンポンが、よう鳴りますねん。
宗教の人や、宅配のおじさんなら二度と逢わないからいいけど・・
佐川男子にはちょっと照れますわ。

ヤクルトレディは若干、目を丸くしてました。
ガチャピンは「「どうしたのよ・・その格好!」って一回の洗礼を受けておけばO.Kです。

自分自身がもう少し慣れたら、郵便ポストくらいまで、行ってもいいかな
あかんあかん。
足袋を履かないとあかんねやわ。(今。ソックス履いてる)

突然のお客様です。
先月、東京で写真の個展をされたのですが、うちの明星氏が見に行ったそうです。
その時の記念写真を持って来て下さいました。

「明星ちゃんが来てくれて嬉しかった。もう、東京の子になった。すっかり立派になった。」

嬉しいような悲しいようなご報告ありがたう御座います。

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  「樟脳の痩せて袂に実むらさき」 おたま
   (ショウノウノヤセテタモトニミムラサキ)

着物ってあったかいんです。
帯のせいか臍下丹田が引き締まり背筋が伸びます。
形から入るタイプの女です。突然働き者になって、家の中のこまごました片付けものなんか始めましたよ。

昔のお母さんって、和服で立ち働いていましたものね。

そうだ 白い割烹着を出して来よう~っと。

どなたでしょ?今・・
長谷川町子さんの「意地悪ばあさん」を思い浮かべたのは!

自意識過剰?そ・・そうよね。


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2014年11月 5日 (水)

悲しい癖



K
奈良公園の秋

 「夕鹿のこゑして帰路を急ぎけり」 おたま

鹿の鳴き声を聞いたことがおありでしょうか?

社家通りの軒先にまで来ていた鹿のそれは物悲しく、
誰かを探しているような・・・そんな夕暮れでした。

俳句で「鹿」は秋の季語になっています。
(年中居るのに!です)
鹿については「鹿の声」や「妻恋うる鹿」が季語の本意とされていますので、やはり「秋」ということになるようです。

独身時代の先輩二人に逢いました。
二人は25年ぶりの再会で、
双方に、たまに出会っているおたまも呼びましょう。ということだったと思います。

仮にAさん。Bさんとしましょう。

・・・・・・・・・・

どちらも素敵な方です。
でも、この日のBさんに大きな違和感を持ちました。

とても、饒舌なのです。
息つぐ間もなく話をされます。小鳥のように歌うように。
Aさんが出した話題を横取りし自分の側に引き寄せて話します。
相手に話す隙を与えないかのようです。
会話がちぐはぐなのです。

Bさんは非常に優秀な女性でした。
聡明で頭の回転がよくて、どちらかというと人の話をよく聞くタイプの人でした。

どうしちゃったんだろ・・Bさん。

帰りの電車でBさんと二人になり、
その話に胸を突かれました。

Bさんは数年前に娘さんを亡くされています。
23歳でした。
生後一か月で病気にかかり、重度の障がいが残りました。
23歳まで生命をもらったのは奇跡であったそうです。

生後2か月で病院から自宅へ戻った時、Bさんはこう思ったそうです。

誰からも・・周りの人、知人・友人・同居していた夫の両親・そして夫からさえも
この子を「可哀想な子」と言われたくないと。

その一心で、色々な人との会話の中で「○ちゃんは小さいのに・・こんなになって・・」という雰囲気になると、必死になって話題を替えたそうです。
全然関係のない別のハナシに・・

25年ぶりに逢うAさんに対して構えてしまったのでしょうか。

帰りの電車ではいつものBさんでした。おたまの話もよく聞いてくれ、心地よい沈黙の時間もありました。

「今日。悪い癖が出たわ。しゃべってばかりでごめんね」

○ちゃんは賢いなあ。エエ子やなあ。
と誰もがそう言って接してくれたそうです。

いつか天国で会ったとき、〇ちゃんに恥ずかしくないように生きると。
○ちゃんは亡くなったけど親の会をはじめとする色々な活動に携わっておられます。

今、夫婦二人になった旧家である広い家を地域に解放できないかと考えているそうです。

・・・・・・

自分の心を守るために身についてしまった「癖」

なんだか切なくて身に沁みる一日になりました。


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2014年11月 4日 (火)

工場に萌える



インフラ・ツーリズムというのが人気だそうです。
ダム探検や土木構造物を見学するのです。
好きな方はマイヘルメットやマイカンテラ持参です。

やっぱりNHKの 「プロジェクトX」の影響なんかな?
つ~ばめよとお~い空から教~えてよ 地上の星を~

このインフラ・ツアー。国土交通省がいっちょかんでると知ると
おたまなんか、心が汚れてるので

              絶対に行くもんか!
なんて思ってしまいますわ。

「理解を深めていただく取組・・」

      けっ!

ずいぶん以前から「工場景観」もブームになっているようですね。
確かに関西空港から大阪市内に向かうリムジンバスの中からみた夜景は夢のようでした。
クリスマスイルミネーションなんて「屁」でもない。
(おっと・・「he」だなんて・・ごめんあそばせ)
美しい・・・素晴らしい構造美・・工場ってこんなに美しいんだ・・
感動いたしますわね。

では、先般の「阪急電鉄/正雀工場」の一部をば・・

Dsc03835
明かりとりの窓。
外観はジグザグジグザグと「工場の屋根」になっているのかな?

安全 第一  
安全と第一の間のミドリ十字・・う~ん凛々しいんだから・・

Dsc03815
むき出しのあなた。どんなお仕事をなさるの?
頼もしいどっしり感。

緑の道は安全帯。
ここに立ってあなたを見つめてもいいのね。
スチールの階段を安全靴履いてトントンと登ってみたい
ヤッホーって呼ぶからアホ~~って応えてね。

Dsc03838

フォークリフトっていうの?小松製作所さんに聞いて見なきゃ・・
串刺しにしてどこへでも運んでくださって良くってよ。

Dsc03840
きゃは。
SMバーに遊興費を支払っていたナンタラ大臣~~
おたまのブログみてますかああああああ

ロープ。ロープですよ~~
ロウソクや鞭は置いていないの・・悪しからず。
神聖なお仕事の道具です。

何やったら、いっぺん吊るし上げたろか!!

以上ごくごく、一部ではございましたが
ご紹介させていただきました。

机の前で数字が動いて経済回してるって
やっぱりわからない。
お米作って野菜作ってお魚とって・・
工場ではモノ作って・・

・・・未来を告ぐる鬨の声
    ・・・・汝の価値に目ざむべし・・

嗚呼。昭和の子。おたまちゃんよどこへ行く


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