ほんまでっか~白蛇の巻
村の床屋さんというのは
さまざまな情報が集まるところらしいですね。
おしゃべりは女性だけの特権ではなさそうです。
で、床屋さんから(功ちゃんが)聞いた話なのですが・・
とっても不思議なのでご紹介しましょう。
ほんまでっか?おたま版です。
昨日の「村の伝説」ですが
川の流れに身を投げて、白蛇になったお姫様の祠が凸凹山(匿名希望)にあります。
お姫様は明智光秀の四女ということになっています。
ならば、細川ガラシャの妹君です。
歴史上では明智光秀には3人の娘がいたことになっていますが「四女説」もあるのは確かなようです。
だから、お姫様は400年ほど前のお方です。
ある日件の床屋さんに見慣れぬ客が入ってきて尋ねました。
「この近くに凸凹山という山はありますか?」
(以下ホンマでっかのお話です)
聞けばこの男性は「夢のお告げ」で凸凹山とそこの神様を探しているとのことです。
床屋の窓から見える山を指さしました。
「あの山ですよ」
「で・・お祀りしてあるのは?」
「白蛇さんですけど・・」
「ほんまでっか~~~」
大坂府下に住むその男性はある夜、「夢」のようなものを見ます。
枕元に真っ白の大蛇が現れ自分は「凸凹山に棲む…(ききとれなかった)姫だ」と言ったそうです。
次の夜も同様の白蛇があらわれ
「何をしている。あなたの工場が燃えている」と告げられます。
急いで家の人を起こして工場に駆けつけると
なんと・・工場が火事・・
幸い大事には至らなかったのですが
そのことがあってから、
この男性は「凸凹山」と「…姫」を探します。
その後この方は多額の寄進をして祠を立派なのものに造り替え、自分の経営していた会社を後進に譲り、なんと奥様と二人で凸凹山の裾野に家を建てて引っ越してこられました。
「ほら。あそこのお家ですよ」
そういえば、この何もない里山には不釣り合いの立派な家が建っています。
残る、人生は晴耕雨読で。祠をお守りしていくのだそうです。
これは、今から4・5年前のできごとだそうです。
信じるも信じないも、実際あそこで社長はんが暮らしてはりますさかいになあ~。
とは、床屋さんの弁。
どない、思わはります?皆さま。
あすは、もひとつ床屋さんがらみの不思議なお話でも(予告)
あ。この床屋さんではありません。別の床屋さん。
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早いものですね。
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