ロバのパン屋さん
春の旅・の続きですが
お山のてっぺんにある岐阜城はロープウェイで上ります。
ふもとの駅に「ロバのパン屋」さんが来ていました。
ロバはいませんでした。
なつかしの「♪ろばのおじさんチンカラリン」と曲がながれています。
ああ。ロバは「おじさん」やったんや・・・
この曲が流れると大慌てでバス通りまで走っていったものです。
私だけじゃないよ。
そこらへん。ご近所一円の子どもたちが飛び出してきました。
あのころ、子どもってウジャウジャ居たのね。
男の子は半ズボンで、女の子はたいていワカメちゃんカット。
今どき、そんな子いない。
パンを買ってもらった覚えはないんです。
でも蒸しパンだった記憶があるので、一度は買ってもらったのかな。
あ~涙がチョチョ切れる
看板を眺めていると、店のおじさん(人間)が「なつかしいでしょ」とおっしゃる。
「大体、昭和30年代に子どもだった方はなつかしい~っておっしゃいますね」
やだ!あたしのお年頃が見破られている。
「私、福岡に住んでいたんです」
「当時、福岡は(ロバのパンの)メッカでしたよ」
其ころ、400以上あったロバのパン屋。
現在は全国で4軒だけだそうです。
そうなんだ・・・
「♪ロバのおじさんチンカラリン チンカラリンとやってくる」
私以外にも懐かしそうにパン屋さんとおしゃべりしていくお客様がたくさん。
ノスタルジーの共有やね
平凡氏が「看板の所で写真撮ったげよ!」と言ってくれたけど
遠慮しました。
だって、そこにいるのはもう、ワカメちゃんカットの私じゃないし・・
みなさん。おじさん(人間のほう)と記念撮影されてたけどね
パンは蒸しパンで、いろんなお味があります
一人に一個。計5個お買い上げ。美味しかった(ルン)
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