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2022年7月18日 (月)

七月松竹座・堀川波鼓



人差し指で涙の粒をポンと弾いて
ささ。観劇記録の始まりで~いっ!

 

「堀川波鼓」(ほりかわなみのつづみ)

近松(門左衛門)作品の姦通劇のひとつ
カンツー どうよ奥様。この響き。

「フ・リ・ン」に比べ、えぐ味が増しますわね
これをやっちゃあ・・奥様もおしまいよ。
お気を付け遊ばせ

市中引き回しの上、張り付け獄門に処せられますねん。
たとえ、彼氏さんと逃げたとて、夫が追いかけ回して始末しちゃってもOKということなっておるのです。二人ともだよ。
このお話、原作では 妻を盗られた男、その妹等が一家打ち揃ってそれ「女敵討ち」(めがたきうち)をやるのですが、今回はそこはカットでした。
こっち(私も)「はいはい。もう結構よ」と言う気分だったので全然怒っていません。

姦通罪ですがね。そもそも女房は夫の持ち物であり、それを盗られるのはめちゃカッコ悪い
「うちのヨメはんに何してくれてんねん」と、男の沽券が・・という考えがあるのです。
でもね。それはお侍さんや有力町人の間の話で、江戸も後期になりますと示談で済ますケースが多かったようです。
命までは取らんとな。奥様!庶民でよかったね。

いやいや。あかんのです。この法律(女は男の所有物)は明治以降、敗戦後の昭和の御世まで生きていました。
妻の浮気には姦通罪が適用されるが夫の浮気は不問。とされたのです。
そんなAFOな話がありますかいな。それは男女平等の憲法違反であるとして戦後1947年についに削除されます。
v( ̄Д ̄)v イエイ
奥様。そんなに喜んではいけません。


姦通罪は無くなっても、「不倫は法律違反です」(キリッ!)
助け合い、互いを裏切らないという契約をするのが婚姻です。
と、不義密通経験など全く無縁のワタクシ。ここに強く申し添えるものであります。


前置きが長くなっちゃったわね。
おはなしは・・
なんか長くなったので明日にします。

疲れちゃった。
何か、後味がよくない、主人公に肩入れできない暗~いお話です。


近松三大姦通劇のうち「大経師昔暦」は
かの有名な映画になりました。
こちらは不運な偶然の重なりが悲劇を呼んで気の毒でした。
映画鑑賞記録があったので、おひまなら覗いてね。
クソ忙しい?ごめんちゃい。

映画「近松物語」(ここをクリック)

 

 


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