すべてが正しいわけではない
日曜の夜「鎌倉殿の十三人」ですが
三谷幸喜脚本。そうきますか。とぼんやりしておりますと
ぐっ坊から電話
「ねえねえ。おたまさん。曽我兄弟って前に工藤祐経に石をなげてた男の子たちですか?」とおたずねがありました。
(彼は基本テレビなしの生活をしてるんやけど、この番組と阪神タイガースの中継は見るらしい。あと「おいしい給食も」みせてもらいや!と焚きつけております)
グッ坊に指摘されて「ああ。そうやったんか」とおもいつつ、
「そうやがな。あれが箱王と一万の兄弟や」とグッ坊の父の母の貫録を見せて答えました。
第1回に所領をだまし取られてヨレヨレ姿で登場した祐経を思い出したからです。
グッ坊の話だとその後にも「石投げ」シーンはあったらしい。
わたし。飛び飛びにしか見ていないので・・・
いやいや。小学生って記憶力がすごいな
ええ加減な事ばかり言うて、グッ坊と付き合って来たけど
そろそろ「妄言禁止」やわ。
あたしの歴史聞きかじりは90%お芝居(歌舞伎)由来やから・・そりゃもうテキトーです。
曽我の仇討なんて「寿曽我」なんちゃって、お目出度い演目としてお正月の定番になってますから~~
ほんまは祐経は彼らの父を殺していない設定ですから~~
まあ。弟・一万(五郎)のほうが血気盛んでやんちゃくれという扱いは三谷脚本でもそうなっていましたがね。
純真無垢な小学生には「あれは脚本やから。作り話やから。物語やから」と言ってあげないといけません。
え?三谷さんのほう?父の母(おたまさん)のほう?
はい。どちらもです。
まあその内、G坊からも彼の父や叔父のように
おたまさんのいうことが全て正しいとは限らないことにだんだん気が付いてきた
と、いわれるのでしょうね。
覚悟はできております。
サイドバーのバックナンバーをクリックすると全記事がご覧 になれます。
2009/9~2013/8 の記事はコチラです⇒http://nurebumi.cocolog-nifty.
| 固定リンク
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 夕立と縁談(2022.07.28)
- 渡る世間は鬼ばかり(2022.07.27)
- 気分はちょっちブルージー(2022.07.11)
コメント