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2022年3月10日 (木)

はかりかねる出来事



(カーディガンを羽織っただけで)郵便局へ行ってきました。
お昼間の気温は17℃でした。

顔なじみの窓口のおねいさんに「84円でいけるかなあ?」
秤(ハカリ)の上に封書を載せました。
「28gです。大丈夫ですよ。えへへ体重計で量って来たんですかぁ?」
「ううん。キッチンスケール。ちょっと微妙に自信がないの」
「え~~っ!量れないんですかぁ~~」

話が全くかみ合わない。
そっか。
この娘っ子にとってキッチンスケールは
デジタル表示なんだ
それしかないんだ。それ以外、お目にかかったことは無いんだ。

Img_7823

ヤマトの秤か秤のヤマトか 大和製衡株式会社謹製
おねいちゃん!ハカリっていえばこれでしょ。

その昔。どれくらい昔かって?う~んと昔だよ
あたしの結婚のお祝いに友達が呉れたシロモノだよ。
モノを載せると針がブルンブルンって振れるんだよ。

それはそれは、いろんなものを量ってきたさ。

  

微妙に自信がない。30gの辺りで針が止まる、しかもすぐには止まらず揺れている。
そなの、大体で生きてきた。
それで十分だった。

そうだよね。デジタルならちゃんと「数字」がでるもんね。
でも。
それってアタシの中の職人気質が許さない。
言うてる意味わからん?わからんのか・・

とにかく、そういうことやねん。

  

もう、完結したんだけれどちょっと前の新聞小説(それは戦前から戦後にかけての時代の話)に涙が出るほど懐かしい言葉が出てきたことがある。
「カンカンばかり」貫々秤 だ。

「カンカンにのってごらん」
「はい。7貫目ね」

そうだ。アタシはあの時「7貫目」だった・・・
どんな、昔のこどもなんだ・・・

「デ~ブ。デ~ブ。100貫デ~ブ」などと敵をののしった。
「おまいの母さんで~べ~そ」なんて付け加えて

今どきそんな子どもはいない
人権教育が行き届いているのか、と思っていたけれど
そうか。カンカン秤が無くなったのか。

  

アタシはこうやって昔の人になっていくんだね

 

 


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日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

おたまちゃんカンカン秤って初めて聞きました。我が家もごくごく最近までキッチンスケールと言う奴でしたがお菓子作りにはやっぱり一寸不便で清水の舞台からエイヤ!と飛び降りデジタルに。収納も狭いスペースにすっぽり収まり便利便利。子供の頃多分私よりも痩せてた子がデブデブ百貫デブ~と囃し立てられてて長じてその腕白男共に問いただしたところ君が怖くて言えたもんじゃあなかったと言われました、聞くんじゃなかった。

投稿: パコ | 2022年3月11日 (金) 13時40分

★パコちゃんへ
今ちゃんと調べたら(ブログ書く前に調べろよ!)「看貫」と書くようです。台ばかりの事ですね。
やはりデジタルのほうが使いやすいですか・・物持ちがいいにもほどがあるアタクシ。
そう言えば「デブ」の語源ってなんだろ。
こんな事にすぐ引っかかるから忙しいのね。きっと。
人って言われっぱなしと、そうでないタイプにわけられるのね。パコちゃんも私もきっと後者。だって、100倍にして返すもんね~~~だ。

投稿: おたま | 2022年3月11日 (金) 16時16分

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