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2021年12月

2021年12月28日 (火)

今年の総括&ではでは



昨年の暮れに、自分らしいポジションを見つけようと思いました。
突然思いついたのではなく、何年も前から考えてゐたことでした。
ただ実行に移せなかったのです。
よく言えば繋がり、悪く言えばしがらみ。
それが、上手い具合にほぐれた。
そう言う時期が来たと思いました。
やり直しではなく、入れ替え。
何がやりたいか。楽しいか。喜びか。
それだけを軸に考えればいいだけの事だったのです。

2021年の私の小さな変革です。
1cmくらいは宝を掘り起こせたかな。(少なっ!)

 

⇑ ⇑ ⇑ ⇑ ⇑ 

大層に書いてますが、奥様にとっては「屁 」のようなハナシですので、ゆる~く聞き流しよろぴく。

 


この一年、読んで下さってありがとうございました
どうぞ良いお年をお迎えくださいませ。

あっ!忘れてた。今年の一句は

 

 「天の川死に近づけるα星」
(アマノガワシニチカヅケルアルファセイ)

 

にしておきましょう。
夏の夜。南の地平に近く光るアンタレス。
あれはサソリの目なのか心臓なのか・・・・なんちゃって。

 

 

 

年末、時間があれば今年の俳句をまとめて載せたいななどと思っています。また覗いてやってください。


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2021年12月26日 (日)

たずねびとの時間



今年最後の句会を「納め句会」といいます。
それが、昨日でした。

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昨日の句会の兼題は「炭」
暖をとるための「炭」として冬の季語になっています。

今の暮しの中では「炭」はお茶事やバーベキュー用としてしかお目にかかる機会がありません。

「炭の香や」を上五に置き、
かつてはラジオで「たずねびと」の時間があった。
というお友達の句が出ました。
(了解をとっていないので句を載せるのは控えます)

 

17文字の中から情景が浮かび上がるというのが俳句の面白さです。
暖をとるのは火鉢くらいしか無かったころ
茶の間の炭火鉢を皆で囲みました。
そして、たいていどのお家にも整理ダンスの上には四角いラジオがありました。


ラジオを聴いているのは一人でしょうか。
家族で火鉢を囲んでいるのでしょうか。
皆が炭を見つめてゐます。誰かが灰を均しているのかもしれません。
時々、炭が爆ぜます。パチパチと言う音。
炭が爆ぜるたびに炭の香りがするのです。

 

こちらの句会の最年少はなんと、この「わたくし」です。
炭火鉢、練炭火鉢は覚えていますが、「たずねびと」の時間は記憶にありません。
4歳上のトシちゃんは覚えているそうです。
夕方ラジオから流れてくる「たずねびとの時間」
戦争で帰らない、息子を夫を兄弟を、その所在、命のありかを
「どなたかご存じではないですか」と延々と名前のみが放送されたそうです。

俳句の作者K子さんは小学校に入るか入らないかの年齢だったそうですが
夕方にこの放送が流れるとわけもなく、寂しかったと言っています。

 

俳句で世相を詠むことは、あえてするわけではありませんが
人は間違いなく時代の空気の中で生きています。
K子さんの句に心打たれた我々は「たずねびとの時間」を知っている最後の世代かもしれません。
そしてその内「炭」という季語も無くなるのかもしれません。


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2021年12月23日 (木)

Xmasコンサート顛末の記



美しいだけの未亡人です。こんばんは。
アタクシの事、自爆 したと思っていらした奥様。
そうはイカのコンニャク玉でございますわよ。
おあいにく様。アッカンベエ。

無事に。つつがなく。内容はどうであれ。
色んな意味で 皆様に楽しんでいただきXmasコンサートは終わりました。

わが家からは平凡氏とヨカちゃんが出撃(ちゃうちゃう)観覧。
G坊の野球の練習で来られなかった真綿嬢から花束とカードが届きました。
「祈・全力疾走で完全燃焼を」 
気分はB'zの稲葉さんでございます。


何も申しますまい。
済んだことは終わった事です。
覆水盆に返らず
いいいんです。がんばったんだから・・・

色んな意味で楽しんでくださったんです。
結成から6年。いや7年か? 生暖かく見守って下さる地域の皆様に感謝です。
ドンジャラホイの男性諸氏がサンタさんの格好でキャンディを配りました。
まき餌です。「来年もきてね~~~」

平凡氏に訊きました

どやった? How was it?

この人、子どものころから穏やかな言い方をします。
「うん。えらいようけ(とても沢山)メンバーが増えたんやね」
(あたりさわりのない話からはいる・・)

彼は耳がいいみたい。絶対音感所有者(たぶん)

そして。アタクシが掘りまくるのでついに吐きよりました。
「一人一人が別の歌、うたってるんかと思うたわ」

 お言葉頂戴しました!

こんなこと、大満足で達成感に浸りながら、ラインではしゃぎ合っているノー天気なウチのメンバーに決して言ってはならない。
と心に誓っておるところです。

 

はあ~。もういくつ寝るとお正月かぁ~~~

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2021年12月16日 (木)

冬の日を浴びながら歩く



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人はモノの形を「顔」として認識してしまうらしい。

  「冬初め四角に日入る虫籠窓」

まあ。写真は「丸」だけどね。昔の句です。

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先日のご町内吟行で
「え~っ!今頃、枇杷は生らないよね」
よく見ると、枇杷の木に寄り添って植えられた柿です。

研究熱心なT子さんが後日歌集を見せてくれた。
(この人、短歌もやっています)
「柿の実のあまきもありぬ柿の実のしぶきもありぬ
  しぶきぞうまき」正岡子規

の句の頁に使われていた柿の木の写真にそっくりで
「え~こんな柿があるの??」と思ったそう。
本物が見られて大感激! とのことでした。

子規といえば「柿」ですものね。

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土壁っていいですね。
木と土と藁の組み合わせが美しい
ブーフーウーのブー兄さんが作るとこんな感じ?

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横に回ると、ここにも「顔」
少し歩いただけで素敵なものに出会える。

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2021年12月15日 (水)

かぞえび



ここ(ブログ)で確認してみると
去年は11月に入ってすぐに、朝風呂生活に切り替えている。
ジン之助(アラジンストーブ)の点火式は11月11日だった。

Img_7638

10月に突然寒い日があり、大慌てで灯油を買っておいたけれど、まだ使っていない。だから、焼き芋も食っていない。
昨日と今朝は、二階から見えるご近所の屋根に霜がおりていた。
やっと来たか「冬」
来るなら来い。だよ。

ストーブでお豆さん炊いて応戦してやるぜ。

ゼラニウムも屋内に取り込んだ。
花壇の熱帯系の苗も冬養生完了なり。
春になれば¥70で手に入るんだけどね。そう言う事じゃないでしょ?
冬越しをさせてあげたいでしょ。
みんな、あたしと一緒にがんばろうね・・・

行方不明だった「千代子さん」から電話があった。
(行方不明とは私から見て、のことです)

「わたくし悪運が強くてねえ。生きていますよ」

室内で倒れているところを発見され救急搬送から手術へ
というところで情報がフリーズしていた。

一人暮らしの高齢者の身に起きうることは人ごとではない。
俳句仲間、みんなで心配していた。

「貴女に一番にお電話を差し上げたのよ」

もう・・涙が出ますわ。

今年もあと二週間。
正月を指折り数えるので「数え日」という。

今月の兼題は数え日ですよ

もうね。俳句どころじゃないですよ、オホホホ
千代子さんらしい「オホホホ」が聞けた。

頂戴しましたよ!!「オホホホ」

 

 

 


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2021年12月14日 (火)

そうかなあ・・



昨日の午後、Iさんがやって来た。
わが家から徒歩圏内に住む「どんじゃらほい」メンバーだよ。

「頑張らなきゃね  」
と言いながら微笑む。
私はその心根が間違っていると思ふ。
「ムリムリ。貴女にお任せしちゃう  」

この人、若い頃さぞかし美人だっただろうなと思いながら
「そんな事言っちゃダメ!心を入れ替えて!」とあたしは言う。

メンバー全員が人まかせにするから
先生が「歌って!歌って!」て絶叫するんだよ。

・・・

ダメダメ・ムリムリと言いながらIさん、楽譜を抱えてる。
「頑張らなきゃ!」というのは本心なのね。
アタシ。貴女を信じる・・・

で。少し練習をしました。
曲によって同じパートもあれば、違うパートもあります


うっそ~ 滅茶苦茶 汚いやん!ハモリ。


私は自分を信じるし。彼女も自分を信じている。
これが頑固な年寄グループの限界かもしれない。年齢とともに思い込みがはげしくなる。

互いに相譲らず、闘いは平行線のまま終了
なんかもう・・わけがわからない。

 

「おたまちゃんち、温かいわねえ」
そう言えば今日の日中気温は13℃と言っていた。
でも、ガラスを通して日差しがあれば部屋の中で暖房機をつけることは無い。
風が吹くから寒いんだね。

何か、私達、深い話をしているよね」
「そうかなあ」

歌も話も平行線のまま、ビスケットを食べてお茶を飲む。

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「ま。いいんじゃない?こんな感じで・・」
「そうかなあ」

満席になって予約受付が終了した後も、問い合わせが結構あるらしい。
「どうする?こんな歌、聴かせられないわよね」
「そうだね」(ここは同意)

ここ数年続けてきたXmasコンサート。
聞くところによると申し込みの多くはリピーターらしい。

「なんかもう・・悪意としか思えないわね」
「そうかなあ・・」

 

からの 「きっと そうだね」
と、激しく 同意

 


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2021年12月13日 (月)

Xmasコンサートが迫る



いやぁ~笑ろたわ((´∀`))
笑らかしてもろたわ

笑い過ぎて死ぬかと思いました。
その後、泣きましたな。はい。
笑ろてる場合と違います。崖っぷちですねん。うちら。

伴奏者の方が来てくれはりました。音合わせです。
ザーッと、4曲流しました。
途中で先生の指導が入っていますがそのまんまスマホで録音しました。
自主練のために全員が録音しています(今の時代やね)
年寄ちゃんと時代について行ってまっせ。

家に帰って聴きました。あまりのことに(笑い過ぎて)大泣きしたあと
あのしと(人)にも笑かしてあげようとLINEいれました。

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いっこちゃんはパナマの空港ラウンジで優雅にお茶してるところでした。
(このご時勢に危険区域を偵察旅行なさるそうです)


隣の感じのいい青年が笑うのでちゃんと説明してくれた。うんうん。
「まだ練習中だ。年寄りばっかりだ」と。
そんな事、言われんでもわかるわ。と言ったかどうかはしらないけど
感じいい青年はさらに笑う。

あたしら、どんじゃらほい、地球の反対側でも笑われてますねん。
赤っ恥が世界規模で拡散NOW
途中に先生のどなり激励がはいる

「歌って!歌って!」

さっきから、歌うてますがな。
そこからですか?注意されるの・・・

みんな、英語の覚えてないとこはむにゃむにゃいうてるくせに
「ヘイヘイヘイ」とか「ウーウーウー」のとこは出番!とばかりに大声出すから余計にぐちゃぐちゃや。

もう・・しんどいです。
あと一週間しかありません。呑気にイリュージョン考えてる場合と違います
もう、リボンやら、傘やら鳩(まだ出したことない)を、出す余力はありません。
まず、「歌って!」です。

・・・・・・

やっと確保できた会場に検温、マスク、手指消毒で観覧してもらいます
今年は150名の部屋に60名のお客様に入ってもらいます。
観覧希望者の受付は予約開始からすぐに満席になりました。
何を血迷ったか。急遽2回公演をすることになりました。
第2部。こちらも60名です。
2回目の受付も、すぐに満席になりました。

近隣周辺の皆さん。ウチラに何を求めてはるんやろ。
幾ら娯楽に飢えているからとはいえ・・・

まあ、全力疾走あるのみです。

 

 


 


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2021年12月 9日 (木)

わたしの青い鳥



やっぱりね!
すごくいいお天気です

どうして、お天気だと嬉しいのでしょうね。
洗濯物がよく乾くから?

わかんないけど、嬉しいです。
今日は今年最後の吟行。ご町内散策です。
徘徊しているわけじゃないので通報しないでね。
某所に集合してバスに乗ります。
バスったってごご当地内循環です。

途中で降りて散策します。
眼目は「畑」「山」・・・それしかないもん。

なにが面白い?
面白いんです。

幸せって目の前にあるんです。
気が付かないだけ。
メーテルリンクも、そないに言うてはりました。

「夜汽車の話のつづき」を書こうと思っていましたが時間がありません。
もうすぐ、お友達が迎えに来てくれます。

ゴミも出したし、
お弁当は作ったしお茶も用意できました。

汽車。きょーみない?じゃあ。飛行機にしようか。
面白がって生きていると色んなことに遭遇しますねん。

あ。もう・・あかん。
時間です。

それじゃあ。いっちきま~す。
洗濯物。干したままでだいじょうぶよね?

 


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2021年12月 8日 (水)

喪中欠礼



明日からは少し寒さが緩むそうです。
そう思うと「今日は頑張って生きよう」と思うわね。
人って希望に向かって生きてるのね。

変な宗教していません。 

生存確認してもらうために、ブログをUPしておこうかなと、ゴミ出しから戻ったところに固定電話が鳴りました。

M子さんからでした。
喪中欠礼のお知らせに驚き、先日心ばかりのお供えを送っていました。

「色んな人が気にかけてくれて、そのたびに手紙を書いているんだけど、貴女にだけはどうしても書けないの」と少し笑いながら言われました。
「なんでやねん!」私も笑いながら返しました。

私は小さい頃からしっかり者といわれてきて
自分でもそうなんだろう。と思っています。
だから、可愛くない。(彼女は可愛くなくていいじゃない。といいますが)
人に泣きつかないし、素直な心を見せているつもりだけど、そうでないかも知れない。
そんな面倒くさい私を「まるっと」わかってくれているのがM子さん。そんな気がします。

M子さんは私より5歳ほど年上。元ジェンヌさん。すばらしく美しい人です。
「波乱万丈」などという、陳腐で手垢の着いた俗な言い方はしたくないけれど
色んな経験をされました。

そして、今年のまさかの「逆縁」でした。
夫を亡くした辛さならなんとなくわかるけど・・・
M子さんの悲しみは察するしかありません。

「M子さんならきちんと消化(昇華)されると思う」と言いました。

 

「強くてかっこいい人だから。」とこれは口にしませんでした。
「強いのがいいわけじゃないけどね。」と返されるとおもったから。

こうやって電話で話すのは10年振りだということがわかりました。
離れていても、会わなくても きっと元気に暮らしている
そんな風に思ってくれている人が居る。
というのは 幸せな事です。

M子さんなら大丈夫。美しく生きていきはるわ。そう思っています。

 


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2021年12月 7日 (火)

夜汽車で身の上話を聞く



(昨日のつづきです)

八代亜紀さんのような大歌手でもデビュー当時は苦労なさったようで、トランクにレコード(レコードです!)を詰め込み全国を回る日々だったそうです。

私が北陸の駅のホームで深夜に出会ったお姉さんのトランクにもレコードが入っていたのでしょうか
⇓ ⇓ ⇓
夜汽車の思い出2 を前のブログに書いています。いつまでも記憶に残る場面です。お時間ありましたら覗いてみてね。


このときわたくし、「夜汽車というキーワードであと5こくらいかけるわ」と大口叩いています。
9年前の事です。9歳若かった。
生意気をお許しください。
以下、9年ぶりの3こ目です。

・・・・・・


昔の京都駅は東西に長くて(今もか?)歩いて歩いて一番西の端に山陰本線のホームがありました。
夏はここから列車に乗り、若狭・小浜・丹後半島・果ては鳥取まで
(ろくに泳げもしないのに)週末になると海水浴に行きました。

深夜に京都駅を出発すると早朝に鳥取駅に着きます。
そう言えばこのときもみっちゃんと二人でした。いつもグループで行くのに
どうして二人旅だったのか、もう覚えていません。

4人掛けの座席に向かい合わせに座っていると
30歳位の父親と3・4歳の男の子が乗って来られました。
男の子のお着替えやおもちゃが入っているのでしょうか大きな荷物です。
2人が横並びになれるよう私たちは席を移りました。

今でこそ、育児をするパパは普通ですし、父子の二人旅もめずらしくないでしょう。
でも、私達が19か20の頃、こんな深夜に小さな子の世話をするお父さんは目を惹きました。
男の子がパパの膝枕で眠りについたころ・・
ココが、夜汽車ですがな・・・長い夜。ガタンゴトン(そのころは鳴りました)と単調なバックミュージック。
外は真っ暗、窓には私達の姿が映ります・・
そして、問わず語りの身の上話を聞くことになりました。

・・・・・

その方は京都で、ある職人さんをしていました。
若くして結婚し子どもが生まれ、自分の店を構えることが出来ました。
ところが奥さんの裏切りに遭います。相手はあろうことか自分が弟のように可愛がっていた弟子でした。
いつもアパートに呼び、夫婦して御飯を食べさせる。そんな仲だったそうです。
奥さんにどうしたいかと聞きました。
彼は、店もアパートも奥さんも弟弟子に譲ります。
子どもは渡せないというと奥さんは了承したそうです。
そして、職を捨て、ミシンの営業の仕事に就きます。
子どもを育てながら生活するには、長時間労働の自営業はムリだったからです。
この時は田舎の両親に孫の顔を見せに帰るところだと言っておられました。

こんな、話、世間には五万とあるのよ!
って、知ったのは、うんと大人になってからですので
乙女だった私とみっちゃんは
早朝の鳥取砂丘にのぼり、「わたしら、これからどんな人生をあるくんやろ」と海を見ながら語り合ったものです。

 

みっちゃんは、その後(いや、この時もそうだった)宝塚歌劇に熱中し、私も散々お付き合いしました。
ベルばらブームになる前の事です。
「ああ。現実の世界に希望はな~い」と言っていましたが親から強制的にさせられたお見合いであっさり結婚して子どもを沢山!生みました。

私?まあ、こんな感じですわ。

 


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2021年12月 6日 (月)

愛の終着駅



韓国ドラマみたいなタイトルだけど、ちゃいますねん。

そそ。トラック野郎の永遠のマドンナ   
魅惑のハスキーボイスの八代亜紀さんのヒット曲です。

AKI YASHIRO  愛の終着駅 ⇐クリックでYouTubeへ
(列車の連結シーンが見られますよん)

 

今、夜汽車って走ってるんですかね?
何故か歌謡曲の中のワケアリの人は北へ向かいますね。
文字の乱れは線路の軋み」ってアータ。
今の汽車(電車)ガタンゴトンって揺れないですしね。
字が書けないほど揺れたら問題やし。
さ~むい。よぎ~しゃで~」暖房の効きが悪かった。ああ昭和。

それにしましても八代亜紀さんの素晴らしい歌唱
歌は3分間のドラマ(一週間のご無沙汰でした。玉置宏)ですわ。

 

夜汽車というと私にもいくつか思い出があります。
別に悲しくはないけれど思い出すとしみじみしちゃうわね。
夜だから?寒かったから?いや、夏やったしなあ・・
どれも、10代から20代にかけてですわ。

 

「汽車夜長名刺交わすに至るまで」作者不明

 

名刺をお持ちだから、ともに成人のしかも(当時だから)男性同士でしょうか。
夜汽車で向かい合わせに座った。見ず知らずの二人。
(当時だから)煙草の火を借りた・・そんなことから会話が始まる

昔は座席の所に灰皿があった。車内喫煙は普通の光景でした。
思えば遠い風景です。

話が弾み、互いが互いに好感を覚える
秋の夜の長旅(東京・大阪間は8時間でした)
駅に到着する頃にはすっかり打ち解けて
「ご縁があったらまた会いましょう」と別れるには寂しすぎる。
そこで名刺の交換という事になる。

昭和のコミットの一つの例。縁の結び方はさり気なく日常にありました。

 

車内での安全が脅かされるような事件が相次ぎ、鉄道会社では早急に対策が採られようとしています。
昨日は車両への監視カメラの設置の義務化がニュースで流れていました。

見ず知らずの人との会話などおとぎ話の世界になりそうです。

先般。「どうして?(車内が)こんな風に(殺伐と)なってしまったのは?」ということを
座席シートの観点から考察している文章に出会いました
話は、人と人との触れ合い、交流。心の分かち合いに及びます。
とても興味ある内容でした


今ね、サウンドオブサイレンスをレッスンしているでしょ。
人々の沈黙・サウンドオブサイレンス・へのぼんやりとした不安感を感じながら歌っているので
グサッ!と刺さったの。
それで。八代亜紀さんの愛の終着駅を思い出した。

アタシの脳の回路どうなってるの??

夜汽車の話。つづきます。

 

今から力仕事(ボランティア)だよ。いっちきま~す。

 


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2021年12月 3日 (金)

お誕生日の女子会



真綿嬢(長男のつれあい)がお誕生日だったので、女子会をしました。
参加者は真綿・ヨカ・おたま

夫(真綿さんの)は東京出張中だし、息子(真綿さんの)は小学校だし
その間隙をぬって?隙をついて?お食事会です。
ヨカちゃんの幼稚園が午前中で終わる日に制服のまま腹ペコでやってきました。

 

真綿さん幾つになったのかしらね
人生は長くて短い(どっちやねん!)楽しい毎日を過ごして欲しいと思います。

「もう昔の私ではありません」
といいながら、見事な喰いっぷりでございました。

2次会のお店・tea room が満席で10組ほどがお待ちです。
(コロナ禍の平日のお昼なのにマダムでいっぱい)
ヨカ嬢が退屈しまくるので、「甘いもん」は諦めて大きなツリーのあるスペースでしばし歓談。
ここは人がさほどいません。

 
ヨカちゃんは嬉しそうにツリーの周りを走っていました。
位置について、かまえて、

「よーい ドン」だそうです


間違いを指摘したほうがよいのか、
今、正さないと一生間違ったままかも
いや、彼女のプライドを傷つけてしまうかもしれない
意外にも、「知ってるよ」という答えが返ってくるかもしれない
それは可愛くないわね。
いや、知らなかったけれど照れ隠しで、とっさに嘘をついたのか
それは、私が彼女の「嘘をつく」という行為を誘導してしまう事になる。

ああ。色んなことをかんがえてしまう

Img_7621

 

二次会に行けなかったので、何かプレゼントするわと言ったら
スヌーピーかムーミンのマグカップが欲しいとのたまふ
真綿嬢、子どもか?
迷いに迷ってムーミンをチョイス。
「ムーミンってカバやろ?」というと「妖精ですっ!」と姑に口答えした。
ムーミンを大事に抱え「癒されますぅ~」
この人いつまでたっても乙女だわ。


食事会は夫には報告するけれど息子には口が裂けても言えないと言っています。
去年。うっかり口を滑らせ、「何、食べたん!!」と大泣きされたそうです(当時3年生)
胃袋馬鹿太郎だからねえ。おそろしや・・

そんな秋の一日でしたわ。

 

 


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2021年12月 2日 (木)

中村吉右衛門さん死去



大きな大きな役者が鬼籍に入った。

二代目中村吉右衛門。77歳。

まだまだ播磨屋のお芝居を見られると思っていたのに
残念でならない。


華やかな脚光を浴びる兄,染五郎に比べ、弟,萬之助は大きな体なのに地味で。
しかしその含羞ある仕草、表情に、
まだ中高生女子だった私の母性本能がくすぐられたのを覚えている。


その後、歌舞伎役者としての吉右衛門を観たのはいつだっただろう、演目は何だったんだろう。
もう覚えていない(落ち着いて調べればわかるかな)

今朝の新聞一面には熊谷直実を演じる写真が使われている
吉右衛門の十八番だ。
深い悲しみを肚に置きながらの花道の出。
全身に悲哀を纏うその歩き姿に観客は静まり返った。

社会面には「俊寛」の写真。
これもまた吉右衛門を代表する作品だ。
絶望の果てに遠ざかる船を見送る俊寛
悟りきれない人間の哀しみが胸を打った。

武士の本懐を肚に納め目的に突き進む大星由良之助
そして、その胆力で主人を守り抜く勧進帳の弁慶

目に焼き付いて離れないのは碇知盛だ。
悲劇的な最後の場面をかたずをのんで見つめ。ああ、歌舞伎って面白いなあと思わされたものだ。

内に秘めた苦悩や悲しみをその姿、見事な口跡で体現してきた大きな大きな歌舞伎役者だった。
ただただ悲しい。

 

 

 


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