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2020年11月17日 (火)

嵯峨野案内 小倉山のふもと



当節、「紅葉見物」など困難極まりない奥様に京都の紅葉をご案内いたしまひょ。
当方、自称(ス)トリップアドバイザーHISの回し者・おたまでございます。

Img_6856
奥様!アチラに見えますのが京都は嵯峨野にございます
「落柿舎」です。
俳句をちょこっとでもかじっている者としては一度は訪ねたい庵であります。

正面に可愛いお山がみえますでしょ?
あれが有名な五山の送り火(鳥居形)のお山どっせ。

・・・・

嵯峨や宇治は京都やあらしまへん!
と、京都のお方は、お云いやすのんどすどすどっせ。
「都」はあくまでも「川」と「川」に挟まれたあたりだけ!やと。

いにしえはこの意識が更に強かったんでっしゃろな
若い頃は都でブイブイいわせてた高貴なお方が、齢を経て、好んで隠遁生活に入られたのがこの辺りとか(知らんけど)
そんなあこがれのエリア。元々はそんなお方の広大な邸宅だったそうですが、時代を経て時は元禄・江戸時代に向井去来という方がこの小さな庵を入手します。
去来はご存じのとおり俳聖芭蕉の高弟で不動産物件を手に入ると、ちょうど奥の細道から戻っておいやした芭蕉先生が喜び勇んでたんびたんび遊びに来てはります。


二つのお屋根がみえるでしょ?右が本庵。左が次庵となっておりまして、次庵では申し込めば「句会席」として利用できるのですよ。
この、手前の空き地ね。何も建物が建たないようにこうして管理してはるのでしょうね(とあたしは思う)

嵯峨の落柿舎をはじめて訪ふ
こゝならん柿の葉のちる竹の門 (五升庵蝶夢)

ささ。中に入ってみませう

Img_6862

やはり、ここは「秋」に来るべきどすえ。
壁に門の柿の木の影が・・・ここで一句!(無理したらあきまへんえ・おたまはん)ハイ。無理でした。
すっかり落柿舎のシンボルになった蓑と傘がかかっています。
本来は「只今、庵主は在宅していますよ」という目印です。

頂いた季刊誌「落柿舎」を読みますと、この庵の北に去来の墓があるのですが(行かなかったわ)
傍らにある「井戸」は西行法師が出家した草庵跡と言い伝えられているそうです。
去来が生きた時代の400年位前になるのかしらね(知らんけど)
西行は芭蕉のあこがれの人でもあった(知らんけど)
そして、そのドラマチックな生涯は乙女(おたま)の胸をキュンキュンさせます。
男前だったに違いない。間違いない。(今日の話から大きくそれた) 

 

 「薄紅葉仰げば揺るるイヤリング」
  (ウスモミジアオゲバユルルイヤリング)

 

 「時雨来て廂借りたる直指庵」
  (シグレキテヒサシカリタルジキシアン)

 

 

以前、嵯峨野に来た時に作った句ですねんにゃわ。
調べたら2009・11月。
同道したのり子先生もいまは鬼籍・・・


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コメント

おたま姉さま、ごきげんよう。
落柿舎のお話、最後の西行が男前であって欲しいが一番心に残りました。やっぱり憧れの人は出来れば男前ですよね~。(何のこっちゃ) 落柿舎の近くに祇王寺というお寺があります。昔は(2,3年前とちゃいます、3、40年前くらい前です。(泣))語り部さんが祇王のお話を名調子でしてくれはりました。あの頃は人も少なくて30分以上座って聞かせてもらえました。今でも心に残っています。
平家物語まだ読んでられるのなら物語にひたれる場所かと思います。

投稿: 平凡息子二人の母 | 2020年11月17日 (火) 22時39分

★ご子息が二人とも平凡と謙遜なさるお母さまへ
わお!!ひょっとこ(いや)ひょっとしたら、その昔、母さまの隣でお話をきいていたのは若き日のおたま嬢かもしれません。
男の人って勝手だわ!とか憤ったきおくが^^
私のバヤイは語り部さんというより、小さい尼さんでした。大昔過ぎて記憶がおぼろですが・・観光客はいなかったような・・

大原の三千院でも粟生の光明寺でも山城の浄瑠璃寺でも、お坊さんがお寺の事や仏像についてお話をして下さっていました。
今思えば濃厚な「寺巡り」ですね。
お坊さん。男前だったか?
う~ん覚えていませんね。あのころは無欲だったから・・
嵯峨野はどこへいってもきれいに整備されていて・・昔の、のどかで寂れた雰囲気は見つけにくくなりましたね。
平家物語は妄想力で読破して、そのあとまた嵯峨野を巡りたいものです。


投稿: おたま | 2020年11月18日 (水) 08時12分

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