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2020年7月 9日 (木)

太陽賛歌



洗濯物は願い通り以上にパリッパリに乾きました  

Tシャツなんて、折り紙の奴さんみたいに正しく律儀な姿のままで乾いてる。
タオルに顔をくっつけると、お日様の匂いがします。

なんという、幸せな事でしょう!

お日さま(人''▽`)ありがとう☆
あなたは私の太陽だ!(他に言いようがない)



  

(本日はリサイクル記事から・・・
 「絶望」読んでいただければ嬉しいです)

 

十年毎に、たった一時間だけ雨が止む星がある。
その女の子の住む星は毎日毎日雨が降り続く。
だから、辺りはいつも暗く、昼間でも電灯をつけている。

このまえ、雨が止み太陽が顔を出したのは、
女の子が生まれた日だった。

だから、その子は「太陽」をみた記憶がない。
本当に「太陽」ってあるのかしら・・。目がつぶれてしまうくらいのまぶしさっていうけど想像もできない。

今日は女の子の10回目の誕生日。
人々は十年ぶりの太陽を待ちに待っている。

多くの子ども達は初めてみる「太陽」に心を浮き立たせている。
女の子ももちろん皆と同じきもちだ、そのうえ今日は誕生日。

なんて、素敵な日なのでしょう。

ところが、朝の教室で男の子達にいじわるをされた。
男の子達はふざけて女の子を掃除道具を入れる部屋に閉じ込めてしまう。
外から鍵をかけて・・・・

そのうち、雨音が止み、外の空気が暖かくなり、空が明るくなり始める。
「太陽」がでるのだ。

初めて見る太陽に子ども達は夢中になる
閉じ込めた女の子のことなどすっかり忘れて・・・

私が子どもの頃に読んだ本の中で主人公の女の子が読む「物語」が上のお話です。
梅雨の季節になると、この話を思い出します。
世界中で一番不幸な女の子。
この局面。
「絶望」という意味をなんとなく知った最初の経験だとおもいます。
                        (2013・6・21)

 



以上です。
この本、子どもの頃に出会った本は今でも、私の本棚にあります。

409-035

 

    「空っぽの回転木馬梅雨の月」
       (カラッポノカイテンモクバツユノツキ)季語/梅雨の月・仲夏

 

 


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コメント

おたまさん、こんばんは。

おたまさんの所は天気がよく、シャツもパリッと乾いたのですね。

「絶望」・・・10年間待ちに待った10歳の誕生日を罪の意識もない子供の悪戯の延長で絶望へと変えさせられてしまったのですね・・・本当に悲しいです😹

人には決して言うことは出来ない人生の絶望を経験したことはありましたが、最初に絶望感を覚えた本は「レ・ミゼラブル」のファンティーヌの惨めな死だった気がいます。 今年の正月に2012年作の映画「レ・ミゼラブル」を観ましたが、やはり心が辛くなりました。女優の「アン・ハサウェイ」の演技が凄いです。

子供時代に「絶望」の意味を知るなんておたまさんはきっと早熟だったのでしょうね・・・私ははな垂れ小僧の脳天気野郎でした😢

投稿: omoromachi | 2020年7月 9日 (木) 23時08分

★omoromachiさんへ
この本は小学校4年から5年になる春に買ってもらいました。
40年後に(私の執念で^^;)作者の方と交流を持つことになります。
子どもの頃の思いが通じたのです。
4年前に亡くなられましたが現代詩人賞やH氏賞を受賞された詩人でした。

映画「レ・ミゼラブル」絶対に見たいとおもいます。
実は、ああ無情(レ・ミゼラブル)と巌窟王(モンテクリスト伯)がごっちゃになってしまっています。
お話があまりにも壮大で、エピソードごとの話しか読んで(聞いて)いないです。
少年少女のための本がそう言う風に編集してあったのでしょうか
髪の毛と歯を差し出すのがファンティーヌだったのですね。
ジャンバルジャンと銀の燭台は
ラジオドラマを聞きながらお茶碗とお箸を持つ手が固まってしまいました。

私は記憶が良すぎて、いったい何歳や!とよく言われるのですが、これは幼稚園に入るもっと小さい頃のことです!

投稿: おたま | 2020年7月10日 (金) 09時03分

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