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2019年12月15日 (日)

大阪府池田市・猪買いの里



今年最後の吟行へ行ってきました。

 「山裾の猪買ひの町布団干す」

季語:「布団干す」

  

上方落語に「池田の猪買い」という噺があります。
(米朝・枝雀をYouTubeでみる事が出来ます)

上記の俳句「猪買い」が判ってもらえるかなあと心配しましたが
「ししかい」と言えば「池田」
ツーと言えばカー
さすが関西の老舗句会。大方の人がローカル色に好意的でした。
調子こいて(乗って)東京の方にも提出しましたが、いかがざんしょ。
わっかんねえだろな~

  

「池田」は、大阪の北部。
(宝塚歌劇団を作った)小林一三翁により、日本で始めて「電鉄会社が開発した」新興住宅地です。

枝雀さんの枕にもありましたが、
今でこそ阪急電車で20分高級住宅地ですが
昔は大阪からトコトコ歩いて一日掛かり。
旅支度で出かける道中はのどかで主人公とお百姓さんの掛け合いが知ってる人にはよくわかる、北摂・池田の風景です。

妙見信仰のメッカである妙見山への道筋にあたり、人の行き来も多かったのでしょう
今でもR176沿いには「刃物」の店が多く残ります。
鋤・鍬・鎌・・・田畑仕事に必要な道具が飛ぶように売れたことでせう。

  

さて、主人公は冷えの病気(淋病といふ説も)にかかってしまいまして  
薬喰(くすりぐい)をすすめられ、池田まで猪肉を買いに来るわけです。
薬ったて美人女優さんが捕まっちゃったナニではありません。
いうたら、当節大人気のジビエやね。
「薬喰」は冬の季語でもあります。
・・・・・・
奥様!年の瀬のお台所仕事でもなさりながらYouTube聞いてみてください。
約30分。この演目については米朝さんの方が好きかな。あたくし。

 

まだまだ、見事な五月山の紅葉に冬の日が当たっていました。
「布団干す」は実景です。
やっぱり、吟行は楽しい。

嘱目の「商店街」はまた明日にでも・・

Img_6144 Img_6143

(へ~~。池田の子やったんや!)

 「ビリケンさん両の手で撫で冬ぬくし」

 

ビリケンさんも「地域限定」じゃな?


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コメント

日が当たってる銅像は暖かいですね。
猪肉をうまく料理してくれる方がいらっしゃって、味噌で数時間コトコト…。
臭みもなくとろける肉が美味しかったです。近所のおっさんが自宅前で猪さばいてたこともありました。冬は天気さえ良ければ毎日でも布団を干していると、隣のおばちゃんがベランダ越しに声かけてくれるのが嬉しかったです。みんないなくなった…。

投稿: ばんび | 2019年12月16日 (月) 12時25分

おたまさんは何にでも造詣が深いですね。
オペラも上方落語にはちょっとウルサイのですよ^^

同じ噺でも噺家によって随分雰囲気が変わります。
出来・不出来(失礼)も多いにあります。

特にお勧めしたい噺です。
いっぱいあって書ききれません。

米朝:たち切れ線香、百年目、稲荷車
春団治:皿屋敷、寄り合い酒
仁鶴:向こう付け、青菜、七度狐
枝雀:宿屋仇、つぼ算、住吉駕籠、天神山
南光:五貫の裁き、ちりとてちん
三枝:真心サービスおじんタクシー、ディレクター物語
雀三郎:夢の革財布、哀愁列車

※落語家名は旧名にて表記しているものもあります。

枝雀は芸風が変わってかはちょっと・・でした。
自身も悩んでいた時だったのかも知れません。
私の好きな噺家さんですので偏りがありますが
機会があればぜひ聞いてみてくださいね^^

投稿: オペラ | 2019年12月16日 (月) 15時03分

★ばんびさんへ
猪肉は炊けば炊くほど柔らかくなるのですね。不思議です。そしてやっぱりメスのほうが美味しい。みなしごウリ坊は一人(一匹)で生きてゆけないからたいていの場合連れて帰るそうです。もう今の時期は小さい子はいないらしいけど。
この辺りに住んで「蛍」と「猪」にやけに詳しくなりました。
ベッドに羽毛の暮し。その内「布団干す」の季語も無くなるのかなあ・・。

★オペラさんへ
たち切れ線香は先代の文枝派です^^
でもよく聞いていたのは小文枝時代です。
女性役に何とも言えない色気がありましたね。

落語・オチケンブームのど真ん中です。
だから、よく聴きました。ラジオもテレビも番組が沢山ありましたね。SONYのテープレコーダーに録音して沢山持っていました。

ひいきは枝雀になる前の小米さん。
初めて実演(ナマ)を見たのはサンケイホールの米朝独演会の前座でした。たしか「鷺とり」だったと思いますが強烈に面白かったです。KBS京都のラジオ番組を持っておられて、よくスタジオに遊びに行きました。5~6人しか入れない小さなスタジオ。
枝雀さんになられてからなんとなく変わられましたね。
友人は春之輔のファンで追っかけをしていましたよ。
だから(?)雀三郎も好き。ユ~レーティ~

投稿: おたま | 2019年12月16日 (月) 17時59分

ししかい・・・?
そうかい。
そうね、歳時記なんてえのは江戸の爺さんたちが、
江戸の四季を綴っただけでねえかい。
たとえば東北では、春といえば4月5月。
雪が溶けて初めて春の実感なのでごじゃる。

ビリケンさんの句に☆☆☆

でもって、米朝さんの「豆狸(まめだ)」。
これ絶品だす!

投稿: NANTEI | 2019年12月16日 (月) 19時24分

お!流石にお詳しい。
枝雀寄席欠かさず見ていました。
枝雀になる直前が絶頂期ではなかったかと
思いますね。
まさに「立て板に水」!
で「くやみ」を思い出しました^^;

雀三郎のお囃子がユーレーティーですね。
お囃子で笑いが取れるのは私だけ~って

図書館で片っ端からCD借りダビングしてたので
今、itunesに147話入ってました。

ではこのへんで・・サーギー.....

数字の時だけ画面大きくしてみます。

投稿: オペラ | 2019年12月16日 (月) 19時29分

★NANTEIさんへ
さすが兄ちゃん「豆狸」とは!
渋いところを突いてきますね。
品があって、情緒があって米朝さんにピッタリ。上方落語っぽくない^^
ミッテラスジに友人がいました。
なつかしいなあ。徳利持って酒買いに行かねば・・・。
NANTEI家のごぼう抜き真打登場を心待ちにしているのですが・・ずいぶんと大きくなられたでせうね。

★オペラさんへ
サ~~~ギ~~~
すみません。認証数字。目のトレーニングやと思って頑張って下さい。

上方の落語家さんはどうしてもキャラが立ちすぎてタレントさんになってしまうのでしょうかね。落語のできない「落語家」が多すぎる。でも地道に勉強してはる人も多いですね。
雀三郎さん。あのキャラであの力やっぱりエエですわ。ゆ~れ~てぃ~

投稿: おたま | 2019年12月17日 (火) 10時53分

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