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2019年10月15日 (火)

オランダ・ベルギー㉙胸キュンその2



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  先ほど、古いブログ記事を見て来ました。
2014.4.23。神戸大学とカトリック六甲教会へ吟行へ出かけています。
あの時見たマリア像は、アントワープの市民から贈られたものだったのです。
同じマリア像がここ、アントワープ
聖母大聖堂にありました。
アントワープの皆さんありがとうございました。
皆さんの事を「少年ネロにとても冷たかった」ってアタシ5・6人に言いふらしました。
すぐに撤回しておきます。本当にごめんなさい。



では、胸キュンの2に入ります。

画家を志したネロ少年が憧れて憧れて、死の間際、その最期に目にしたのが、この大聖堂のルーベンスの祭壇画です。貧しい少年は教会に入るお金が無かったのです。無料でいれたれよ!とあたしは思う。
不思議なのですが「磔刑」はないのですよ。
キリストの「昇架」「降架」「聖母被昇天」「復活」この4大傑作。
もしこれらの絵が美術館に展示されていたとしたらどうでしょう。
170年の歳月をかけて完成したこの美しいゴシック様式の大聖堂の内部で、ダイナミックなバロック絵画を目にしてそんなことを思いました。
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「ん?ん~~・・?」と思いました
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聖堂に差し込む自然光を頼りに最も美しく見える位置を探ります。

そして私の「ん?」はここに来て確信に変わりました。

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知ってる!というか。 持ってた!
「昇架」「被昇天」この二枚の御絵を小さなわたしは持っていました。

昨日書いた、「月曜学校」を私は半年ほど休んだことがあります。
同じ時刻にヒロちゃんの家でお習字を習う事になったからです。キリギリスのようなおじいちゃん先生がヒロちゃんの家に来られました。
私は月曜学校に行きたかったけど、お習字も習って見たかったのだと思います。
それで、お習字が終わると大急ぎで「月曜学校」走りました。
大抵はお友達はみんな帰っていました。だから夜の8時くらいだったのかな。
ある日、いつものように駈けて行き縁側の戸を開けると、明るい電灯の下で大人の人だけがいました。H神父様も来ておられました。
小川さんのお姉ちゃんが目を丸くして「わ~良かった。おたまちゃんに会いたいと思ってたの」と言いました。
お姉ちゃんはもうすぐお嫁に行くのだとその時聞かされました。
私たぶん、大泣きしたかも。心の中で泣いたのは間違いないです。
お姉ちゃんは次の週。10月の空の下教会で結婚式を挙げました。
私達月曜学校の子どもたちも大勢で行きました。真っ白の羽二重の着物に肩までの短いチュール(ミサ用ヴェール)を被って夢のようにきれいでした。お婿さんはキリギリスみたいにひょろひょろして眼鏡をかけていました。

あの時、あの月曜の夜。「おたまちゃんに会えて良かった」と言って小川さんのお姉ちゃんに貰ったのが
この御絵だったのです。
この時で4年生だったと思います。ルーベンスなんて人知らなかった。
子どもからしたらリアルな絵はちょっと怖かったけど、なぜか惹きつけられていました。特に「昇架」はごつごつした岩が冷たそうで辛かった。心がシンとしました。「荘厳」という言葉は多分知らなかったけど、なんかそんなふうな雰囲気は感じていたように思います。
私は、寝る前には必ずこの絵をじーっと見てから寝付いたものです
あれから、長い長い歳月が流れて、この教会に来てこの絵に再会するとは夢にも思いませんでした。
あ。この絵・・・・と思った瞬間。懐かしい子ども時代に戻りました
小川さんのお姉ちゃんは私が人生で出会った女の人で一番きれいな人です。
いつも、白い開襟のブラウスに紺のフレアスカートをはいていました。
・・・・・
これでキュンキュンシリーズ終わります。
漫遊記は明日で終わります(たぶんね)

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