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2019年9月16日 (月)

オランダ・ベルギー⑤運河のほとり。アンネの隠れ家



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アムステルダムには165もの運河があります。
かつての東インド会社の物資が入るための運河。
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そうそう。ハイネケンの二代目本社がビール博物館になっていました。
あたし。ハイネケン好きなんだけど、運河の水で作られていたと聞いてからちょっと気持ちがうつむいています。飲むけどね 
(スーパーにはハイネケンてんこ盛り。1€以下/缶だった)

 
②でご紹介したように月曜日に浚ったら、ブレーキの無い自転車が出るわ出るわ。
嘘かほんまか 子どものうちに「川へ落ちる練習」&「脱出する練習」をするそうな!
だから、柵なしは当たり前。さすが自己責任の国です。
日本じゃ考えられませんよね。
可笑しいのは(たぶん郊外だろうけれど)水路や水際に落っこちた動物の救急車がある。
彼らに自己責任を問うのは酷だわね。
 とか山羊が救命処置を受けるの。
なんか、オランダ最高ーだあ 
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間口の広さにより税金が変わる。
京都のウナギの寝床と同じやね。
タテに伸びて大体4階建て。
大きな家具などは写真のような滑車で引き上げる。
時々散見するバルコニー
これは18世紀初めにナポレオン軍が持ち込んだそうで、さすがおフランス。無駄にお洒落。


さてさてさてさて。そんな運河に面した縦に長い建物
アンネフランクの家へ遂にやってきました。
(一番上の写真は隠れ家の前から撮ったものです)


中学一年生の夏休みに、天満橋にあった松坂屋の本売り場で「アンネの日記」を買って貰いました。

ナチスドイツから逃れるためアムステルダムの隠れ家で暮したアンネというユダヤ系の女の子。
アンネは13歳の誕生日にプレゼントしてもらった日記帳に「キティ」と名前をつけ隠れ家の2年間を克明に記録してゆきます。

今回の旅で一番行きたかったところです。

Img_5969 しかし、予約が困難になっていました。
以前は4~5時間の行列もざらだったそうです。いまは完全予約制に変わりました。
Kちゃんが途中心が折れそうになりながら、一度は「ムリ!」と言いながらがんばってGETしてくれました。
それ程世界中の人が集まって来るスポットです。
 

本で読んだアンネの隠れ家。
本にあった通り建物の前に運河が流れています。
彼女は早朝に前の道路を通る荷馬車の蹄(ひづめ)の音に耳をすませました。
教会のカリヨンが聞こえてきます。アンネが聴いていた鐘の音です。
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隠れ家の隣にある西教会。アンネはこの鐘を聞いた。
オランダの教会、質実剛健。公民館的役割。
写真が切れてるけれど一階はショップになっている
前に、アンネの像が立っています。
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ここが第二次世界大戦中にアンネ一家がナチスから逃れ隠れ住んだ家です。
現在は右隣を財団が買い取り記念館になっています。
そちらから入場します。

ついに予約の時間が来ました。
「Japanese!もういいよ。」と少し早めに入れてもらえそうです。
内部は撮影禁止。

一階は一家を支援していた人たちが働くオフィス。
狭く急な階段。隠し扉である本棚の前に来ました。
感動で胸いっぱいです。
居間として使われた両親と姉の寝室。その隣が相性の悪かったフリッツとアンネの寝室です。
日記の通り壁には色々なブロマイドやポスターが貼られています。
屋根裏へ続くはしご段。ここでアンネとペーターが語り合った。
今回初めてペーターの顔写真を見ました。
そして本物のキティ(日記帳)13・4歳の女の子とは思えぬ几帳面な文字。達筆です。
強く印象に残ったのはトイレでした。
美しいデルフト焼の便器。昼間は水音をたてることが出来なかったことでしょう。
それにしてもこの狭い住空間に8人の人々が二年間も暮らしていたわけです。
物音も立てられず、カーテンを開けることも出来ず・・・

ゲシュタポがやって来たのは「密告」という説がありますが、
徹底的なローラ作戦に掛かったのでは?ともいわれています。

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隠れ家から出て来ると、2019年の夏の光を思う存分に楽しむ光景がありました。

 


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コメント

何度かTVで見たことがあります。
息をひそめて身を隠しながらも
夢を抱き明日を見つめて・・
憧れの場所に行かれて本当に
良かったですね!

トイレに目が釘付け~~ありゃ~
さすが、おたまさん。
目の付け所が違いますね。

一句浮かばなかったですか。

以前、撮り貯めたTV録画のBDから
「もう一人のフェルメール」を見つけました!
世紀の贋作事件ですね。
ナチスからフェルメールを救った男、とも
言われました(多分)。
その他、美術録画が沢山出てきました~
見るのが楽しみ~。

投稿: オペラ | 2019年9月16日 (月) 16時06分

滑車付きの建物、流石だと思います、今回の台風15号で隣家の屋根に土嚢砂袋を置く作業を一昨日から手伝っていましたが、梯子で持ち上げるのは大変でした。(オイラ宅は初日から水、電気もOKで風害もなし)。
アンネの日記、色々考えると・・・人間って生き物・・・。

投稿: 坂口あんちゃん | 2019年9月16日 (月) 19時59分

★オペラさんへ
アンネフランクは私の母より4歳年下です。
そんなに遠くない昔の出来事ですね。
たまたま隠れ家へ行く手前で蚤の市をやっていて、デルフト焼のヴィンテージ物の便器が話題に上がりました。
便器はもっとも生活の息づかいを感じるものでした。

★坂口あんちゃんへ
台風お見舞い申し上げます。
東電、動きが悪いですね。対応遅すぎ!
関電やったらチャッチャとなおしてる(知らんけど)
それと、サンマ!
どないなってますのん?
操業期間が撤廃されたら、そら早いうちから獲りに行きますわね。でもうちら5月からやせ細ったサンマなんかいらんし・・
旬のものは旬に水揚げしてほしい。
一応漁師のあんちゃんへ訴えておくわ。

投稿: おたま | 2019年9月17日 (火) 08時57分

4階建ての古いアパート。元々砂地埋め立てだから傾いちゃって丸太みたいなもので支えてるのもありました。古いほど人気だそうです。アパートの便座は木でできてました。中庭もあったけど物干しには向いてなかったです。履物、木靴を崩したようなつっかけ?サボっていうのを履いてる人多かったです。

投稿: ばんび | 2019年9月17日 (火) 12時45分

★ばんびさんへ
日本人なら泥の上に家は建てないよね。
せめて、ち密な計算はする^^
地下鉄を造るという根性が凄いと思います。
とりあえずやってみる気質だと現地の方が言っておられました。合理的。
現実は非合理でも^^
やってみなきゃねというところ・・好きかも。
木の便座かなりなレトロですね。
そう言えばアンネの家は便座が無かったかも。直にお座りした?

投稿: おたま | 2019年9月17日 (火) 16時19分

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