枠にはまらない
爽籟や恐竜の骨くぐりぬけ おたま
/
(兵庫県立・三田ひとと自然の博物館)
まっさらでピカピカより
時間経過の刻まれたものに惹かれる。
さういふお年頃なのだらう。自分。
昨日のNHKスペシャル(再)は結成20年を迎えた「B'z」スペシャルだった。(2009正月放送分)
カラオケをバックにたった二人のロックバンド。
デビュー当時の映像が流れる。
二人だったから、二人だから何ものにも縛られず好きな音楽を追及できた。
ひっちゃん。「B'z」をよく歌ってたなあ。
ギタリスト松本孝弘さんの職人のような仕事ぶりに「好き」に出会い「好き」を究める人をみる。
ええなあ。男の一本道。
ボーカル稲葉浩志さんのストイックさは周囲(主に真綿嬢)からよく聞かされていたが驚いた。
そして、ちょっと。ええこと言わはった。
「あなたはアーティスト?ミュージシャン?」の質問に答えて。
「アーティストでもミュージシャンでもない。しいて言えばB'zのシンガー」
で。今朝の朝刊(武士のサムライ)に、同様の事が載っていた。
樹木希林さん。
他人と比べない。周りの価値観にとらわれない。そんなスタイルで役者人生を貫いた。だからなのか。呼び名に困る人でもある。名脇役ではぴったり来ないし、怪優や名優も違う気がする。「樹木希林」としか、言いようがない。
森繁久彌さんのホームドラマのお手伝いさん。あの時、何歳だったのだろう。独特の存在感だった。
悠木千帆の時代から亡くなられるまで傑出した一つの個性だった。
アーティストとか名優だとかという言葉にはめ込んじゃうことに違和感をもっていた。
無礼な話やでとおもっていた。
ので。昨日今日。ちょっとうれしかった。
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