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2018年6月10日 (日)

コチコチカッチンお時計さん


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二人の息子がおります。次男は明星といいます。
別名「ぎりぎり明ちゃん」と幼いころから呼ばれていました。
何事も、ギリギリにならないとやらないんです。

一応、最後に辻褄は合わせます
プロセスよりも結果だ!とでも思っているのでしょうか。

ココだけの話ですが(そんなところ)母親にそっくりです。

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本日は時の記念日。
彼の小学生時代(たしか4年生)の出来事を思い出しました。

彼は毎朝。ギリギリにしか起きて来ません。
ワタクシとて母ですので一応、起こします。
「○時○分やで~~~」「はよ、起きや~~」階段の下から大阪城内に響くような声で絶叫します。

集団登校の子どもたちが我が家の前に集まり始めます。
いつも班長さんに「ごめんね。先に出発してね・・・」と言います。
毎朝。毎朝。毎朝。

彼、かけっこは凄く速いんです。いつもリレーのアンカーでした。
それも計算に入れて学校へ着く前に班に合流して辻褄あわせです。

自分の行動を組み立てられるなんとお利口な子でしょう。
いいえ。横着なんです。世の中を甘く見ています。
本人は合理的だと思っています。よく理解できます似た者同士だから

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ワタクシもたいがい頭にきまして
ある朝、家中の時計という時計をぜ~んぶ30分進めておきました。

そして、いつもは階下から「早よ 起きや~~」と叫ぶのに
彼のベッドに行き、耳元で「○時○分やで」とささやきました。

ん~~ん。ん? ん !「うそや~~ん」

自分の部屋の、そして一階の、洗面所の、柱の、どれを見ても、時計の針は驚くべき位置に時を刻んでいるのです。

彼を産んで10年ばかりでしたが、この人が慌てるのを見るのは初めてでした。

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沓脱のところに置いておいたおむすびを口に放り込み屈伸運動をしました。
走る気 十分。

家から学校まで4キロあります。ず~~~と下り坂です。
家を飛び出しましたdash 

坂道を転がるように全力疾走する我が子を思い浮かべ、ひっくり返りそうになりました(可笑しくて)

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その夜、彼はしみじみと言ったのであります。
「今日は、不思議やったわ~」
家を出た。登校班の子は誰もいない(当然だわ。早すぎるも~ん)
こら。あかん。後れを取ったと思い、全力疾走。

走って走って大通りに出た。
不思議だ。いつも出会う他所の登校班もいない。(あったりまえやん)
というか。だあれもいない。

こら。あかん。大幅に遅れてる。となおも走る。

 何か違う!とおもった(さすが私の息子だ)
あまりにも世間が静かすぎる。

坂の途中にある○○商店(文房具屋。当時ここだけが開いていた)の柱時計を見た。
もう一度見た。目をこすってさらに見た。

うそや~~ん

茫然としていると、はるか坂のてっぺんに、学校に一番遠い5丁目の登校班の姿がみえた。
「明星君。こんなとこでなにしてるの?」とみっ君が言った。
そうこうしてると我が登校班がやってきたので
いつもとは、違ったパターンで合流した。

・・・・・・・・・・・・・

お母さん。ふしぎやったわあ。あれは何やったんやろ・・・

ついぞ、親を疑う事を知らない何という良い子だろう。
この美しい魂に乾杯!だよ。

アタシは真実を伏せた。

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其の後は自分で目覚ましを合わせるようになり。

支度5分。朝食5分。と逆算した時間に起きてくるようになった。
まあ。ギリギリにはちがいないけれど。

ちなみに6年生で班長さんになるのだが、登校班の旗を5年生の子分ケンタに預け、
自分は相変わらず全力疾走からの校門前合流を続けた。

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タイム イズ マネー。大人になった明星君。

母のこの体を張った(いや、張ったのは明星氏だ)教えが身に付いてくれていると良いのだが・・。テヘッ!ペロリ。


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