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2018年5月11日 (金)

母の誕生日


baseballbaseball


結婚一年目で私たちは「持ち家」を持った。
中古の公団の分譲住宅だったけど、物を持つことがキラキラと輝いていた高度経済成長時代の申し子たちには、ただただうれしかった。

当時、母は50代に入ったころで仕事を持っていた。
新しい家を見に若い友人とやって来た。
その人はP化粧品のセールスをしていて、母は共働きで忙しくしている私に化粧品を買ってやろうというつもりだったようだ。

その人Aさんは当時30代。子どもの頃から不思議な体験が多く、10代の頃から占いに興味を持つようになり、九州のある方に弟子入りをしたのだそうだ。
「Aさん。よくみはるから、ここの家相をみてもらったら」と母は可笑しそうにいった。
家相がどうであったのかはすっかり忘れたのだが、この時いつまでも記憶に残ることを言われた。
その場面では彼女は私の手を握っていたのだから私の手相を見ていたのに違いないのだが、なぜか私の夫の事を
「52歳で死ぬ」と言った。
言ってなにかあわてて、「何か大きなことがある」と言い換えた。
その場に夫はいなかった。

占い師は分かってしまっても「言ってはいけない」ことがあるらしいのだがAさんは「言ってしまった」ぽかった。

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夫が亡くなったとき真っ先に思い出したのはその事だった。
母もそうだったらしい。
夫は53歳で亡くなった。

夫の葬儀からほどなくして、不思議な偶然に偶然が重なりAさんに再会することになる。
この時、たまたま長男が一緒に居て彼はAさんにおおいに励まされちょっとしたアドバイスをもらった。それから10数年経ったが、今その方向に進んでいるのが不思議である。

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去年のGWのある日私は長男一家と神戸の大型家具店にいた。
数日前に次男に買い替えて貰ったスマホが鳴った。
Aさんからだった。母の友人として登録が残っていたのだろうか、先に出逢ってから10年以上。Aさんとは何のコンタクトもなかった。

「Aですが、お電話いただいたようですがどちら様でしょう」

ということだった。
名乗ると非常に驚かれた。間違いで掛ったようだと失礼を詫びて切った。
Aさんに電話をした覚えはない。

30分ほどすると再びAさんから「お電話いただいたでしょうか」とのこと

掛けてはいない。再び詫びる。
そのとき、「M先生(母の事)はお元気ですか?」と尋ねられた。

一回目の電話の時には母の話はしなかった。葬式するな。遺骨を拾うな。と言っていた母の事は敢て言わなかった。

5年前に亡くなっていることを伝えると絶句された。

更に30分後。もういったいどうなっているのか訳がわからない。
また、私のスマホからAさんあてに着信があったというのだ。

私は、Aさんに「母がAさんに知らせて欲しいんだと思います」といった。
Aさんも「そう思います。私はM先生に本当にお世話になりました。良くしていただきました。感謝の気持ちでいっぱいです」と言われた。

clover

数日後にAさんから電話があった。
本日、高野山へ行って自分なりの供養をさせてもらってきたと。

私は、母が喜んでいると深くお礼を言った。
電話を切ってから気が付いた。
その日は母の誕生日だったのだ。

私は自分のスマホからAさんの登録を抹消した。

clover

一年前の出来事である。
ほんまはどないやったん?お母ちゃん。
と、聞いてみたい気持ちでいっぱいである。


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コメント

世の中には・・いろいろありますね・・
私は機械屋・・神仏・迷信・催眠等・・
まったく信じない人間ですが・・
現実に・・こうゆう事があるのですね・・

投稿: | 2018年5月16日 (水) 20時29分

baseballshadowさんへ
お返事遅くなってごめんなさい。

スマホはずっとバッグの中だったのですよ。
わけがわかんないでしょ。
霊は電磁波に反応しますから^^
なんてね。

投稿: おたま | 2018年5月17日 (木) 13時40分

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