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2017年12月16日 (土)

吟行。池田市・街歩き



大阪府池田市にある逸翁美術館へ蕪村展を見に行った。
今年最後の吟行である。

阪急沿線の開発に伴い百貨店・宝塚歌劇団・遊園地・学校・住宅開発と構想を広げ、私鉄事業のモデルとなったと言われる小林一三の発想には敬服する。

その不動産開発事業の一つが池田市であった。
元々、荘園の歴史のある古い土地であったらしいが、荒木村重が「あかん!ここアカンワ」と城を伊丹に移したほど地の利が悪く、いわゆる山奥であったことは否めない。
と、池田城の張り紙を読んでうなづく。

城といっても、豪族の屋敷跡に「っぽい」ものを建てたのが最近の事で、池田市。何考えてるんやろと、私は思うだけで大きな声で言っているわけではない。しかしブログに書いてしもうた。はは。
いやいや。ちゃんと土塁も残っているし、「っぽかった」に違いない。
ユリの球根一杯植えて、池田市も頑張ってるんや。
それにしても、広大な敷地でござる。

100円の自販機で鯉の餌を買って召し上がっていただく。
イサオちゃん。鯉が好き。でも未だ名句ができない。ほっといたれ。

最近、京都の迎賓館へ行って来たT子さんが「迎賓館の鯉は決してパクつかないのよ」という。
池田城の鯉たちよあんな事言われてまっせ。
もう少し落ち着きなはれ

「寒鯉の大口来たる」ここまで作ったが後が続かん。イサオちゃんの悪口を書いた罰やね。

坂道を下りながら美術館へ
この辺り。さすが。お屋敷街であります。
マンションも、なんかすごっく高級ッポイ。

(多分。たぶんやで・・)S製薬のシャチョさん。もしくは関係者のお屋敷の前を通る。

あ。なんだこのデジャブ感は・・

数年前、同じく吟行でこの辺りを歩いた(お手軽過ぎるやろ。他に行くところないんかいっ!)
その時あたしは、このお屋敷を見上げながら、つぶやいたのだ。

「なんで、世の中にはお金持ちの人と貧しい人が居るんやろ」

その時、M子さんがキッパリと言った。
「分かち合わないからよ」

彼女はクリスチャンだ。

キリスト教の分かち合いと。
イスラムの「喜捨」の精神とは同じだと思うねんね。
ついでに、平等というマルクスの考えもね。

ソ連が崩壊した時、アタシの隣の机に座っていた(厳密には椅子にだけど)男子が嘆いた。
彼は大学でマル経を学んでいた。
マルクスの考えは理想でしかなかったのかっ!って(真面目な人やった)

きっと人類の成熟がマルクスの思想に追いついていないんやでと慰めた記憶が・・おぼろ。
何が何なんでしょね。
しかし。大国が社会主義経済を手放したのは現実。
ああ。どうしたらすべての人が幸せに暮らせるのかしら・・

なんて。「自分ファースト」のおたまちゃんが、「なんば言うとっと?」てなもんや三度笠。

何の話だっけ?
吟行・・・そ。そうだったわ。

そんなわけで寒い中。ウロウロ徘徊して美術館と小林一三記念館へいきました。
美術館のランチ。すっごく美味しかったです。

大昔。一三さんの自邸のお茶室で茶会をしたことがあるのよ。
アタシがではなく、お茶の先生が・・
・・なんだか昔の面影今何処。
レストランなどが出来ていて雰囲気が変わっていました。
そりゃあ。40年以上も前の事だものね。

この日の俳句

・      「冬ぬくし菜のはな薬局処方箋」 

Img_1983_4この日のお気に入り

Img_1986_2一度あなたと、じっくりお話してみたいわ。


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コメント

銀行はええもんらしいですな。
句作りの預金が無いもんで、
一度も扉を押したことがないっす。

池田といえば宝塚の隣ですね。
荒木村重という人物は大いに興味あり。
多くの家来や女衆を置き去りにした卑劣さが物凄く好き!
その後、茶人としてへらへら生き抜いた神経を見習わなくちゃ。
マルクスもくそもあるかいっ!
というとこですな。
卑怯者にすっごく惹かれるものでございます。

なんの話だっけ?
そうそう銀行だったわね。
「冬ぬくし菜の花薬局処方箋」
まことに、ぬくい。

寒鯉は残念やったね。

「寒鯉に吸われた指が火照るのよ」
みたいな、みたいな・・・

投稿: NANTEI | 2017年12月16日 (土) 20時22分

NANTEIさんへ
銀行よいですよ。色んなもの拾えます。兄ちゃんも一度パンストでも被って押し入ってください。

荒木村重。ジモティにもよく思われていないトホホなお方。特に主婦層に受けが悪い。そりゃあそうだ。
アタシは少し味方します。あの方はシンプルに信長と殺戮が嫌いだっただけです。
伊丹(有岡)から大物(尼崎)へトンズラ!
ちゃいます。打開策を模索していたのです。
(ほんまかいな)
信長のえげつなさは知っていたはずだからね。やっぱり卑怯者かああ。

卑怯者より嘘つきに惹かれる妹ですわ。
卑怯者には多元的な見方ができるけど、嘘つきは救いようがないでしょ。サイテーでしょ。好きです。

寒鯉は指では済まない迫力で
全身、吸い込まれたら火照るどころの騒ぎではござりませぬ。
等身大の鯉として生き直してもいいけど・・。


投稿: おたま | 2017年12月17日 (日) 13時32分

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