« 気取って言えば邂逅(かいこう)といふ | トップページ | 戦争を平和にかえる法 »

2017年9月 4日 (月)

この夏の俳句



夏からこっちの句を。

7月兼題から
          短夜の赤く大きな月低し

         犬小屋のからつぽなりし枇杷熟るる

         ひまはりへおおと手を挙げ赤ん坊

7月は夏風邪で寝込んでいた。
数合わせで作ったけど力が抜けたのが幸いしたのか、結構高評価でした。
コネ回さないのが一番。

8月兼題から
         無花果の重さ嬉しき掌

        またひとつ塞がるる井戸ねこじやらし

        かなかなや山囲ひなる父祖の墓

「嬉しき」がどうかなと思うけど「掌(たなごころ)」が喜んでいるので、ま、いいか。
自分では実感の句。いちじく大好き。
「父祖」は最初「夫(つま)」にしてたけどセンチメンタル過ぎて却下した。実景です。

B

そいでもって、9月ですわ。
「秋思」・・・だれだ?こんな難しいのを出したのは!
「春愁」のけだるさではないのよね、もっと思索的な物思い。

       「わが愁思柱に残る昼の熱」 

柱は自分自身・・なんちゃって

結構、「秋思」でみんないい句を出してくる。
チャレンジが大切です。

関東は雨続きで涼しい夏だったそうですが、こちらは暑かったです。
残暑厳しいっす。

      「夕菅や抽斗に熱籠りをり」


サイドバーのバックナンバーをクリックすると全記事がご覧になれます。
2009/9~2013/8 の記事はコチラです⇒http://nurebumi.cocolog-nifty.


|

« 気取って言えば邂逅(かいこう)といふ | トップページ | 戦争を平和にかえる法 »

俳句・吟行」カテゴリの記事

コメント

斡旋がお上手。

「犬小屋のからつぽなりし枇杷熟るる

愛犬のふぐりのカタチだね。

「またひとつ塞がるる井戸ねこじやらし

お菊さんの出る幕も終わった。。。

投稿: NANTEI | 2017年9月 5日 (火) 18時40分

NANTEIさんへ
はは。うちの子は女の子でしたが、そう言う風に読んでいただいてありがとうございます。
昔はどの家にも一つ井戸がありました。
最近は井戸の中からではなくテレビの画面から出てくるらしいですよ。サダコが。

投稿: おたま | 2017年9月 5日 (火) 19時20分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 気取って言えば邂逅(かいこう)といふ | トップページ | 戦争を平和にかえる法 »