ゆりかごのうえに揺れる
似ているけれど・・・
コチラ・・・(以下、画像はウィッキペディアよりお借りしました)
さいな!
「枇杷(ビワ」
枇杷の花は仲冬の季語で、どことなく寂しげなたたずまいが魅力です。
おたま作、昔の句。
・
「開け閉ての難き雨戸や枇杷の花」
「花枇杷や慰めに行き励まさる」
・
ひっそりとつつましく冬に咲く花が「実」になるのが今の時期なのです。
ちょっと!奥様。
実になるまで、時間がかかり過ぎってお思いになりません?
そうそう。「花」ではなくて「実」の方を今は考えなければいけません。
来週の兼題ですねん。
俳句では「枇杷」だけだと「実」の事になるようです。
例句を抽いて「枇杷」を考えてみる。
そして、チャート化してみる。
事実を論理で結びつけると新たな発見がある。
俳句は発見だよ。科学だよ。(ああ。訳ワカラン)
黄色い実・明るい。可愛い。甘い。瑞々しい。
種・大きい。黒い。思いがけない。
皮・薄い。剥き方。剥いた後。
そして・・・懐かしさ。寂しさ。つつましやか。
「枇杷」の本意が見えてくる(ような気がする)
「癒えて旅せんと枇杷をすする兄」 鈴木公二
「遠き日の屋根に兄をり枇杷青実」 小檜山繁子
「枇杷並ぶ店の庇の雨雫」 ※
「びわすする妻をみてをり共に生きん」 ※
「びわ熟れて釘とか父とかぼろぼろに」 ※
(※は作者不明です)
あたし?おたまちゃん?はい。作りましたよふたつみつ。
ちょっと出す勇気はないけど(いまさら何を!)
「枇杷熟るる犬とゐた日々遠かりし」 おたま
はらほろひれはれ。
いいもん。時間はまだある。がんばるもん。
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