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2016年12月 5日 (月)

十二月



12月ですね。
今月の兼題が「十二月」ですねん。

Dsc07756
(今日のお花)
キンギョソウ/おしゃべり オーニソガラム/純粋

「十二月」を古称で「師走」と言いますが、
気ぜわしい感じのする「師走」と違い「十二月」は、
今年もどうやら最後の月に入ったなあ・・というどこか安堵の気分を含みます。

↑先ほど読んでいた飯田龍太先生の本の受け売りです。

同じ意味を持つ「師走」と「十二月」であっても
言葉の響き(聴覚)。文字の眺め(視覚)から受ける印象の微妙な違いを使い分けなければ良い俳句は生まれません。
にゃ~るほどねえ。


「十二月」の好きな句

十二月葬儀屋の荷の竹箒

十二月鯨の墓に日の当り

鯉運ぶ水美しき十二月

雑踏の一人となりて十二月

古い俳句雑誌などから抽いています。作者不詳ですみません


なんとなく心急かれる日々の中にあって身の内にポカンと開く静かな明るい時間を詠めばいいのですねきっと・・・

なんちゃってね。

「十二月の身をそらしをり佐渡裕」  
「九天に指揮棒の先十二月」 おたま

どちらもいまひとつ・・ふたつ・・みつ

ご近所のお通夜に参列してきました。

「ヘッドライトを喪服横切る十二月」
「畳まれしコートを膝に通夜の椅子」
「終電や通夜受付に息白く」

Dsc07755
「喪の家の雨戸閉ざされ花八つ手」


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コメント

十二月の俳句眺めていたら
こんな句が目に。

十二月あのひと刺しに汽車で行く 穴井太

しししびれます、、、、

投稿: ovni | 2016年12月 5日 (月) 14時42分

【ovniさんへ】
アナーキーですね^^
誰だって一人や二人、いや五・六人「刺したろか」って思う奴いますよね。
俳句は何も言ってないのに饒舌なところが好きです。

「バカヤロと言ってやりたき五人ほど世にいて我はすこぶる元気」
穴井さん首尾はいかがだったのでせう。
「人」なのか「一」なのか読み替えて鑑賞しても又おもしろいと思いました。
句のご紹介ありがたう。

投稿: おたま | 2016年12月 6日 (火) 09時32分

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