« 2015年9月 | トップページ | 2015年11月 »

2015年10月

2015年10月31日 (土)

シネマ歌舞伎/籠つるべ・その2



上州・佐野というところは江戸から見て
例えば、コチラ、関西でいえばどんな感じなのでしょう。
但馬とか大和とか?なんかなあ・・

田舎の人にしてはカネ離れがよろしい」とか「田舎の人の割には遊びがきれい」みたいなセリフが出てきます。

いずれにしても次郎左エ門(勘三郎)さんは「田舎の人」なれど、今が全盛の羽振りのよい商人です。
まして、好いた八ッ橋(玉三郎)の為なら持てるモノすべてを投げ出しそうな勢いです。

真面目で金持ち。これのどこに文句があるの?八ッ橋さん。
顔?顔なのね・・。わかるわ・・男は顔よね同感!

ならば、貴女。
あの時、なんであの人のあばた面に笑みを投げかけたの?
あれはどういう意味だったの?
アレが全ての悲劇の始まりだったのよ。あの一瞬の笑いが彼を腰砕けの骨抜きにしてしまった。
田舎男を見て「ふと笑った」そう・・・・

あなたにとっては「ふと」だったのにね。

序幕・見染の場。この芝居最大ともいえる見せ場です。
花道、七三の見返りの笑み。さすが玉三郎は美しい。

かたや、マビー(間夫を勝手にこう呼んでみた)。
栄之丞(仁左衛門)。職業?今は浪人です。

顔は良いけど金がない。起請文交わした恋人八ッ橋は身を削って働いてるのに、のんびり長湯なんかして男を磨いてる。早い話がロープじゃなかった、ヒモだわね。
こんな男もや~ね。
「えらいこってすで、八ッ橋に身請けの話が持ち上がってますぜ」
と聞き及び、「あかんがな」と真意を確かめにお出かけの支度。
舞台の上で風呂上がりの姿から黒羽織りへ見事な色男の出来上がる様を見せてくれる。

いや~ん。やっぱり、男は顔よ!姿よ!にささまああああ。

三幕は辛い縁切りの場。

この場面。八ッ橋の心情が廓で働いたことのない、おたまちゃんにはわかりづらい。
熱心なそれでいて、真面目で誠実な(あばた面だけど)次郎左エ門をはなから手玉に取るつもりは無かった。ビジネスライクに付き合ったつもりなんだけど、男の本気を持て余すようになってくる・・・
あたしだったら、あんな甲斐性なしよりカネモについちゃうけどね。
美男は三日暮したら飽きるわよ。八ッ橋ちゃん。

でも、彼女が選んだのは間夫・栄之丞。
心底には次郎左エ門にすまないという気持ちがあって、だってあれだけ散財させて貢がせたんだもん。
「あたしゃつくづくいやになりんした」というのだが、
イヤ。あんたそれはアカンワ。結局振ったんでしょ。
その気がないのに、なぜにここまで引っ張った?それならそうと、最初から言わんかいな!

「花魁そりゃあんまり・・・」このセリフ、ジロザエモンでなくてもあたいが叩きつけてやるわ!
しかも、この時の芝居がいいんです。花魁を非難しながらも万座の席。周りに気を遣った、あくまでも八ッ橋に恥をかかせまいとする真情。惚れた弱みとはいえ。なんて優しいのこの男。

というふうに、お話は進んでいくのでありますが、
紙面に限りもございますれば(別にないけど)だだっと端折りまして、

下男・治六(勘九郎)・・主人思いの鼻水たらしての熱演には胸を打たれるけど、なんか、もっと純朴なのがいいなあ。主人のことしか考えていない愚鈍さがほしいわけ。勘九郎、姿。身のこなしがシャープだから、賢しらさが見えるのは仕方ないですね。

立花屋女房(秀太郎)・・結構でした。この方スクリーンの、どあっぷにも耐えられる美しさ。どうなってるのかしらって思います。相変わらずの安定で、そういう世界を作っちゃう。

九重(魁春)・・八ッ橋の同僚。遊女稼業の悲しさを分かち合える立場としての、情のあるいい役。

ここからは芝居(舞台)では深く出てこない話だけど

「村正」が伝説の妖刀であること。この予備知識があれば「殺しの場面」、幕切れの凄みの見方が変わると思います。
八ッ橋の倒れ方にその切れ味の鋭さを感じ取れるというものです。
「ハテ、籠釣瓶は、よく斬れるナァ」のセリフの怖さがよりよくわかると思います。

また、このようないわくつきの刀をなぜ次郎左エ門が持っていたのかそこら辺の事情。
さらに、彼の「あばた面」にまつわる因縁・・親の因果・・
こういったものを頭に叩き込んでからみるとこのお芝居、もっと面白いと思いますよ。

歌舞伎をスクリーンで・・今まで2回しか見たことはありませんが
劇場の前から8列目中央正面で見ている感じ^^

帯を締める音や、畳のすり足とか・・音が拾えて臨場感あります。
二度と見られぬ勘三郎・玉三郎・仁左衛門の共演を贅沢に楽しめました。

ただし、メインではないところで、端っこのほうで小芝居しているベテランさんなんかを見たい向きには不便です


サイドバーのバックナンバーをクリックすると全記事がご覧になれます。
2009/9~2013/8 の記事はコチラです⇒http://nurebumi.cocolog-nifty.


| | コメント (2)

2015年10月30日 (金)

シネマ歌舞伎/籠つるべ・その1



シネマ歌舞伎を観てきました。

歌舞伎座で上演された芝居をスクリーンで見ることが出来ます。(それで、N○Kの舞台中継が無くなったんか←独り言)
どうせガラガラだろうと思っていたら大間違い。
午前中の映画館は意外にも若い客層が多かったです。

籠釣瓶花街酔醒(かごつるべさとのえいざめ)
上演・2010/H22・2月


これは、実話をもとにしたお芝居だそうです。(1888年初演)
あらすじをご紹介しておきませう。

事件発生は1716年。
江戸吉原にて佐野次郎左エ門(勘三郎)遊女八ツ橋(玉三郎)を殺害。現行犯逮捕された犯人の手には妖刀「籠釣瓶」(伝・村正)が握られていた・・

こわいですねえ・・
おそろしいですねえ・・

村正と聞いただけで震えあがりますねえ。
いったい、じろざえもんさんに何があったのでしょうかねえ。



群馬県高崎市・佐野の商人・次郎左エ門は美しい花魁道中で見た八ッ橋に心を奪われ通い詰めます
身請け話も煮詰まった時、まさかの八ッ橋の愛想づかし
実は八ッ橋には栄之丞(仁左衛門)という間夫がいたのです。
それから4か月後。
次郎左エ門は再び八ッ橋の元を訪れます・・

(おたま注)
心を奪われる・・・ふぉーりんらぶ
通い詰める・・・・・あーたね。いくら札びら切ったってダメ。廓には廓の掟があるの。そうね最初のデートは煙草に火をつけてあげるくらいが関の山。 二回めはお酒注いであげよっかな
三回目になると貴方専用グッズ(タオルとか)を用意しておくわね。
ステディになるのはそれからよ
 馴染みになるのにどれだけ注ぎ込んだらよいのやら(by客)
身請け・・・・・花魁ってね早い話が辛い諸般の事情で体を張ってる
        お仕事なの。
        「借金を払って廓からだしてやる」というのが身請け。
        まあ。天にも昇るような話ってこと。
愛想づかし・・アンタキライ。ツ~ン。と袖にすること。
間夫(まぶ)・・イイ人のこと。遊女ったって人間でありんす。
         ビジネスとプライベートは住み分けO.K。
         商売抜きのレンアイもやっちゃうよ。ただし
         客にはナイショだよん。
         「深間」(ふかま)って言葉もありんす。こちらはもっとふか~~い仲。

あらすじはこれだけ、振られ男があったまに来て女を斬り殺す。

単純な話がなぜおもしろいか
人物描写。
芝居にはでてこない因縁話。
遊女稼業・廓の世界のやりきれなさ。
何よりも豪華絢爛な八ッ橋さんのすばらしさ

そんな話はまた明日。
 


サイドバーのバックナンバーをクリックすると全記事がご覧になれます。
2009/9~2013/8 の記事はコチラです⇒http://nurebumi.cocolog-nifty.


| | コメント (3)

2015年10月29日 (木)

ブックカバーの作り方



こないだ、ブックカバーを下さった方に「あたしも作りたい」と言ったら

布に紙を貼ってるだけやで~~

と言いながらも生来、几帳面な方なので
布を切って紙を切って作り方を書いて持って来て下さいました。

Dsc05262

材料持ち込み

Dsc05263布の裏側に接着芯を貼る。

アイロンでブチュ~

接着芯は厚めがよろしい。

シャキッとしますからね。

Dsc05264布の外側にボンドをチョンチョンと塗って内側に折り曲げる。

アイロンで押さえておきましょ。
(先生の

やらせてる感。ありありと。

Dsc05265紙(趣のある和紙なんかだと素敵)の裏に

工作ノリをベタ~と塗り付ける

Dsc05266それを先ほどの接着芯に張り付けたら出来上がりです。

表紙の折り返しのところは糸でまつります。

だからね。

そこのところをよ~く考えてほしいわけ。
布の外側はチョンチョンと塗ります
(頭使って考えよう)
ノリが固まって針が通らないと困りますのでね

和紙の端に落款を押すイエィ

布は、刺繍をしたり、パッチのピースやレースを挟み込んだりしても
雰囲気が変わって楽しいです。

所要時間は10分でした。(まつりぬいも入れて)

ブログを始めてあしかけ7年。
ついにお役立ち情報をお届けできることを非常にうれしく
「大きくなったもんだよ」と自画自賛のキャサリン

石のつぶて・・・投げないでね。


サイドバーのバックナンバーをクリックすると全記事がご覧になれます。
2009/9~2013/8 の記事はコチラです⇒http://nurebumi.cocolog-nifty.


| | コメント (5)

2015年10月28日 (水)

遠い国からやって来た


 


Dsc05268

チリ・アルゼンチンを旅していたいっこちゃんから絵葉書が届きました。
旅先からです。

この、真ん中で偉そうにしてるのがそうね。

ちょっと痩せた?
でも葉書には食べることばかり書いてるから絶好調みたいです。

 

この子達の祖先が南極からぷかぷかと氷に乗ってやってきて、ここに住んだそうですよ。

 

どんなところなんだろ。ペンギンさんも気に入った国。
カニ・アワビ・キョダイフジツボ・ウニをたらふく食べ。フォンデュに鹿肉、野生ベリーをバク食いできるユートピア・・行ってみたいな。

 

 

Dsc05269

こちらは、ふろむメキシコ
エンジェルが旅をしていました。
投函から3週間後に到着しました。

 

あと、何枚か届くよ~~と聞いていますが、まだ来ないよ。

 

Dsc05270こちらの葉書もMEXICO
帰国して東京から出してくれたもの。

 

この遺跡。
パワースポットらしい。

 

不思議な遺跡
行ってみたいな・・

 

 

あ。 catherin って、おたまの本名です。
昔からそう呼ばれています。
イギリスの皇太子妃が選ばれるずっと前から・・

一度、海外から絵葉書をくれた時、
「宛名」が抜けていたんです。記入モレね。

親切な郵便局員さんがわざわざピンポンを押して確認してくださいました。
「住所はココですが、宛名がないんです。ここにキャサリンと書いてあるけど、お宅にキャサリンさんはおられますか?」

   「私です」 ポッ(/ー\*)

その時の局員さんの疑いのマナコ。

はいはい。どうせのっぺりしたアジアンテイストの顔ですわ。
悪うございましたね。

ということで、南米の南と北米の南からはがきがやってきました。
旅のロマンを運んで・・
こんなちっちゃな一枚の「紙」(はがき)を、遠いところまで大切に届けてくださった、多くの方々に感謝する、わたくしキャサリンでした。

 


サイドバーのバックナンバーをクリックすると全記事がご覧になれます。
2009/9~2013/8 の記事はコチラです⇒http://nurebumi.cocolog-nifty.


 

| | コメント (2)

2015年10月25日 (日)

好きな季語・十三夜



俳句で「月」といえば、それは仲秋の名月をいいます。

昔の人は、この十五夜の月と、その欠け満ちを一巡した次の満月の二日前、つまり十三夜の月
この二つの月を観賞して初めて「月見」と言ったそうです。

十五夜の月はもうそれで、100点満点。完璧です。
どうして、それだけでは駄目なのでしょう。

どうして一か月も後の、しかも真ん丸ではない少し欠けた月を愛でたのでしょう。

「十三夜」を愛でることほど
日本人のもつ独特な自然観を表してるものはない!

(ないのではないか?)(じゃね?)
って思っています。

100点満点ではないものに惹かれる日本人固有の感性。
不完全なもの、滅びゆくもの、陰にかくれたものに心を寄せる特異性。

それは、自然を人に重ね合わせる
いわば、自然と自分を一体化しようとする日本人特有の自然観ではないかと思うのです。
正だけではなく負を、実のみならず虚さえも愛でる。表でなく裏。盛も衰も(もうええっちゅうねん)
乾と坤。丸抱え・・。


ということで、「十三夜」という季語。好きです。

秋にどっぷりと浸る中にも、やって来る冬の兆しに少し緊張が走る、そんなひんやりとした空気感があります。

 

    「十三夜階段急なレストラン」 おたま

建物の外に鉄のらせん階段があり、上ったところがお店の入り口でした。
個人的に、思い入れの強い句です。(出来不出来は関係ナイ!)

夫が亡くなって間がない頃、(きっと頭がおかしかったのでしょう)家のリフォームをしました。
彼がしきりにリフォーム・リフォームと言っていたという事もあります。

ガチャピンの兄さんが工務店をしておられ、それはもう妹みたいに親身に至れり尽くせりの工事を引き受けて下さいました。

丁度、十三夜を挟んで、今頃の季節でした。

 

 「稲びかり巻尺音をたて縮む」
 「花石蕗や大工短き昼休」
 「曲尺を使ふ口笛秋の雲」

 

 「十三夜足場囲いの内にゐる」

 

曲尺は「カネジャク」と読みます。差し金ともいうそうです。
石蕗(つわ)の花が庭をとても明るくしていました。

 

(リフォームの事、前のブログに書いたような気もするけど、忘れちった・・・)


サイドバーのバックナンバーをクリックすると全記事がご覧になれます。
2009/9~2013/8 の記事はコチラです⇒http://nurebumi.cocolog-nifty.


 

| | コメント (7)

2015年10月24日 (土)

「きぼう」を観測



国際宇宙ステーションが目視できる

外出先から大急ぎで帰ってきたのが17:30
大急ぎでお着替えをして散歩に出かけました。

観測ポイントは決めてあるので(と言っても家から1分)
あと30分でここに戻ってきたらいいのね。
タイマーをセット。

本日の軌道は・・
18:02/北西から⇒18:07/東南東とのことです。
仰角度30° ええ感じです。
気になるのは・・PM2.5のせいか、なんとなくどんよりしてるんだけど・・・

早目にポイントに戻ってきて北西の空を眺めていたら
ご近所マダムが「なにしてんの~~~」と声を掛けてきました。

かくかくしかじか・・「わ~~見る見る」と二人で仁王立ち。
ほんまに見えるのかなあ。ちょっとお祈りしましょと手を合せる。
わたしら、新手の宗教始めたみたいやね。とふざけていると。
ピピピッピとタイマーが鳴りました。

やってきましたよ。
空を超えて ラララ 星のかなた・・・

あそこで働いてる人がいるなんて・・感動

明るく、まさしく光り輝いて宇宙ステーションは東の空に去っていきました。

この時、月は南東 36°の高さにありました。
月齢11.1

つまりあさっては十三夜ということになります。

藍色の天空を人類の英知を結集した宇宙船が横切る。

深まる秋にも宇宙船へのロマンにもどっぷりと浸る。
そんな、一夜・・・ぶひ。


サイドバーのバックナンバーをクリックすると全記事がご覧になれます。
2009/9~2013/8 の記事はコチラです⇒http://nurebumi.cocolog-nifty.


| | コメント (5)

2015年10月23日 (金)

アーリーリタイア



S子さんの娘さん夫婦が東京から帰って来た。
実家の近くに家を購入してそろそろ一か月になる。

S子さんは、大きな病気をして、大きな手術を二回した。
今もお薬飲んで3か月に一度、神戸の大きな病院に通う。
S子さんとの付き合いは30年近い。姉とも思える大切な人だ。

S子さんにはこの病気よりもっと気がかりな悩みがある。
「頭ぼんやり。なんでもすぐに忘れちゃう病」
「しいたけの佃煮を作り過ぎた」と言って持って来てくれた翌日、「椎茸を炊いたの」と、また持って来てくれる。

娘さん夫婦はファッション関係の仕事で成功をおさめた。
一度、訪問したことがあるけど、代官山にお洒落なオフィスを構え、東京の老舗デパートにも出店している。
デザインから制作・販売。海外出張も多く大忙しのここ数年だった。

C

順風満帆の会社を後進に譲り、この度、親の近くに帰ってきた。

「一杯働いたから、これからゴルフ三昧や~~~」
と言っているが、母親の傍に寄り添いたいというのが真っ先にあることは誰もが知っている。

Sちゃん良かったね。嬉しいね。心強いね。
何よりもS子さんのご主人がホッっとされていると思う。

娘さん40代後半。そのお連れ合い50代前半。

50代でリタイアー
そういえば、昔は55歳定年だったもんなあ。
今から思えば、若い!

1・2年はゆっくりして、近隣の安心安全な食材を使ったカフェでもやろうかなと、ぼんやり考えているとのこと。

平凡氏にこの話をした。
S子さんにとって、良かったねえと言った後

「アーリーリタイアかあ。理想やなあ。うらやましいな」
「頑張って、お金を稼がな あかん!ということやなあ」

そやで!

お金があって、親孝行できるねん。(語弊あり?)

   《 親孝行 !!》

 

・・・聞いてますか?ちょっと、あなた・・・

 


サイドバーのバックナンバーをクリックすると全記事がご覧になれます。
2009/9~2013/8 の記事はコチラです⇒http://nurebumi.cocolog-nifty.


 

| | コメント (2)

2015年10月21日 (水)

やんちゃ系の花屋



桐島、部活やめるってよ
花屋のにいちゃん、花屋やめるってよ

兄ちゃんといっても50がらみの
いつも煙草臭い
笑うと、前歯がほとんどない。
あれは若い頃、絶対に「あんぱんでラリパッパ」やったんやと
訊いたことないけど、そう睨んでいた

今どき珍しい茶髪で、それを後ろで一つにくくって
「ジョニーデップみたいやろ」とたわけたことを言う
口をひねってやりたかった。

客に対して常にため口の
花屋の兄ちゃんが花屋をやめた。

社長とケンカしてん・・・と言って。
あの年でどこか働き口があるんやろか
しかも。あのキャラ。心配してあげるわ。

で、次からこの人が配達します。と連れてきたのが
絵に描いたようなDQN系の女の子(推定年齢35歳)

あそこの花屋。どんな採用基準なんやろ・・

ジャージのポケットからジャラジャラとお釣りを出してくれる。
計算、苦手らしいから、こっちがやってあげる。
「電卓使いなさい」といったら「へへへ」と可愛い笑顔の子やった。

でも、2か月ほどで「消えた」
何か、突然臨時休業と言って、配達が一回抜けた。
何があったんやろ・・・わくわく。

そして、今配達してくれてるのが
何というか・・・・

また、機会があればご紹介します。

(今日のお花)
Dsc05259

スナップ(金魚草) /おしゃべり
ひまわり/あこがれ
くじゃく草/可憐
ドラセナ  
ロベヤシ(2週間前の)


サイドバーのバックナンバーをクリックすると全記事がご覧になれます。
2009/9~2013/8 の記事はコチラです⇒http://nurebumi.cocolog-nifty.


| | コメント (2)

2015年10月20日 (火)

丹波篠山の秋祭り



丹波篠山春日神社秋祭りの鉾山です。
全部で9台ありました。

地理的・歴史的に京文化の影響を強く受けているそうです。

Dsc05241

Dsc05236Dsc05238

Dsc05240

Dsc05243

見ることはできなかったけど、夜の明かりの中の太鼓神輿の運行も華やかで素晴らしいそうです。

地域に受け継がれ伝えられてきたお祭りはいいですね。

我が家などの新興住宅地にも、小さいですが歴史は1000年のお宮があるんです。
正確に言うと、元からお宮のあった山の中を切り開いて新興住宅地ができたの。

それで、古くからの地元の氏子さん達が、お神輿を新調して秋祭りに子ども達に担がせようってことになったんです。
子ども達が喜ぶだろう。という素朴な動機だったと思います。

ところが、「宗教行事に参加させるなら子供会に、いれない」という立場の方もおられて・・「信仰の自由」みたいな話になって・・結局は4・5年しか続かなかったかなあ。

それを思えば、この(篠山のおまつり)ような地域の伝統の力ってすごいなと思います。

「モンペ」
なるかも・・「モン婆」

気をつけよ~っと。

運動会で「○サコイ ○ーラン」なんてやられたら、校長室に殴り込みにいったりして・・
アカンアカン。ぐっ坊にも立場がある。押さえて押さえて・・
(以上。妄想)


サイドバーのバックナンバーをクリックすると全記事がご覧になれます。
2009/9~2013/8 の記事はコチラです⇒http://nurebumi.cocolog-nifty.


| | コメント (2)

2015年10月19日 (月)

丹波篠山の黒豆まつり



丹波篠山へ「黒豆の枝豆」を買いに行ってきました。
ブランドなんたらのナンタラ(よう、わかるわ)を守るために「解禁日」が設けてありまして、今年は10月8日(たぶん)でした。
Dsc05256
ご近所の農家や家庭菜園でも「黒豆の枝豆」を作っていますが
やはり「丹波篠山」ブランドですわよ、奥様。
って、根拠はないけど毎年買いに行きます。

 

 

 

 

 

庶民の皆様に「コレ」お見せします。
ビビらんといて下さい。
Dsc05244手が震えて
写真がボケています。

 

どんな人が買うんやろ・・・・

 

Dsc05245¥95000
っていうたら
早い話

 

¥100,000ですわ。
それで5本入り。

 

一本。2万円です。
計算あってる?

 

穴の開きそうなくらい、見つめてやりました。
すると、さっきから隣に立っていたオッチャンが¥45,000のカゴを手にしはりました。
これこれ、オサワリなしよ。踊り子さんに触ったらあかんがな。商品でっせ!と注意しようと思ったら、ほんまに買いはりましてん。

 

ビックリ

 

 

Dsc05252Dsc05248


春日神社の秋祭りが行われていました。
神輿運行が大変に華やかで壮観で見ごたえがあるって、前々から聞いてはいるのですが夕方から夜にかけて行われるので見たことはありません。

 

しかし、お祓いを受けて休憩中の鉾山9台を見ることができました。
とても立派なものです。
また、写真UPしませう。
今日は松茸だけで胸がいっぱいです。

 

 

しかしナニですわ「黒豆の枝豆」
メチャンコ。値上がりしてます。ゲゲゲのゲですわ。
ブランド力をプロデュースする仕掛け人がいるんやできっと・・
黒豆だけに「黒い」・・なんて一人でぶつぶつ。

 

今年は高温で長雨続き・・100%の出来ではないと聞いていましたが、美味しかったです。
平凡氏は会社関係者へ数束。お買い上げ。
家庭用は母おたまが買いました。真綿嬢がほとんど食べました。

 

贈答用は実は毎年「郵便局」から送ってもらってます。
色々、研究したけど「郵便局」、けっこう良いものを送ってくれるんですよ。

 

 

 「豆植うる人のやさしき丹波弁」 おたま

 

 

「豆植える」 は夏の季語になっています。
6月ごろに苗付けをし、今の時期。10月半ばまで篠山の黒々とした豊かな土に育てられ、美味しい枝豆になります。

 

掲句。言葉に厳しかった亡師に「○○弁」を何とかならないかって指摘されていました。
「丹波言葉」・・で考えてみたけどできませんでした。そゆこと。

 

あのとき、作業の手を止めて道を教えて下さった女性。
今頃、収穫を終えてほっとしておられるでしょう。

 

 


サイドバーのバックナンバーをクリックすると全記事がご覧になれます。
2009/9~2013/8 の記事はコチラです⇒http://nurebumi.cocolog-nifty.


 

 

 

 

 

 

| | コメント (3)

2015年10月17日 (土)

記憶とかたち



「ケペル先生」亡くなっちゃったのね。悲しいわ。
息子たちにとっては、バクさんのカバンの「バクさん」だった。

熊倉一雄さん。
親子に渡って私たちを楽しませてくださって、ありがたう。
天国で小さな子どもたちの歓迎を受けられることでしょう。

         

Dsc05156

誰かにプレゼントすることも好きだけど
誰かからプレゼントしていただくのが

   100倍

好き 

お手製のブックカバー。
おばあさんの古い着物で作ったんですって。

「大和古寺風物誌」 (亀井勝一郎)にかけました。
亀井勝一郎って漢字ばっかりで、義務で読まされる十代のころは大の苦手だったんだけど、〇十代になって、何度も繰り返し読んでいます。

この本も、実はプレゼント。

しかも「行きずりの男性」にいただいたの。

その「出会い」は、古いブログに書いた。
もう、13年前です。丁度、今頃の季節。

一期一会。
なんだかしみじみする。 秋だわね。ブヒ。

/

  「星降るやベンチに残る文庫本」 おたま

/


サイドバーのバックナンバーをクリックすると全記事がご覧になれます。
2009/9~2013/8 の記事はコチラです⇒http://nurebumi.cocolog-nifty.


| | コメント (3)

2015年10月16日 (金)

応援を背に受けて!



もういくつ寝るとクリスマス~~

Noha_164


クリスマスまであと2か月半です。

歌手・おたま迷走しておりましたが・・


歌姫が抜けてどないするねんと、
決して、人に言われたわけではないけど自分に言い聞かせ
クリスマス(お昼の)ディナーショーに参加することに決めました。

そして、その数時間後、旅に出るのであります。

公害をまき散らして逃走

前にちょこっと書きましたが関空発イタリア直行便が無くなったのでローマではなくドバイでの中継になるらしいっす。
高いところ昇るの好きです。
世界一高い建物に登って愛を叫んできます。
ラ~~~~~~~~~~ブ

皆さんありがたう。
木に登らせてくれて。おおきにどっせ。

おたまも、立派な子豚だけど
うちら、どんじゃらほいのメンバーもかなりの豚野郎

クリスマスにディナーショーって・・
松田聖子ちゃんですかっ???

持ち歌5曲でっせ。
(完璧に歌えるのは)

ありがとう。ありがとう。ありがとう。
今日が、一番若い!
あんさん。遊びなはれ。酒も飲みなはれ・・の応援。誠にありがたう。

おたま。遊んできます。飲んできます。
自分のお金で。

世界で一番好きな次男坊殿下にも相談メールいれました。
答えは皆さまと同じ。
歌いなはれ行ってきなはれでした。

新ビオフェルミンS錠を飲み始めました。

おなか大切に。乳酸菌のくすりです。
540錠。一気飲みです←あかんがな。

水飴。舐めてます。
黄金虫になった気分です←あかんがな。
黄金虫は「歌わない」んだっけ?

兎に角、考えられる限りの努力をして、大事に当たろうという決意であります。

 「チアガールの空中回転秋澄めり」 おたま

こないだね、中高生のチアレディ70名に応援してもらいました。
個人的にじゃないけど・・

もうすぐ、世界選手権優勝に向けてドイツに出発するんですって!
それはもう、お嬢ちゃん方、涙がでるくらい可愛いのよ。

人に元気を与える・・って素晴らしいことですわ。

遅まきながら、不肖おたま。
鏡の前で足を上げて、自分で自分を応援しております。

  《VICTORY !!》


サイドバーのバックナンバーをクリックすると全記事がご覧になれます。
2009/9~2013/8 の記事はコチラです⇒http://nurebumi.cocolog-nifty.


| | コメント (6)

2015年10月14日 (水)

退職後のはじけ方。男性編。



昨夜のベベちゃんとの☎電話ですわ。

Y君が、おたまちゃんちに遊びに行こうって言うてやんねん
「え~~~っ。いい車見せびらかしたいの?」

Y君な。今年の夏、奥さんと軽井沢に行ったんやて。
ほら、あのカッコイイ車で。

そしたら皇后陛下が来てはったんやて

次はおたまに会いに行かなあかん。なあ。べべ子。
ってものすごく楽しみにしてやんねん。

ちょっと待って

話の飛躍にも程があるやろ!

おたまと、やんごとなきファミリーのどっこにも接点ないし・・
わけ、わからん過ぎる。

Y君なウチラの事、どうも「親友」って思ってるみたい

頼むわ~~~(堪忍して頂戴という大阪弁)

Y君は同じ中学だけど、クラスも一緒になったことないし・・
年に一回は会おうなとのことで、春にお花見をした。
もう。今年のノルマ達成のはずや。

Y君もK郎ちゃんもすごくいい子(爺さん)だってわかってるけど

人間って、年をとったら性別が判然としなくなる。
あの人ら、見かけはおっちゃんやけど

  中身はおばちゃんや・・・

しゃべる。しゃべる。
爺さんの皮をかぶったおしゃべり婆さん。

もう、疲れ倒すわ。いやホンマ。
話を聞いてるときはおもしろいけどね、

 他に遊びに行くとこ無いんか
奥さんに邪険にされているのか
舐めるように溺愛していた一人娘がヨメに行ったから「ロス」やなきっと・・。


Y君が家、覚えたら、絶対にK郎ちゃん連れて、またやってくるに決まってる・・・・。
花見や蕨取りやマス釣りや紅葉狩りや栗拾いやキノコ狩りでやって来るに決まってる。

Dsc05171
(今日のお花) 秋の薔薇/可憐な心

仕事人間が退職して地域に帰ってきたら・・・
ヒマなんやな。友達求めるんや・・・
あ。Y君はまだ仕事してるんだっけ?
話、適当に聞いてるからわからん。

彼らの今一番の楽しみは「年金会」2か月に一回、年金月に同級生が寄り集まって、食っちゃべる事なんやて(年金まだもらっていない人もいるのに・・)

まるで・・女子会!

たまには、その会で一泊旅行。奥さん同伴もあり。
A君のグループでは年一回。女子2名男子5名のミニ同窓会旅行が恒例行事。

Y君。それがうらやましいらしい。
べべ・おたま・K郎の4人でこのグループに合流しようと提案されている。

なんでやねん。
この期に及んで、なんで爺さんと旅行せなあかんねん!

しかも、あたし・・クラス違うし・・
Y君へ
おとなしく畑を耕しときなさい(家庭菜園にはまってます)

でも。ほんとにいい子(爺さん)なんです。
車もピカピカに洗ってるらしい。

「じゃ。遊びに来て・・」
と、言ってしまいました。


サイドバーのバックナンバーをクリックすると全記事がご覧になれます。
2009/9~2013/8 の記事はコチラです⇒http://nurebumi.cocolog-nifty.


| | コメント (7)

2015年10月13日 (火)

隠れ里のお祭り



「関ヶ原の戦いを検証する」グループで、某戦国武将の生誕地へ行ってきました。

思いがけず、地域のお宮のお祭りに出会いました。
4年に一度の祭礼だそうでラッキーでした。

Dsc05206人口300人という山間の小さな地区です。

 

京・大坂の中間に位置し、当時交通の要であった淀川からこの地区に入るには丸一日を費やしたのではないかと思われる位置関係です。

 

隠れ里と言うにふさわしく、しかも地理上では、ある程度の情報もキャッチできる場所。
う~ん。妄想が広がる。

 

Dsc05211
囃子方の乗った山車が先行します。
写真では担いでいる状態ですが実は台車がついているので、やはり山車(だし)ですよね。

担ぎ手は法被ではなく、長じゅばん姿です。
長じゅばんの前をはだけています。初めてみました。
何か、謂われがあるのでしょうが地元の方におたずねしても「わからない」とのことでした。

Dsc05219

いよいよ、お神輿のおでましです。
お宮に常勤の神様がこの日はお旅所までお出向きになります。

氏子さん達、平均年齢高そう・・担げるのかっ!
お神輿は新しく見えますが最近「洗った」そうで、400年の歴史があるそうですよ。

 

Dsc05225_2天狗の中身・・・
じゃなかった、「天狗様」は
ちいちゃな,おじいちゃまです
下に背広を着ておられます

お旅所に到着した神様の前で獅子舞が奉納されるそうです。
都合で見学はしませんでした。

この天狗さんの役割は何だったのでしょうね。

 

 

のどかなお祭りやなあ・・

「おたくのほうも、こんな感じじゃないの?」とグループのみなさんがおっしゃいますが、

うちなんて、消防自動車がお練りを先導するんだよ!
どんなもんでぃ!

と言っておきました。

 

 


サイドバーのバックナンバーをクリックすると全記事がご覧になれます。
2009/9~2013/8 の記事はコチラです⇒http://nurebumi.cocolog-nifty.


 

| | コメント (0)

2015年10月12日 (月)

純愛物語/1957年



今井正監督作品。二本目は

「純愛物語」 (1957年・東映・シネマスコープ・総天然色)

1957年という時代は
敗戦。ヒロシマ/ナガサキ原爆投下から12年目ということになります。
1953年3月。ビキニ環礁で第五福竜丸が「死の灰」を浴び、この米国・キャッスルブラボーによる被曝により、日本全土で原水爆問題が改めて大きく取り上げられていた時期だと思います。

今井監督の「純愛物語」は、焼跡社会に懸命に生きる少年少女を通して、あらがう事の出来ない原爆後遺症に対する強い怒りを描きだし、我々の前に静かに問題を提議するのです。

Dsc05180

ミツ子(中原ひとみ)を不良仲間から助け出した貫太郎(江原真二郎
どちらも戦争孤児である。
二人はアベックスリを働くが警察に捕まりそれぞれの更生施設に送られる。
監察官(岡田英次)の親身な世話で更生の道を歩み出す貫太郎
かたや、ミツ子は日増しに体調が悪化してゆく。祖母に背負われ、原爆投下から三日後の広島にはいっていたというのだ。医師の診断を受けた後、彼女は姿を消す・・・

「貧困層」とは赤ん坊も含める国民全員の総収入を人口で割った金額の半分が、その半分に満たない層を言い、その割合は国民の3割に達している(素人の聞きかじりで書いていますので、間違ってたらご指摘ください)という現代日本ですが、
戦後の混乱の時代、天涯孤独の原爆症に苦しむ少女のポケットに「あと、五円玉一枚っきりしかない」という状況を想像するにはなんと今の社会は豊かで贅沢になったことでしょう。
それは、全ての人が「貧困」ではないから・・・。言い換えれば貧困の格差が大きくなったからともいえるんだけど・・・

青春の最も輝く時代に板敷の一泊50円のドヤで死を見つめる少女。
決して声高ではない「反戦」というテーマを重くかみしめる映画でした。

1957年は被爆者援護法がようやく制定された年です
原爆投下から12年経過しています。
映画の中にも出てくる「原子爆弾により体調に不安を感じている人のための無料相談」ができるのもそのときです。

ヒロイン・ミツ子以外にも大勢の人が詰めかけています。
目にはみえない原爆の影響とその治療法。
ようやく落ち着きを取り戻したかに見える市民生活に原爆は大きな黒い影を落としています。

1957年。米・ソに続いて英国が水爆実験を成功させました。
同じく1957年8月。日本では茨城県原子力研究所において原子炉が臨界点に達し、国内初の原子の灯がともりました。

小学校では「原子爆弾はいけないけど、平和のために使うのはいいことです」と教わりました。

この映画から半世紀以上も経って、我々は「フクシマ」という現実に直面することになりました。


サイドバーのバックナンバーをクリックすると全記事がご覧になれます。
2009/9~2013/8 の記事はコチラです⇒http://nurebumi.cocolog-nifty.


| | コメント (0)

2015年10月 9日 (金)

また逢う日まで



今井正監督(1912~1991)は社会派の巨匠として戦後の日本映画に優れた作品の数々を残しています。

社会派⇒苦手・・・という先入観がありましたが今回観た二本の作品は情感豊かな心に残る映画でした。ほんのちょっと前の日本・・・戦争末期から戦後の・・・懐かしいけれどはるか遠くになった近代日本を描き出します。 

では一本目

 

また逢う日まで (1950年・東宝・白黒)

 

何といっても語り継がれるのは「ガラス越しのキスシーン」です。
Mata_au_hi_made_2(画像・ウィキペディア)

 

ウィキペディアには
「日本映画史において最高の名シーン」と記載されています。

 

確かに雪の降りしきる屋外の岡田英次と部屋で見送る久我美子の窓を隔てたキスシーンは、切なく美しい。

それまでの日本映画では、かようなアップのキスシーンはなかったそうです。

と。このあたりの予備知識はありましたので、
ああ。これがそのシーンか。と胸キュン

 

ところが、ところが、ところがでっせ!
なんてことでしょ!あーた。

その後の映画の中で、なんぼでも(って2・3回やけど)
    接吻しはりますねん。
硝子なしで! な~~んや。あほらし。
いやいや。あほらしいことはありません。それぞれに素晴らしいキスシーンです。


接吻の話ばかりであらすじ忘れてました。でへ。

 

戦時下に青春を過ごさなければならなかった若者たちの出会いと別れ。
閉塞状況に置かれた恋人たちの運命は・・・
当時はいたるところでこのような話があったのでしょう。
戦争で引き裂かれる男女の純愛物語です。

・・・・・・・・

冒頭で空襲警報の中、避難所となっているビルの地下のようなところへ逃げ込むシーンがあるのですが、ちょっと鳥肌が立ってしまいました。
なぜって、「既視感」があったのです。
この映画。小さい頃「観てる」と思いました。
後半で、蛍子が三郎(岡田英次)を待ち続ける駅の構内の場面で確信を持ちました。
急な長い階段。大理石の円柱。凭れる女性。
更に蛍子の母(杉村春子)が狂ったように娘を探し求めて走るシーン。このトンネルのような駅の通路の場面も知ってるような気がします。

制作は1950年。実は私、まだ生まれておりやせん。
しかし、それから何年かたって田舎の映画館で上映されたのではないでしょうか。
留守番の出来ない小さな子どもも映画に連れて行かれたはずです。
思い違いかもしれませんが・・・もう母に訊くこともできませんが・・

この映画すごく美しいんです。上記のビルの地下も駅舎もそれから洋館である三郎の家、画家のアトリエである蛍子母娘の住まい。
そして、あたくしこだわりの「接吻シーン」の風景。路面電車の走る街。公園・・どれをとっても美しい。
久我美子の服装も髪型もたたずまいもどこか、古いヨーロッパの映画をを観ているような気がしました。

原作はロマン・ロランの「ピエールとリュイス」という小説だそうです。
だから、どこか異国風なのかしら?

 

作品は全体が静謐で、格調の高さに包まれている。
「静かな映画」という印象を持ちました。
それゆえに悲劇性がしみじみと胸に伝わってきます。

 

Dsc05179


明日の見えない日々の中でヒロイン蛍子(久我美子)のセリフ
「私には望みがあるの。それは”生きる”ということ。生きたいの、生きていましょう。私たち」

「生きる」という人間としての根源的な権利(ここでいう権利とは生存権ではなく生命権です)が保障されなかった時代があったこと。
国家によってその権利を奪われていたこと
そして、そういう時代が再び来ないとは言い切れないこと。

今の時代だからこそ、若い方に観てもらいたい映画です。

 


サイドバーのバックナンバーをクリックすると全記事がご覧になれます。
2009/9~2013/8 の記事はコチラです⇒http://nurebumi.cocolog-nifty.


 

| | コメント (3)

2015年10月 8日 (木)

友達の誕生日



エミリーの誕生日なので「お昼ご飯」をご馳走することになりました。
去年は御影のお肉屋さんに行ったので、あれからもう一年です。

年をとるとどうしてこんなに時間の経つのが早いのでしょう。
かくして、彼女まんまと一歳、ばあさんになりました。

ここの料理長はなかなか有名な方らしいです。
当地に店を構えて30年。地元にすっかりなじんだ落ち着いた雰囲気のフランス料理店です。

特別の日にしか行けないようなお店でも、ランチはカジュアルなメニューになっています。
しかも、「美肌効果」「契約農家の露地もの新鮮野菜たっぷり」とか言われると
女(ウチラまだまだオ・ン・ナです)心がくすぐられるのでございます。

Dsc05167鴨とオレンヂのサラダ

ハーヴがたっぷり
周りのパラパラとみえる「緑」は「茴香(ういきょう)」です。大好き
庭に何度か植えたことがあるんだけど、いつも自然消滅。

Dsc05169
生パスタ

お皿の周りの7種類のハーヴをまぜまぜしていただきます。

どれがどの香りか判っちゃいないけどおいしかったっす。

写真はこんだけ、あとは食べるのに忙しくて撮ってないです。

グラスビールで乾杯しました。
お味がもちろん一番だけど、静かでゆっくりしたお店の雰囲気というのも大事だなあとおもいました。

食事のあと、映画を観に行きました。
またまた、古い邦画。

文化庁と東京国立近代美術館フィルムセンターの主催で昔の優秀映画を各地で絶賛上映中だそうです。

社会派・今井正監督作品×2本です。
また、ブログに書きます(予定)

気持ちのいいお天気が3・4日続いています。
日曜日までこれだといいんだけどなあ・・

10月に入って、めったやたら忙しい。
遊び? んだ。んだ。


サイドバーのバックナンバーをクリックすると全記事がご覧になれます。
2009/9~2013/8 の記事はコチラです⇒http://nurebumi.cocolog-nifty.


| | コメント (2)

2015年10月 5日 (月)

大人が食べるキャラメル



スーパーのレジの近くでキラキラと光るものをみつけました。
光物には弱い関西レディ。思わず手に取りました。

Dsc05151

キャラメルですって!森永プレミアムミルクキャラメル。
金塊かと思ったよ。

本日は特別にお安くなっておりまして¥170
迷わずレジカゴへ投入。

寡婦年金で贅沢させていただいております。
キャラメルに¥170・・・・夢のような暮らしだよ。

Dsc05153

一個一個金の紙に包まれて

Dsc05154

ま。キャラメルだわね。
おいちい
キャラメル食べたの何年振りでしょ!


子どものころキャラメルといえば
黄色い箱の森永ミルクキャラメル
赤地に白い小花の明治キャラメル・・・

あと、忘れられないのは、不二家の
  フランスキャラメル

(あたくしの記憶が正しければ)
日曜夜7時のお楽しみはテレビ漫画「ポパイ」
これが、不二家の提供ではなかったかしらって思うのよ。

フランスキャラメルのパッケージの女の子が歌いだします。

お菓子の好きなパリ娘 二人そろえばいそいそと
   角の菓子屋へボンジュール よるまもおそしエクレール
     腰も掛けずにむしゃむしゃと 食べて口拭くパリ娘

 

これは西条八十作詞・橋本国彦作曲
だそうですが、思い込みってすごいですね。ずっと藤浦洸の作詞だとおもっていました。
ほんのさっきまで。

何だか。無国籍でお洒落な歌ではありませんか。
子どもだったので「よるまもおそしえくれーる」が判らなかった。
大人になった今もあまりわかっていないけど
「選る間も遅し」なのかしらね。エクレールはたぶんお菓子だって、そこのところは思っていました^^

残る半ばは手に持って 行くは並木か公園か
  空は五月の水浅葱 人が見ようと笑おうと
   小唄まじりで齧りゆく ラマルチーヌの銅像の
    肩で燕の宙返り

 

どうでしょ。子どもの歌に「浅葱色」なんてでてくるんですよ!
素敵過ぎる。
燕が宙返りなんかしちゃってね、なんか、王子様とツバメと銅像が出てくるお話ってなかったかしら?


夢いっぱいのパッケージ

History_ph007_2(不二家HPよりお借りしました)

 

この女の子は
シャーリーテンプルちゃんで

 

フランスキャラメルは今では製造されていないようです。

 

キャラメルってやっぱりこどものものだよね。
子どもに夢を与えるお菓子。

大人だと思って、財力にものをいわせて、偉そうに高級なキャラメル買って食べっちゃったけど
そんなこと考えています。

 


サイドバーのバックナンバーをクリックすると全記事がご覧になれます。
2009/9~2013/8 の記事はコチラです⇒http://nurebumi.cocolog-nifty.


 

| | コメント (4)

2015年10月 3日 (土)

え~~ん。どないしょう・・。



ボーカルレッスンへ行ってきました。

90%でクリスマスディナーショーの出演をお断りするつもりでした。
だって、ディナーショーは1日で探検は12日間です。
12じゃあ、どっちが大きいくらい、おたまにもわかります。

で、教室へいくとなんだかざわついています。
おたまちゃん。胸騒ぎの腰つき

ぬあんと。例のディナーショーですが、みなさまのご要望により、時間帯の変更があったとのこと。
日にちは変わらないけど、夕方開始をお昼の時間にもってきたらしい。

うちらの住んでるところは大阪のど真ん中から遠いんです。
しかも、年寄に夜道は危ない。寒い、風邪引く。との声が多く・・・。

ディナーショー形式のクリスマス会。フランス料理コース。というのは変わりません。

夜景も素敵だけど32階から見る大阪の街もいいよ

どない思わはります?

クリスマス会終了予定・15時30分
旅程でははこの日の関空発・22:30頃

どっちもいけるやん

って、他人は簡単にぬかし おっしゃいます。

は~~~~~~~あっ
これは、試練だとおもいます。
主はおたまを試そうとなさっています。

話はちゃいますが、今春から関空発・イタリア直行便が無くなったそうです。なんか、国際線もしょぼくなる一方。アリタリアの緑の尾翼が見られなくなったのです。

で、航空便の方は決定していないのですが、夜遅い出発は間違いない。

荷物は先に空港に送っておくとして・・
舞台衣装は友人が持って帰ってくれるとして・・

大阪からなら、関空までラピートで30分でっか?

って、先にみなさんが段取りを考えてくれます。

でも、だれもおたまのメンタルを考えてくれない
この、老いさらばえた女がいっぺんに二つのことが出来るとおもいますか?

旅行の準備はせにゃならん
声はふり絞らにゃならん

来週までに進む道を決めます。
コメントを寄せて下さった皆様。ありがとうございました。
こんなことですねん。

なやみ・・・つづく


サイドバーのバックナンバーをクリックすると全記事がご覧になれます。
2009/9~2013/8 の記事はコチラです⇒http://nurebumi.cocolog-nifty.


| | コメント (8)

2015年10月 2日 (金)

アイ・ウイル・フォロー・ヒム



クリスマスディナーショーで歌う予定なのは

「I will follow him」(私は彼についてゆく)です。
CHARIOT(シャリオット)という題もついています。

みんなで、これをやろうと決めた時、おたまだけがこの曲を知らなかったんです。

で、聞かせて、もらったら・・・な~~~んだ。
ペギーマーチの「I love you ,I love you , I love you」ではないですか。
日本では、中尾ミエちゃんが歌っていました。

なぜに、こんなにたくさんの題名が付いているかは、気になる方は自力で調べて下さい。
どうでもよかですか。そうですか。

好きよ好きよ あなただけが 心から好きよ
と13歳のペギーマーチの歌(1963)が再ブレイクしたのは

映画「天使にラブソングを」1992・米。原題Sister Act)の挿入歌として使われたからです。
ウーピー・ゴールドバーグが聖歌隊を指揮しローマ法王の前で歌うのです。

この歌をゴスペルソングとして記憶されている方も多いかと思いますが、元々はどうだったのか作曲者であるデル・ローマさん・・実はポール・モーリアさんに訊かなければわかりません。

Dsc02556_2

どんじゃらほい(私らのことです)はSister Actバージョンで歌います。
だから、彼氏について行くんじゃなくて
I will follow HIM 主についていくの

(今のところ、話についてきてもらってますかね・・)

ついてきてね。

ゴスペルって、独断と偏見かもしれないけど

  声量豊か・躯体も豊か な方が
エエ声~~~~~~~~~で歌い上げる。というイメージ

ソロのパートがあるんです。如何せん人材不足のどんじゃらほい。
うちら・シュープリームスの三人が受け持つんです。

声が出ますかいな!
終盤にかけてはほとんど悲鳴!
ニワトリが首絞められてるのか!と思える。断末魔!

(はい。おたまだけですよ。あとの二人はお上手です)

でも、がんばってるんです。
がんばって ラ~~~~~~~ブ って絶叫ですわ。

犬種とちゃいますよ。LOVEです。
死んでもいいくらいの根性で歌っております。

それもこれも。
3人が運命共同体やと思うから頑張れるんです。
一人がこけてもいいように
って、先生もよう考えてはりますわ。

一人では無理でも3人なら・・ヤレル。
毛利元就の三本の矢の精神です

(それにしても毛利家って結束なかったよね←アカン。話が長くなる)

以上のような状況です。

この状況で、「ディナーショー。欠席します」って言えるとおもいます?

ああ。どないしょう・・道は二つにひとつです。
では、ボーカルレッスン。行ってきます。


サイドバーのバックナンバーをクリックすると全記事がご覧になれます。
2009/9~2013/8 の記事はコチラです⇒http://nurebumi.cocolog-nifty.


| | コメント (9)

2015年10月 1日 (木)

道は二つに一つだけよ



石鹸つけて体洗わないのは

     やっぱり     いやや

頭皮、湯洗いしてはるってハナシやけど
それで・・くい止めてはるってうわさやけど・・

杏ちゃんの黒髪をモフモフと洗ってあげてるCM。
企業から文句は出ないんやろか。

もうええやんあきらめなさい。
元々結婚できるわけなかったんやし
元気出してや。マサエちゃん(59歳・既婚)

せめて。福通の株でも持ってたら良かったのになあ。

そんなことより

今ね、わが身を半分に引き裂きたいほど悩んでいますねん。
上下に半分とちがいますよ。左右に半分です。

身体が二つ欲しいよ。
こんなのが、もう一人・・怖い?

実は「クリスマスディナーショー」と「遺跡研究」がバッティングしてしまったんです。

ディナーショーはもちろん「歌手として出演」です。
はいな。そのようなことになっておりましてん。

大阪の(恐ろしく有名な)某ホテル32階スカイラウンジで、うちら「どんじゃらほい」の出演が決まり、激しくレッスンをしている最中であります。

遺跡のほうは、毎年恒例の「遺跡を愛する」方々との勉強会で、今年はマルタ島に決まっていました。それが諸般の事情から秋⇒12月になってしまいました。

げ。もう海外旅行はやめたんじゃなかったの?
はい。それがね、みんなが「隠遁生活はまだ早い。あそぼ、あそぼ」って言うんです。

もう・・どないしょ

シュープリームスのセンターとしての責任を果たすか・・
学究の徒として生きるか・・

あした、ボーカルレッスンですねん。
決定を迫られています。

友人たちもディナーショーを色んな意味で楽しみにしてチケット買ってくれるっていってたしねえ。

つ・・つらい・・
歌手であり学問のしもべであることが・・

Dsc03791


まわる廻るよ・・あたしの心


サイドバーのバックナンバーをクリックすると全記事がご覧になれます。
2009/9~2013/8 の記事はコチラです⇒http://nurebumi.cocolog-nifty.


| | コメント (4)

« 2015年9月 | トップページ | 2015年11月 »