VIVA・あまがさき。街のカレー屋
昨日の「水飴屋」さんへ行ったのは4月中旬のことです。
名残の桜が咲いている肌寒い日でした
たった1か月前なのに、う~んと昔のような気がします。
怖ろしい速さで月日は巡る。
おたまババァになってゆく・・
俳句では「花は葉に」という季語(初夏)があるのですよ。
あの美しかった花(桜)を惜しむ心とみずみずしい桜若葉を愛でる心。
移ろいの微妙な時間をとらえた美しい季語です。
知っているようで実は知らない街。
初めての駅を降りてふらりと歩いてみるのは楽しいものです。
俳句があるからこうやってブラブラしても怪しまれないのね
この、写真。思わずシャッター。(アカンね。楽しんだら)
駅前公衆トイレに貼ってありました。
へんなもの?
ワルサ?
ベンショウは小便のひっかけか
とりあえず、
ヘンなものって何やろ・・・・
突っ込みどころ満載の貼り紙。
トイレの各とびら。さらに個室内にしかも数枚。貼ってあります。
全て、手書き。 しかも紙の再利用か「ヘルメットを着用すること!」なんて文字が透けて見えてる。しかもガムテ貼り。
管理事務所の人、よっぽど困ってはるんやろね。
・・・・・・・・・
ヘンなもの。 変な物 ・・・・気になってしゃあないわ。
よ~く見たら、8月の日付です。
長いこと、困ってはるみたい。
さすが。アマやな
(うちら、アマガサキとは言わず「アマ」といいます。
アマの発音はハ長調ファ+ソの♯です)
わけの解らん感動から、街歩きはスタートしました。
商店街・寺町・・・尼崎。ほんまにエエとこです。
太平洋戦争末期の米軍による機銃掃射の跡の残る塀が当時の場所にそのまま残っていました。保存に関しては多くの方のご尽力があったのではないかと思います。
「カンナ燃ゆ機銃掃射を語りし母」 おたま
カンナは夏の季語、この句はずいぶん昔のものです
創業70年の老舗グリルで昼食予定だったのですが、なんと定休日。
三軒隣りのカレー屋さんへ入りました。
写真は無いのですがレトロな内装が素敵。ここのカレーはレトルトパックも大人気で、とっても有名なのです。久々に「本物のカレー」を食べたような気がしました。
「ふらり寄る街のカレー屋春の昼」 おたま
場所を移しミニ句会を開いて、お茶を飲んで、さあ帰りましょうというときに、大変なことに気が付きました。
パスケースが無いのです。鞄にもポケットにも・・・プリペイド式の交通機関用ですがもちろんクレジット機能もついているものです。
思い当るのは、カレー屋さんでコートを脱いで、脱衣バスケットに入れた・・・
あれから二時間半も経っています。
どっひゃあ。
ありました。
なんと、そのバスケットの底に鎮座なさっていました。
あれから何人ものお客様が利用されたでしょうに・・・
VIVA 尼崎
ええとこでっせ。
兵庫なのに大阪のような・・兵庫なのに市外局番06の・・
尼崎。ほんまにエエ街でした。
この日商店街のアーケードには
(阪神タイガース)「優勝全店セールまで 129日」のマジックナンバーが点滅しておりました。
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