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2015年2月18日 (水)

四代目中村雁治郎襲名披露


baseballbaseball


久々の「歌舞伎カテ」でございますので今日は憎まれ口を叩かないよう気を付けたいと思いますbleah

大阪松竹座二月歌舞伎「四代目中村雁治郎襲名披露」
夜の部を見てきました。

clover

もともと歌舞伎の発祥は関西です。
歴史や土壌に育まれ花開いた「和事」と言われる上方歌舞伎は上方で起こり上方の役者により育てられました。

大阪の人に愛され上方の顔であった初代中村雁治郎(1860~1935)
大阪の誇りともいわれた彼の人気のすごさ。
関西人にとって「雁治郎という名跡は」は特別なものです。
こう詠まれています。

「初芝居大阪のもつ雁治郎」 青木月斗

なんか・・すごい。

彼はまた
「ほうかむりの中に日本一の顔」 ともいわれた超二枚目であったそうです。
(ほうかむりとは言わずと知れた心中天網島の紙屋治兵衛)

この度の東京生まれ東京育ちの「がんじろはん」の誕生に一ミクロンの不安というか「どやねん」という気持ちを抱くおたまは、やっぱり心が狭いのでしょう。

M


で、初代から一代飛ばしまして(bleahもちろん名優さんですが今は「顔」の話です)
三代目(現坂田藤十郎)はご存知の通り若き日より二枚目の誉れも高きお方。
そして幸いなことにこの四代目も父親譲りのはんなりしたお顔立ち。
ぽっちゃりした身体つき。まこと和事にはうってつけのビジュアルの持ち主だとおもいます。

前置きが長い!ひとつ褒めるのにここまでかかった。

clover

今回の出し物「曽根崎心中」

冗談抜きにといえば角が立つ、意外にも・・これもあかんね。
よかったです。^^

「えろうやつれて・・・」のところでは「ぷっ!」と吹いてしまいましたが
細かいことを言えばきりがありません。
(今日はホメるというスタンスです)

彼は、声がいい。色っぽいです。

芝居の最初のうちはそのコロコロしたボディが気になったのですが、だんだん、それでええやんと思えてきました。

clover

実はおたま、現坂田藤十郎が扇雀から雁治郎(三代目)に襲名するときの興行も見ています。
1991年初春の中座です。
この時は周囲に「扇雀」を惜しむ心があったように思います。
それは、扇雀として成駒屋の芸風をある程度確立していたという実績によるものでありファンも多分ご本人も「扇雀」に愛着を持っておられたのではないかと思うのです。

それを考えるとき、この4代目の胸の内は・・どなんだろ
なんてね。大きなお世話ですね。

(今日はホメる)といえば・・
この日の大向う。良かったです。たぶんお三方。
しぶく、よく間があっていました。

時々。体育会系に出会うもので、ほっとしました。

clover

曽根崎心中の内容
あたし、絶対にいややわ。殿方に付き合って死ぬのなんか
というお話と

連獅子
壱太郎の踊りはええわあ。成駒屋安泰やね
という感想と

義経千本桜
先代猿之助は狐にしか見えまへんでしたで!
という話は

また、後日記録しておきたいと思っています。


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コメント

襲名披露は賑やかで良いわぁ~~♪
壱太郎さん、華やかで綺麗で観てるだけで嬉しくなります♪
新歌舞伎座オープンは毎月、朝昼夜と通った月もあったけど、ここんとこすっかりご無沙汰です。
男だったら着流しに信玄袋下げて大向こうになりたいです!
(いつも一人で口の中で掛け声掛けてます。(^^ゞ)

続きを楽しみにを待ってます♪

投稿: 熱烈 | 2015年2月19日 (木) 08時35分

baseball熱烈さん
壱太郎、踊りいいですねえ。
なんやろ・・
見ごたえありましたよ。

投稿: おたま | 2015年2月19日 (木) 11時10分

新がんじろはんは一応京都生まれです。すぐに東京に移住していますが。関西弁を一所懸命つかおうつかおうとしているところが好感度たかし。
ぽっちゃりですがほんとは美男子。この方の本領は喜劇にあると思うので、もっと襲名披露でも喜劇をやってほしいです。

投稿: ヴェルデ | 2015年2月23日 (月) 21時55分

baseballヴェルデさん
鋭い突込み。おおきにですlovely
名跡を継ぐということは、とりもなおさず「家の芸」を後世に残すためのバトンを渡されたという事。
成駒屋の芸を代表する演目が並ぶのは襲名披露としては当然だと思います。
新がんじろはんはある意味「かせ」をはめられたのかとも思いますが、おっしゃるように愛嬌のあるユーモアに満ちたお役もどんどんやっていただきたいとおもいます。

投稿: おたま | 2015年2月24日 (火) 10時54分

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