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2014年3月 6日 (木)

2011・3・11



君子蘭。
たいした世話をしてもらうわけでもなく
夏は木の下に放置され
寒くなって、やっとお家に入れてもらっても
掃除の邪魔だってチャーリー(掃除機)に突かれる。

それでも、ちゃんと時期がきたら咲いてくれる。
株を増やして子孫繁栄。

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毎年、咲いてくれてありがとう。

あの日、吟行で伊丹市の緑が丘公園へ行きました。

嘱目は「梅」
朝は雪がちらついていました。

 

    「駅ひとつ過ぎるまに消え春の雪」

 

日差しはあるのに風が少し冷たかった。

    「春寒や動けば音のするジャケツ」

 

それでも、昼のお弁当を広げる頃は陽が射して、のどかな梅日和になりました。

    「あたたかや亀の形の石に座し」

 

    「梅林を抜けて下校の女学生」

帰りに、乗り換え駅の中にある明るいお店でお茶を飲みました。
本日の吟行の成果を、みんなでキャッキャッと語り合いました。

店の外に張り出したテーブルでは一組の男女が楽しそうにおしゃべりをしていました。

    「薫風や手話の手動くカフェテラス」

 

薫風には少し早いのですがそんな気分でした。

・・・・

目の前の紅茶のカップとケーキのお皿がゆ~~っくり揺れているような気がしました。
めまいかな?少し疲れているのかな・・・

誰も「揺れ」を口にしないので地震だとは思いませんでした。

帰宅してテレビをつけると、信じがたい光景が画面に映し出されていました。
一瞬。阪神淡路大震災のことがよみがえりましたが、実体験に基づく想像力をはるかに超えた現実に体が震えました。
このとき、福島の原発事故には考えもおよびませんでした。

 

これが三年前の3月11日の記憶です。

君子蘭はあの日とおなじように、今年も綺麗に咲いてくれています。

 


;2009/9~2013/8 の記事はコチラです⇒http://nurebumi.cocolog-nifty.com/


 

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コメント

こんにちは!

お邪魔します!

花の中で、君子蘭が一番好きです。

投稿: 幸奈 | 2014年3月 6日 (木) 14時41分

忘れられない3.11
忘れてはいけない3.11
私は横浜の職場にいました。横浜では経験したことのない揺れでした。職場の人の車で帰宅できました。

君子欄見事ですね!あの日と同じ・・・ように咲いてくれて・・・ありがとうが君子欄に届いているのですね。
あの日から私のベッドには、懐中電灯とヘルメットそして目覚まし時計が並んでいます。寝返りでぶつかったりガチャガチャと音を立てたりしています。浅い睡眠が崩れたりしますが、私の安定剤の役目です。

投稿: いろは | 2014年3月 6日 (木) 21時13分

もう3年になるのですね。今でも原発はどうなっているのかニュースを見ても、さっぱりわからず、もう知ろうと言う興味も遠ざかってしまったようです。あの時は”放射能”にとてつもない恐怖心を持ちました。八王子の友人は車で嫁さんの実家の九州へ旅立とうと準備していたそうです。もう東京は駄目だって見切りをつけた会社が殆どだったって。

投稿: アンヘラ | 2014年3月 6日 (木) 23時31分

幸奈さん
はじめまして。コメントありがとうございます。
君子蘭はゴージャスで、部屋の中をパッと明るくしてくれますね。
また、遊びに来てくださいね。

いろはさん
体験者は、その時に得た知恵を知らない人に伝えるべきですね。
阪神淡路大震災のあとで、みんなしばらくは首から笛を提げていたけど・・忘れちゃってます。
備えあればうれいなし!
あ。履き物も大事ですよ。窓ガラスが割れて歩けない状態になりますから・・

アンヘラさん
東京の知り合いの女性は息子さんを連れて大阪でホテル暮しをしばらくされました。
行動がめちゃくちゃ早かったです。
ご主人がアメリカ人で何が何でも東京から離れなさいと言われたそうです。

フクシマに留まるしか・・あるいはフクシマに帰れない・・多くの人を思いますね。
それにつけても。国の無策!

投稿: おたま | 2014年3月 7日 (金) 09時12分

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