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2014年1月 8日 (水)

寒卵



おたまの尊敬するもののひとつに「ニワトリ」がある。

ニワトリは偉い。年がら年中タマゴを産む。

しかも、滋養満点。

みなぎる活力。溢れる自信。「あの頃の自分」を取り戻したい殿方が送料無料につられて取り寄せる強壮剤の類よりなんぼか確かである。

タマゴを飲め!タマゴを!とおたまは申し上げたい。

いや。
偉いのはニワトリではなくニワトリを孵した卵のほうである。
しかし、その卵を産んだのはニワトリ・・・ま。そんなことはどうでもいい。

Sany0013

この「地養」というのは造語ですかね。
言うなら「地飼い」か「滋養」じゃないの?
日本語が乱れておる・・ま。それもどうでもいい。

年がら年中産まれるタマゴではあるが特に、今の時期。寒中に産まれる卵は「寒卵」(寒玉子)と言って晩冬の季語になっている。

両の手で包み持つ卵の温かさ。充実した生命力。
寒中なればこその格別の「たまご」

 「万屋の寒の卵と下船せり」 おたま
   (よろずやのかんのたまごとげせんせり)

瀬戸内海の小さな島に小さな船で渡った。
島に暮らす人々が生活の手段として使っている船だ。
我々数人の観光客とともに野菜や日用品などの生活物資も降ろされる。タマゴの段ボール箱もあった。

卵はザラザラとした手触りのものが新鮮だと言われたのは昔の話。
今は洗浄されて出回る。しかもパック詰めでは確かめようがない。

例えば数個使うなら。ポンポンとボールに割り入れて行くのではなく、一個一個、小さな入れ物に割って腐っていないか確かめる。
もしも3個目が腐っていたら前の2個がダメになるのでね。

卵は平らな所で割る。殻が中に入り込まないように。

ボールの底に菜箸を当てて一の字を書くように卵を混ぜる。こうすれば空気が入らない。

黄身と白身に分けるときは手のひらを使って。指の間から白身を落とせばいい。手は高級な調理器に勝る。

 「子の友がなぜか居る朝寒卵」 おたま
   (このともがなぜかいるあさかんたまご)

みのもんたのチキンな次男ほどではないにしろ、
ウチの次男坊。明星氏・・・
ワルだった。
15・16・17歳のころだったっけ
良からぬ輩がぞろぞろと彼の部屋から出てきて朝飯食って帰っていった。
みんな、いいおっさんになった

 


 ;2009/9~2013/8 の記事はコチラです⇒http://nurebumi.cocolog-nifty.com/


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俳句・吟行」カテゴリの記事

コメント

何を隠そう、私の家は養鶏をしていました。
卵を取るためです。もみ殻に埋めて出荷していました。
生みたての卵は暖かい。殻の薄い物や割れたものが自家用です。
なのでゆで卵は遠足の時しか作ってもらえませんでした。
何十年も前と今と値段はあまり変わらない気がします。続いてなくてよかったかもですが、
家業の卵のおかげで成長できたのでしょうね。

投稿: ばんび | 2014年1月 8日 (水) 18時47分

おたま様

日々の暮らしは尊いなぁと感じます。
 「万屋の」の句も
 「子の友が」の句も。

去年の秋頃から煮卵に凝っています。
お弁当に入れると美味しいです(*^_^*)


投稿: るべる | 2014年1月 9日 (木) 16時15分

ばんびさん
そうなんですか・・
素人が考えても養鶏農家は大変だと思います。だってずーーと10円ですもの。
30円のうどんが600円になってるのにですよ。
一人の賄だから量はいらないので品質のいいものを求めたいと思っています。
ウチはお米と卵は贅沢をしているとおもいます。贅沢といっても卵は30円です。
やっぱり大変ですよね・・。

おたま。初めて覚えた歌謡曲が「ミネソタのタマゴ売り」でした^^

投稿: おたま | 2014年1月 9日 (木) 16時43分

るべるさん
褒めていただいたのに、次はケツ(尻)をまくっているお話です・・
消しにいこうかしら・・・

煮タマゴよろしゅうございますね(o^-^o)。

投稿: おたま | 2014年1月 9日 (木) 16時56分

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