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2013年11月26日 (火)

数珠玉の思い出



11月の兼題は「数珠玉」でした。
こんな田舎に住んでいても見かけることはほとんどありません。

子どものころ、糸でつないで腕輪や首輪をつくったり
お手玉の中に入れて遊んだ記憶があります。
金色の鈴やこはぜを入れるとシャリンシャリンと可愛い音がしました。

数珠玉は綺麗な水辺ではなく
町の中を流れる汚れた川の傍で見たように思います

生活排水が川に流れ込んでいたのは昭和の何時頃までだったでしょう。
川はいつしか埋立てられ地下を下水管が通るようになります。

 「数珠玉やどぶ川といふ遠きもの」 おたま

もう、20年・・もっと前のことです

ある小さな駅を降り、小さな橋を渡り、山側に向かって、細い路地に入ると
川が流れています。
昔ながらの小さな自然の流れです。
川に沿って車がやっと一台通れるほどの道が続いています。
その突き当りに風変わりな建物があります。

ある社会活動家の住まいでした。
辺りの景色が・・・まるで
時間が昭和30年代で止まっているようでした。
主はすでに亡くなっておられました。

その方の出された「自分史」全5巻。
事実は小説よりも・・・非常に面白く読みました。
今、アマゾンで調べてみると一巻(文庫本)24000円で出ています。
貰っておいたらよかった・・・

そこで仕事というか、お手伝いをしたことがあります。

理論も実践もおたまとはかけ離れたところにありましたが、
刺激的で面白いところでした。

有吉佐和子さんが、ここに泊まったことがある。
元気のいい方でね。
「野上弥生子がトップにいるようじゃ女流文壇もダメね」っておっしゃってた。
と聞きました。
当時の文壇の権威主義がうかがえて興味をそそられました。

著名な小説家の逸話。
教科書で習った人物たちとの交流。
好奇心をツンツンと刺激する場所でした。

そういえば、その川沿いに数珠玉が生っていましたっけ・・・

最近、近くを訪ねることがあり
その場所へ行ってみました。

地元の篤志家が提供された土地はそのままで
建物は閉鎖されていましたが残っていました。

ここで過ごした数か月が遠い出来事のような気がします。

 「数珠玉や雨に迂回の通学路」 おたま

今日は冷たい雨が降っています。

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俳句・吟行」カテゴリの記事

コメント

そのように貴重な交流をなされたおたま姉さまこそ、つれづれなるままに自分史をお書きになるべきでは?

>「野上弥生子がトップにいるようじゃ女流文壇もダメね」っておっしゃってた。

うーん。野上も有吉も縁のないアングロファイルですが、野上弥生子と有吉は遠いようでいて案外近いのかも…。って思いません?
そもそも「女流文壇」なんていってちゃダメ。無差別級で男女入り乱れてバトルロワイヤルすべし。
(ヴェルデ内にて現存作家で勝ち残ってるのは乙川優三郎です)

投稿: ヴェルデ | 2013年11月27日 (水) 01時12分

ヴェルデさん
「元気な人」はかなり「強烈な人」でもあったようです。文学の本質というよりもっと俗っぽいところで色々あったらしいです。

乙やんといえば「はぐれ刑事」
あれは・・音やんか・・

http://nurebumi.cocolog-nifty.com/blog/2009/10/post-58b2.html
ここで、ちょっと触れていますのでメチャンコおヒマな時に覗いてみてください。
読もうと思い、読んでないわ。
一押しですか?

投稿: おたま | 2013年11月27日 (水) 09時14分

おおっ、『麗しき果実』。全部読んでしまうと全財産を使い果たした気分になるので、乙川作品は少しずつ、少しずつ読んでいます。

…よい漆器がほしくなりました。

投稿: ヴェルデ | 2013年11月28日 (木) 00時30分

ヴェルデさん
そういえば、今年の目標のひとつに「本を読む」がありました。
もう、12月やっつうねん。
乙やん。ちびちびいけますか。旨い酒ですね。図書館にいってきますわ。

投稿: おたま | 2013年11月28日 (木) 11時21分

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